前回やった「1」はこちら。多様性の時代を迎え、人それぞれの個性にあった生き方や商品などが求められていますが、それは悪口においても同じ。既存の価値観にとらわれない思考の盲点に住まう言葉を導き出すため、「偶然」の力を利用して、新世紀の悪口を創出するのダ!
■「新しい」悪口作りのルール
1.プレイヤーはカードの山から3枚ランダムにカードを引き、対戦相手の前に置く
2.置かれた側はカードを開き、悪口を完成させる
3.完成させた悪口には説明責任が発生する
今回はオモコロスタッフから原宿と永田が挑戦します。それでは悪口作り、スタート!
原宿「iphone成金ババア」
永田「最近のIT業界ではいるんでしょうね、こういうのが。アプリで一発当てたのかな」
原宿「“働く女性のための、女磨きアプリ!” みたいなやつでね」
永田「割とリアリティーのある悪口ですね。実際誰かが言われていてもおかしくない」
原宿「あなたの近くに、iphone成金ババアはいませんか?」
永田「こりずに暴走寿司」
原宿「こりずにってことは何度か暴走してるんだ」
永田「“あ~、またやっちゃったよあの寿司屋” って。周囲も呆れ顔ですよ」
原宿「回転寿司のレーンを、皿がとれないぐらいの物凄い速さで回したのかも」
永田「注意されてもまたやりますけどね、こいつは。こりないから」
原宿「上っ面手取り8万仮面」
永田「迫力ないマスクマンだなー」
原宿「上っ面で仕事してるのバレバレだから、そこが査定にも響いてるんだろうね」
永田「いつか真剣に仕事に取り組んで欲しいという、期待も込めての悪口ですね」
原宿「お前のためを思って・・・って、パターンのやつだ」
永田「くっさぁ~い! 金玉っ子ちゃん」
原宿「おすぎとかが言いそうだね」
永田「あんた! まだ金玉なんかつけて! 金玉なんてさっさととっちゃいなさい! くっさぁ~い金玉っ子ちゃんね!」
原宿「まぁおすぎには金玉ついてるけどね」
永田「最低の会話だな」
原宿「宇宙オムレツ依存症」
永田「SF短編小説みたいな趣きがありますね」
原宿「前やってた時もこういう星新一が書いてそうな言葉が出たんだよね。このゲームやると、絶対一個は星新一のショートショートみたいな言葉が出てくる」
永田「確かに“ボッコちゃん” 収録作品って言われても納得する。むしろ“えっ! なかったの!?” って思うぐらい」
原宿「星新一ゲームという名前で、綺麗な内容のゲームにするべきなのかもしれない」
永田「またオムレツ引いちゃった。上質おしっこオムレツ」
原宿「これは星新一書いてないやつだな」
永田「上質な美女の搾りたてのおしっこ使ってるんで、その筋の人は大喜びでしょうね」
原宿「それ悪口じゃないじゃん」
原宿「歯がないキリスト汁」
永田「え? どういうことですかこれ」
原宿「そんなの俺に言われても困るよ」
永田「それを説明しなきゃいけないゲームでしょうが!」
原宿「理不尽だ!」
永田「全然感じないくっさぁ~い!マグロ」
原宿「ひどい。品性の欠片も感じられない言葉」
永田「すっごい遊んでるチャラ男とかに吐き捨てるように言って欲しいですね。“あの女、臭いマグロ。全然感じない、くっさぁ~いマグロ!”」
原宿「そいつが死んでも誰も悲しまないだろうな」
原宿「ウスノロ和風マジックミラー号がいく」
永田「ちょっと要素詰め込みすぎてて整理できない」
原宿「最近のAVは先鋭化が進んでるから、こういうのもそのうち出るかもしれないね」
永田「このゲームで、AVのタイトルを作って遊びたくなってきました」
原宿「全く新しいAVのタイトルを考えよう!にしてもいけるな」
永田「ゲリ鬼対談」
原宿「なんの対談してんだ」
永田「対談とは関係ないですけど、ゲリ鬼って響きがなんかいいですね。小学生が遊んでそうで。ゲリ鬼」
原宿「だんだん悪口と関係なくなり始めたな」
原宿「残尿女子高生オークション」
永田「狂った金持ち、って感じがすごくしますね」
原宿「残尿感でモジモジしてる女子高生を、“もっと、もっと若い残尿感が欲しいんじゃ!”って叫んでるヨボヨボのジジイが競り落としていくオークション」
永田「残尿感を買うって何?」
永田「出っ歯サンタクロースじゃダメなんですか?」
原宿「蓮舫は何を仕分けようとしてるの?」
永田「新しく公益法人作らなくても、これまで通り出っ歯サンタクロースにやらせりゃいいじゃん、って」
原宿「出っ歯サンタクロースが携わってる行政なんてあったんだ」
永田「出っ歯サンタクロースそのものを仕分けちゃってもいいと思いますけどね」
まだまだ続く新しい悪口開発! 後編はこちらです!