「口臭を納品する」能力
「どこの誰が受領するんだよ」
「でも『納品』ってちょっとカッコ良さあるよね。メガネ系の主人公が『納品完了っと(クイッ)』みたいな決めゼリフ言ってて欲しい」
「自分の口が臭いことを良いように言っただけだろ」
「糸井重里を圧倒する」能力
「具体的には一切わからないけど、とにかくすごいんだろうな、ってことはわかる」
「なかなか糸井さんが圧倒されてるシーンって見れないからね」
「メディアにすごい影響力を持ちそう」
「ただあくまで能力で圧倒してるだけだから、中身は一切ない。だから、みんなポカーンとすると思うよ」
「そっか…。『糸井さんが狂った』としか思われないか」
「連れ子を真水に変える」能力
「来たわ。この能力は来てる」
「確かにヤバい。真っ当な思考法じゃ絶対に出ないですね。こんな邪悪な能力見たことない」
「『おかーさん、おかーさ……(パシャン)』だからね」
「ラスボスなのか、デスノートみたいなダークヒーローなのか。とにかく、こいつが出てくる漫画は読んでみたい」
「マイケルジャクソンの死体をバズらせる」能力
「怒られるぞ!」
「『これが本当のスリラーだ!』って見出しつけて」
「そりゃバズるだろうけど。ただのモラルがない奴でしょ、それは」
「ヤンキー女をその土地の名産にする」能力
「ああ、な~んか良いなぁ、この能力」
「富山県の名産が『アケミ 17歳』とかになる」
「『ああん? 何だテメエは!』『ヒヒヒ…、キミを名産にしてあげるよ』的なシーンから始まるんでしょうね」
「なんか独自の哲学を持ってそうでキモい敵だね。『いいじゃないか…、キミは永遠に名産品として親しまれるんだから…』みたいな」
「ゲリ便に住む」能力
「住むな」
「便利な能力だよね。ジョジョ5部の亀みたいな能力でさ」
「住むな」
「仲間が足りない!みたいな時に『なんだなんだ、うるせーな。ゆっくり寝かせてくれよ』ってそこらへんのゲリ便から現れて味方してくれるよ、きっと」
「もう一度言う。住むな」
「くっさいチンポまでの定期券を買う」能力
「買うな」
「3ヶ月で買うべきか、6ヶ月で買うべきか。それが大きな分岐点になるだろうね」
「うるさい。買うな」
「呪われし右腕税を徴収する」能力
「確かに相手の特殊能力を逆手に取る系の能力はカッコイイけどさあ。税金かぁ…」
「年に1回住民税と同じくらいの額を徴収する。支払わないと金利もドンドン上乗せしていくよ」
「僕だったら呪われし右腕の封印を解いて、そいつを殺しますね」
「攻撃を無効化しつつ死ぬ」能力
「劇的に効いちゃってるじゃん」
「いや、1回無効化はしてるんだよ。んで、その後自分の能力で死ぬ。その1セットが能力だから」
「使えねえ~。あ、でも、待てよ。全体攻撃を無効化して仲間を守って死ぬ、みたいな熱い展開もあるのか」
「それは熱いね。ギャグキャラだと思ってた奴が思いの外活躍するとテンション上がるよね」
「最初バカにされる展開も含めて、意外と良い感じの能力かもしれない」
「ホリエモンの乳首をどこまでも伸ばす」能力
「こいつだけはマジで使い道ない」
「でも『どこまでも伸ばせる』からね? 堀江さんが最近イレ込んでる宇宙までも乳首を伸ばせるよ?」
「伸ばしたから何なんだよ」
「ブラックホールに乳首吸われてイ~イ気持ち」
「頼むから死んでくれ」
「お豆腐をイカせる」能力
「『イクイクイクイクイク!!! イックゥゥゥゥゥゥゥ!!!!! イ!! イ!!! イックゥゥゥゥゥウウウン!!』 豆乳ぴゅぴゅぴゅぴゅ~~~!!」
「もう終わり。おふざけが過ぎるのでもう終わりです」
「『連れ子を真水に変える能力』を個人的に気に入り過ぎたので、オモコロライターの凸ノさんにイラスト化してもらいました」
「どういうモチベーションで連れ子を水にしようとしてるかがサッパリわからなくて怖いですね。『水』って書かれたヘッドギアしてるし」
「来週からジャンプで連載するそうです」
「しません。息を吐くように嘘をつくな」
いかがでしたか? 設定に詰まってしまった漫画家の方はぜひお試しください! 恐らく、担当さんから叱られます!
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