■はじめに
こんにちは、俺です。元気ですか?俺は普通です。
最近、「グミって簡単に作れる」という事実を知りました。
ゼラチンを混ぜて冷やせばただそれだけでできるらしいです。
難しいものなのかと思っていただけに、ちょっと驚きでした。
一方、ガリガリ君のコーンポタージュ味が出たことは
皆さんの記憶に新しい出来事かと思います。
コーンポタージュスープをアイス化するという赤城乳業の挑戦心に
感化されたので、今回は色んなスープをグミにしてやろうと思いました。
で、グミ化したスープを美味しいやつがどれなのか決めてみたいと思います。
そしてうまいやつは明治あたりに提案しにいって正式に商品化してもらいますね。
よろしくお願いいたします(金銭的な意味で)。
■作り方
あっためた【スープ 40CC】と【粉ゼラチン 5g】を混ぜて、
型に流し込み冷蔵庫で30分冷やすだけでおkです。
こんな感じ。不器用な貴様でも簡単に作れそうですね。
今回も同様に わたくしまきの、”火”のヨッピー、”風”の加藤の3人による
クロスレビュー形式で味見していきます。ちなみにわたくしの属性は”光”です。
白っぽくてプニプニした触り心地が愛らしくなりました。
まるで赤子のケツを触っているような、そういう優しいやつです。
優しいやつなんですが、必ずしもそれがうまさに直結するとは限らず、
触った感じから「食べたくない感」はビンビンに伝わってきました。
もぐ。
かまぼこみたいな食感だな・・・
味がうすいので醤油は欲しいですね・・・
ポタージュの味はかなり薄くなってるね。俺は一体何食べてるんだろう
ゲボ吐きそう
コーンポタージュ本来の味は非常に薄まり、ただのゼラチンのかたまりを
食べているような気持ち悪さがクチの中に広がりました。
食感が変わるかもと期待を込めて入れたクルトンも必要以上に水分を含み過ぎて
ブヨブヨにふやけており、最早邪魔な存在でしかありませんでした。
食後の不快感もかなりあったため、今後もこんなムカムカが募るのかと思うと、
故郷の母上様に杉のこずえで明るく光る星を見つけたことを報告したくなりました。
正直ガリガリ君コーンポタージュ味のおかげで、これが一番うまいだろと
高をくくっていただけに、グミ道(グミみち)の難しさを痛感しました。
見てください、この美しさ。コンソメの深いオレンジにクルトンが浮いています。
食べます。
「ウッ」
「グググ・・・」
「ゲエエエ・・・」
そんなに?
よくよく考えたら俺、煮こごりが嫌いだったわ・・・死ぬ
Wikipedia「煮こごりは、ゼラチン質の多い魚や肉などの煮汁が冷えてゼリー状に固まったもの。この煮汁がゲル化する性質を利用して、煮込んだ材料ごと冷し固めた料理のことも指す。」 |
確かに煮こごり感はあるけど、俺はそこまでかな。うまくはないけど
ジュラシック・パークに出てきた蚊が閉じ込められてる琥珀みたいですね
ポタージュ同様、味はほとんど無いのですが、噛みしめている途中の
鼻を通り抜ける空気に紛れも無いオニオンコンソメ感があり、
「ここに隠れていたんだね・・・」と思わざるを得ませんでした。
その香りでかろうじてアイデンティティを保っている、か細い存在。
わたしたちはそのか細さも愛さなければならなかったのですが、
食感はさっきと一緒で気持ち悪かったのでどうにもなりません。
あと、クルトンはマジで邪魔。殺す。
今回のグミ化で一貫してることは、「見た目はおいしそう」ということ。
かぼちゃスープは前の二つより粘度が高いので、濃厚な印象です。
においを嗅いでみるとあることに気づきました。
※ヨッピーはここからゲロ袋を持ち始めます
青くせえ!
なんで?
ゲボ吐きそう
もぐ
この味・・・
かしわもちみたい!
なんで?かしわもちとおんなじ味だ
ゲボ吐きそう
かぼちゃスープをグミにすると、何故かかしわもちの味になりました。
ただゼラチンしか入れてないのに・・・謎は深まるばかりです。
しかし かしわもちとしての味としてはまずくはなく、おいしく食べられました。
これであんこもまぜたら完全体のかしわもちとして爆誕するでしょう。