「知ってる? 2014年の流行語大賞は『ダメよ~ダメダメ』と『集団的自衛権』だってね」
「そうみたいですね。流行語に選ばれちゃうと、ちょっと使うの恥ずかしかったりしますが」
「まあ、流行語って確かにそういう側面はある。でもさ、2015年の流行語を先取りできたとしたら、スターになれると思わない?」
「なれるでしょうね。そんなことができればですけど」
「それができるんだよ…、これを使えばね」
「で、でた~~~!!! くしゃくしゃのドンキの袋に入った、大量の小汚い単語カード! これはもしかして…」
「そう、オフィスから1歩も出ずに2時間程度で作れるわりには、そこそこ人気あって数値も良いコスパ最高のワードシャッフル記事シリーズだよ」
「そこまで手の内を明かす必要はないと思う」
「今回は流行語っぽい単語を大量にぶち込んでみたんで、思いもよらない2015年の流行語候補がたくさん生まれるはず!」
「なるほど、もしかしたら万に一つの可能性でここから流行語が生まれることもあるかもですもんね! 早速やってみましょう!」
■全く新しい流行語作りのルール
1.プレイヤーはカードの山から2、3枚ランダムにカードを引き、台の上に置く
2.カードを開き、今まで見たこともないような流行語を完成させる
3.できあがった言葉を無理やり解説して流行語っぽく仕立てあげる
それでは全く新しい流行語作り、スタートです!
「集団的自衛富士」
「これは横綱だろうね。2015年に横綱に昇進して大活躍する力士の名前」
「四股名強そうではあるけど、社会派過ぎて扱いに困る」
「負けそうになったら、同じ相撲部屋の力士が一緒に闘ってくれるから無敗」
「強すぎ」
「チャHジャパン」
「チャHが2016年リオデジャネイロ五輪の正式種目に決定!!」
「絶対に決まるわけない」
「『ほら…、もうこんなになってるよぉ』って、チャットで素早くタイピングすることを競う競技」
「開会式でモテなさそうなおっさんがぞろぞろ行進してくることを考えるとゾッとします」
「安易すぎる解散」
「お、なんかいいじゃないですか! 全くの偶然だけど世相を斬ってる!」
「ただ残念なことに、これ2014年の話だよね」
「そう言えばそうだった…」
「これが2015年にも流行するように、もっかい衆院解散しろ! とっととしろ!」
「身勝手すぎるよ」
「歯クソとは違うんです」
「じゃあ何なんだよ」
「耳クソ?」
「どちらにせよ、そんな堂々と言うようなことじゃないだろ」
「ナチス堂だっちゅーの」
「何それ? 『世界堂』みたいなお店?」
「世界堂みたいなお店だね。そこにパイレーツが行ったんだろうね」
「それが何で流行語になるの?」
「さあ?」
「フィストファッカー内閣」
「ねじ込むような、無理矢理な入閣を痛烈に批判した名言だね」
「理屈はわかるけど、日本人の民度ってこんな言葉が流行するほど低くなるの?」
「後の『スカルファック解散』の原因とも言えるね」
「勝手に言葉作るのやめてください」
「マイルドヤンキーパスタ」
「スパ王だ」
「確かにマイルドヤンキーは食べてそうだけども」
「スパ王のたらこだ」
「だったら、普通に『スパ王のたらこ』って言う方が短くて済むからね。絶対流行らないと思いますよ」