大変だーーーーー!!! 「鬼滅の刃」の連載が終了したーーーーーーー!!!
いつの話?
終わったのって、去年の5月では?
実は最近まとめて読んだから、今、改めて「終わったんだ……」という余韻が来てるんだよ。
知らん。
ここまでの人気作の連載が終わって、みんなポッカリと心に穴が開いたような気持ちでいるはず……。そこで今日は「鬼滅の刃」に続く、大ヒット少年マンガのタイトルをオモコロ編集部で考えよう。
タイトルだけですか?
まずタイトル。タイトルさえあれば、内容はついてくる。
なるほど。しかし、そんなタイトルをどうやって考えれば……
俺たちにはあるじゃないか、過去何度もやってきたあの伝家の宝刀が。
アッ
記事が足りないときにお馴染み、単語シャッフル記事……!
今日は偶然の力だけで、鬼滅の刃を超える大ヒットマンガのタイトルを発明します!
偶然のチカラだけでっ!?!?!?
■新しい「少年マンガ」作りのルール
1.プレイヤーは場のカードから、「上の句」と「下の句」の2枚のカードを引く。
2.カードをつなげる際、「の」「と」「を」など助詞を加えても良い。
3.カードをオープンし、「鬼滅の刃」に並ぶ傑作の予感があるタイトルを完成させる。
4.興行収入8兆円超え。
例)
「鬼滅の刃」
つまりはこういうことです。2枚のカードを引くだけでアーラ不思議、新しいマンガのタイトルができちゃうってわけ。
そんなに都合良くはかっこよくならないと思いますけどね。
「鬼滅の刃」も、これと同じ方法で名付けたらしいです。
適当なことを書くと本当に怒られる。そういう時代がきている。
よし! さっそく引くぜ! シャッフルの呼吸、壱の型!
めちゃくちゃつまんねー
「鬼滅の刃」→「地獄のバニラ」
ちょっとかっこいい。
地獄でバニラアイスを食う話?
確かにアッツアツの血の池地獄の中で食うアイスって格別だろうな。それを狙って、地獄にサーティワンの新店舗を出店する話だね。
主人公は、アイス屋を作るために一度死ななきゃいけない。
魂はともかく、アイスって地獄に持ち込めるの?
それを実現するため、アイス葬で葬られるんだよ。肉体も保存できるし一石二鳥!こういうアイディアがバンバン生まれるから、シャッフル企画はすごいぜ。
描かないやつが言っても無責任ですけどね。
「鬼滅の刃」→「メガネの懺悔」
メガネの奴が次々と懺悔していく、そういう話です。
なぜメガネの奴だけが?
メガネの奴は、だいたい後ろめたい話を持っているから。
神父さんがある日ふと思うのかもね、「なんかうちの教会、懺悔にくるやつ全員メガネだな…」って。
そんなことだけで、話が続くか。
「鬼滅の刃」→「覇道の座薬」
ずいぶん仰々しい座薬だな。
座薬を仕込んで、政敵を失脚させていく話?
どんな覇王も、座薬を入れる時だけは情けない姿になるし、等身大の自分になれる。これは自分を裸にしてくれる座薬という存在にハマった、チンギス・ハーンの新たな物語。
設定がめちゃくちゃすぎる。
「鬼滅の刃」→「湿気の出前」
これはすごいぞ。湿気がメインの漫画って今までにあった!? 今までにあった!!!!!!?????????
興奮しすぎ。
しかも「出前」するってことは、湿気をウーバーイーツみたいに宅配するサービスの話…
乾燥でのどをやられちゃった声優さんの元に、湿気を出前する男がきて、そいつがおかもちの蓋を開けると「もわっ……」と出るんだろうね。湿気が。
その1話で終わりでは?
地方巡業の演歌歌手編もいけます。
できて2話。
「鬼滅の刃」→「酢モツの差し歯」
早くも企画が終わり始めたぞ。
これはどんな話なんですか?
歯医者の漫画だよね、酢モツ専門のインプラント歯科。
そんな歯医者がいていいわけない。
インプラントってめちゃくちゃ高額なので、どうしても差し歯が欲しいという人のためにひと肌脱いでくれるお医者さんかもしれない。
「酢モツもね、ぎちぎちに詰めれば意外といけるんよ」
数ある素材の中から、酢モツをチョイスするのも気味が悪い。
「鬼滅の刃」→「かなりのマツキヨ」
もう少年漫画でも何でもない。
でもあるよね、「かなりだな」って思わせるマツキヨ。
「ほほう、3フロアあるのか。これはなかなか……」
池袋のマツキヨが結構大きかったと思うので、そこかな。「かなりのマツキヨ」。
みんなで行こうよ、かなりのマツキヨ。
そして安いミンティアをいっぱい買う。
「鬼滅の刃」→「つくねの絵画」
いいじゃんこれ。
つくねの絵……なんかいいですね。
確かにいい。俺、ちょっと欲しいわ。つくねの絵画。
オモコロで描いてくれている人たちにつくねを描いてもらって、それで絵画展をやろう。
オモコロつくね絵画展。次のイベントはこれだ!
オモコロライターのみんな、つくねの絵を描いてけれ!!!
「鬼滅の刃」→「エグめの恩赦」
どういうこと?
「え?こいつにも出ちゃうの?」っていうエグめのやつ。
絶対に表に出しちゃいけなそうな人にまで恩赦が。
そう、それがエグめの恩赦。恩赦なら仕方ないのかもしれないけど、エグいよね~ってみんなが言う。
どうやって漫画にするんだよ。
「鬼滅の刃」→「上司のボイパ」
上司から「俺、実はボイパできるんだ」と言われて聞かされている時の、空気。
この世でもっとも嫌な時間かもしれない。
ブッ バッ ツクツクカッ ツクツクカッツカ ブンブン ツクツク オォーーーーーン
無表情でボイパを聞いている主人公の顔を、50ページぐらい続けてほしい。
「鬼滅の刃」→「ドアホの理屈」
これはドアホなのに運だけで司法試験に受かって弁護士になった人が、勢いだけで勝訴を積み重ねていく漫画だと思います。
「異議は声が大きければ通るんじゃあ!!」
「控訴は力ずくで止める。これがオイのやり方たい!」
多分だけど、運だけで弁護士にはなれないはず。
「鬼滅の刃」→「無償の十六茶」
ん?
サンプリングですかね。
そうね。
そっかあ。
「鬼滅の刃」→「おへそのシーシャ」
シーシャの漫画って、まだ大きめの媒体ではないのでは!? これはチャンスだ。
シーシャの漫画はいいけど、「おへそ」って?
人生に疲れた人に、おへその上でコポコポ……とシーシャを沸かして、吸わせてあげる店長の話。
「なんか、店長のシーシャってあったかい……」
「今日のおへそはゼラニウムだよ」
シーシャの仕組み、知ってます?
「鬼滅の刃」→「従兄弟のコップ」
?
なんか文学性を感じさせる作品の匂いがします。
なるほど。肉親の使ったコップはぎりぎり使えるけど、従兄弟ぐらい離れると妙に他人の感覚がするというか…
近いのに、誰よりも遠い存在。それを従兄弟のコップを見た時に感じる。
あんまり今、「コップ」って言わないですけどね。
「鬼滅の刃」→「迂闊のいいね」
あー、これはかなりSNS時代っぽいテーマだ。迂闊に「いいね」を押したせいで、余計なトラブルを生んでしまうという。
「あの人の投稿にはいいねしてるのに、なんで私には押してくれないんですか?」
「このいいねって、私へのエアリプ?」
ちいせぇ話だなあ。
あなたはそれでも、いいねをしますか?
こんな住みにくい世の中に誰がした。
「鬼滅の刃」→「出社のマニア」
今年っぽいテーマですね。リモートワークになって出社ができなくなったら、なんか妙に張り合いをなくして……
「俺、会社じゃなくて出社が好きだったんだ」ってことに気づく。
そんな奴いる?
それから彼は会社を辞め、「理想の出社ルート」を探し求める旅に出る……
出社が好きで就職する人がいるかもしれないと思ったら、怖くなってきた。
「鬼滅の刃」→「実況のしっこ」
そろそろ終わりが近いな?
実況中にしっこがしたくなったアナウンサーにフォーカスした漫画ってまだないからね。これも盛り上がるよ。
「ゴーーーーール!」という絶叫と同時にしっこをすれば……とか、色々戦略を練っていく。
そんなに幅出ないだろ、戦略の。
しっこのピンチをしのいだと思った矢先、今度は!? 第二話「実況のうんこ」
誰もが打ち切りを願う漫画ナンバーワン。
「鬼滅の刃」→「巨大ふくらはぎ」
もうよく分からなくなってきたので、終わりにしましょう。
こういうのが出てきたら、諦めなきゃいけない。
「鬼滅の刃」という名前を使っているのすら申し訳なくなってきました。
すべては記事が足りなかったせい。俺たちは何も悪くない。
記事が足りないのが、そもそも「悪い」んですよ。
もう二度とシャッフル企画が戻ってこないよう、努力します。
この感じだと、多分またあります。それでは、また記事が足りなくなった時にお会いしましょう!
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