こんにちは。ゾンビ研究家のヨッピーです。

ゾンビ、殺してますか？

 

世の中に存在する映画やゲーム、漫画などで幅広く題材にされる「ゾンビ」ですが、そんなゾンビをモチーフにしたゲームアプリ「アンデッドファクトリー」をご存知でしょうか？

 

 

 

 

 

 

 

▶iPhone版「アンデッドファクトリー」をダウンロード
▶android版「アンデッドファクトリー」をダウンロード

 

 

そう、皆さんもそろそろお気付きかも知れませんが、今回の企画はこのアンデッドファクトリーのPR企画です。

すみません、こっちもお金貰わないとやってられないんで。

 

このアンデッドファクトリーは「ゾンビを生成しまくって、敵の陣地を送り込んで虐殺しまくる」という狂ったゲームなのですが、それと同時に「ゾンビの大群に襲われる自分の街をどう防衛するか？」というのが重要なテーマでして、色んな防衛施設を組み合わせてゾンビの大群を撃退する、戦略性を問われるゲームであります。

 

 

そこで僕は思いました。

 

 

 

 

 

 

実際にゾンビの大群が出たら、

どう戦えばいいの？

 

 

 

 

 

いやマジで。

 

警察に駆け込めば良いの？それとも家でじっとしてるべき？
ショッピングモールに立て篭もって上からショットガンで撃つ？

 

以前やっていた某テレビ番組では芸人さんが「東急ハンズもあるし、新宿の高島屋に立て篭もるべきだ！」って力説してましたが、東急ハンズは都市型のホームセンターだから重機や資材なんかはあんまり売ってないわけで、防衛戦には向いてないと思うんですよ。

 

 

 

では一体、何が正解なんでしょうか。

 

 

そこで今回は、その道のプロの方々のご協力を頂いて「マジでゾンビが大量発生した時に生き残る方法」について聞いてみたいと思います！

 

 

 

 

 

 

ホームセンターに行こう

 

 

さあ。そんなわけでまずはホームセンターの「カインズホーム」さんにお邪魔しました。

 

 

　※編集担当山口

「なんでホームセンターなんですか？」

 

「アメリカのゾンビ映画とかでゾンビが大量発生するとだいたい主人公がショッピングモールに立て篭もるんだけど、日本の場合は郊外のホームセンターがベストちゃうかな、って思うんよ」

 

「ほうほう。なんでも揃ってるからっていうことですか？」

 

「そう。ホームセンターなら工具も資材もあるからバリケードも作れるし、食料もキャンプ用品も置いてあって、立て篭もってサバイバルするには持って来いでしょ。だから今回はカインズホームさんにお願いして協力して貰ったんよ」

 

「なるほどね。ちなみに、この恰好で来る事は伝えてあるんですか？」

 

 

 

 

 

 

「え？一切言ってないよ」

 

「大丈夫なんですかホントに」

 

 

 

 

 

 

まずは登場人物紹介

 

 

ゾンビ研究家：ヨッピー

「ゾンビ研究家」を名乗っている割にゾンビにはあまり詳しくないが、

普段から色んなものを作らされたりしているせいでホームセンターには滅法詳しい。

好きな工具はスーパーツールの両口ラチェットレンチ。

 

 

 

 

 

 

元傭兵・軍事ライター：高部正樹

航空自衛隊を経てアフガニスタンのムジャヒディンに合流。

ソビエト連邦との戦闘やアフガニスタンの内戦を経てカレン民族解放軍に加入。

ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争にも参戦経験ありのガチ勢。

 

 

 

 

 

 

リスクコントロール株式会社代表取締役：伊藤慎一

陸上自衛隊出身。アメリカのミリタリースクールを経て警護、危機管理のスペシャリストとして活動。

現在はウイングスーツのプロパイロットとしても活躍中で、あの情熱大陸にも出演経験アリ。

 

 

 

 

 

 

カインズホーム千葉ニュータウン店スタッフ：窪田さん

会社の命令でわけがわからないまま変な恰好をした三人組に店内の案内をさせられている可哀想な人。

 

 

 

 

 

 

「皆さん本日はよろしくお願いします。よくこれだけガチ勢が集まったな、という感じなんですが、実際の所、ゾンビが大量発生したと仮定してホームセンターに逃げ込むっていう選択肢はアリなんでしょうか？」

 

「いや、正解だと思いますよ」

 

「そうですね。本来は在日米軍とか自衛隊の基地とか、ああいう軍隊の基地に逃げ込むのが一番良いんですが、基地があちこちにあるわけではありませんので。民間の施設だとホームセンターが一番良さそうです」

 

「あ、やっぱり軍隊の基地がベストなんですね」

 

「はい。基地には当然武器もありますし、災害に対応する為に食料や生活用品なんかも大量に備蓄してありますからまずはそこに逃げ込むべきですね。ウイルスに未感染である事が証明されるまでは隔離されてしまうでしょうが」

 

「ちなみに、学校や病院っていう公共施設はどうなんでしょう？」

 

「ああいう所はまず最初に人が集まる所でして、既にゾンビウイルスに感染している人も避難民の中に混ざっているでしょうからウイルスが蔓延しやすい環境にあるんですね。特に病院は『ゾンビに噛まれた！なんとかしてくれ！』って人もたくさんやって来るでしょうし逆に危ないかと。あまりオススメ出来ないですね」

 

「なるほど。めちゃくちゃ論理的だな。ちなみに、窪田さんはご自分のお店が『ゾンビが発生した時の立てこもり拠点』としてシミュレーションされる気分はどうですか？」

 

「複雑な気持ちです」

 

「うん。ごめんな」

 

 

 

 

 

 

店内を見てまわろう

 

 

そんなわけで高部さんと伊藤さんに戦略を練って頂くために、まずは店内をグルッと見てまわります。

 

ちなみに今回のシミュレーションで想定される事態はざっくりこんな感じ！

 

 

 

【設定とルール】

 

 

・「ある日、世界中で死人がよみがえり、人間を襲い始めた」
　というアンデッドファクトリーと同じような世界

・ホームセンターに立て篭もるのは民間人100人

・24時間後にゾンビの大群が襲ってくる

・ゾンビは知能は低いが力が強い

・ゾンビに噛まれると感染する

・ゾンビは無限に湧く

 

 

 

「ここは自転車コーナーか。流石に使えそうなものは無いな……」

 

「そんな事ないですよ。例えばこの自転車のスポーク」

 

 

 

 

 

 

「これを外してグラインダーで先端を尖らせれば立派な矢になりますね。弓はホームセンターにある材料で簡単に作れます。ゾンビに矢が通用するかはわかりませんが、足を狙えばだいぶ足止めにはなるんじゃないでしょうか」

 

「ああ、なるほど。元傭兵とかって胡散臭い人がたくさん居ますけど、高部さんはガチの人なんですね」

 

「恐縮です」

 

 

 

 

 

 

工具売り場にはエンジン式の発電機などもたくさん。

 

 

「電源が確保できるのは強いですね。これがあれば電動工具も使えますしバリケード作ったりする作業が相当はかどるんじゃないでしょうか」

 

「でも燃料はどうするんですか？これガソリンが必要ですよね？」

 

「混合ガソリンは店内にも売ってますし、いざとなれば駐車場とかその辺に停車している車のタンクをこじ開けて、中からガソリンを持ってくれば調達出来ますね。常識ですよ」

 

「どこの国のどんな常識だよ」

 

 

 

 

 

 

「あー、この塩ビパイプも良いですね。これと○○と××を組み合わせれば、簡易的な△△が作れます」

 

「なるほど。それは書けないですね」

 

 

 

 

 

 

「あ、攪拌機まであるんだ。これがあるなら、♪♪と☆☆をこれに入れて攪拌させれば高性能な＃＃＃が効率良く作れますよ」

 

「だから書けないって言ってんだろ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

やたら楽しそうに店内を物色する高部さんと伊藤さん。
その後も、ゲームの中のような物騒な話が続く。

 

 

「いやーほんとになんでもありますね」

 

「ええ。これなら相当強い拠点が作れそうです。やっぱりホームセンターが正解ですね。普通のショッピングモールや百貨店ならこうはいかないでしょうし」

 

 

 

 

 

 

「この高圧洗浄機も良いですよ。○○を入れればそのまま×××××になりますし、他にも例えば溶剤とかペンキなんかを入れて、相手に向かって噴霧すれば目潰しになります」

 

「あー、良いですね。よく滑るワックスなんかをこれで撒いても良いでしょうね。ゾンビとは言え、基本的には力で押してくることくらいしか出来ませんからこれでゾンビに向かってワックスを撒いておけば地面が滑ってふんばる力が出せません」

 

「なるほど。お二人が居たらマジでゾンビにで勝てる気がしてきました」

 

 

 

 

 

 

ゲーム内でも、ゾンビの襲来に備えた準備は超重要！

 

 

 

 

 

 

「そもそも、相手は知能が低いという事なので対策も練りやすいんですよね。裏をかかれたりっていう事を考えなくて済むので。ハッキリ言って武器持っていきなり襲いかかって来る人間の方がよっぽど恐いですよ」

 

「高部さんが言うと説得力がすごい」

 

「ただまあ、相手は無限に湧くんですよね？　それがどうなるか……。人間と同数くらいならどうにでもなるんですが……」

 

 

 

 

 

 

食料品売り場にやって来ました

 

 

「ちなみに、立て篭もるにあたって、一番大事なのってなんですか？」

 

「やっぱり水と食料ですね。水は一人一日2リットルくらいあれば足りるかな。炊事にも使うのならもう少し必要かも知れませんが」

 

「なるほど」

 

 

 

 

 

 

「水、死ぬほどありますね」

 

「バックヤードにも在庫がまだまだあります。水以外の飲料もたくさんありますよ」

 

「じゃあ水分は足りそうですね。食料に関してもインスタント食品もお米もあるし、あるしいざとなればドッグフードも全然食べられますから100人くらいで立て篭もるなら1年は楽勝で持つでしょう」

 

「そうですね。カセットコンロもガスもあって調理も問題ないし、当面の食糧にはまず困らないでしょう」

 

「おー！いけそうな気がしてきた！」

 

「あ、皆さん！ちなみにこちらの商品はどうですか？」

 

 

 

 

 

 

「え？なんですかこれ？」

 

 

 

 

 

 

「カインズオリジナル、ストーンマーブルフライパンです！」

 

 

 

 

 

 

「この商品は、フッ素樹脂加工に、硬質セラミックスを配合させる事で大幅に耐久性をアップした商品なんですよ！」

 

 

 

 

 

 

「軽くて動かしやすく、耐久性にも優れてるので長期間の立て篭もりにもぴったりだと思うんです！」

 

 

 

 

 

 

「IHにもガスにも対応しているのに、お値段がなんと2,480円の激安価格！」

 

 

 

 

 

 

「いかがでしょうか！」

 

「うん、良い商品だね」

 

「ありがとうございます！」

 

「まあ、お互い仕事だからね」

 

「な、なんかすみません……」

 

「いや、ええんよ。今回の企画は他のホームセンターには軒並み断られたのに、カインズさんだけが暖かく出迎えてくれたから……その代わり商品の宣伝は、おいちゃん達がひと通り終わるまでちょっと待っててくれる？」

 

「はい！待ってます！」

 

「何の会話ですかこれ」

 

 

 

 

 

 

元傭兵が太鼓判！大活躍のゾンビ対策武器一覧

 

 

そんなわけで店内をくまなく見てまわる三人。やっぱりこれだけの品揃えなら色んなものが作れるそうです。

 

 

 

 

 

 

アイテム番号①
♪♪と☆☆をミキサーで攪拌して作った
△△を活用した＃＃＃

 

 

 

 

 

 

アイテム番号②
自転車のスポークを利用して作った矢と弓

 

 

 

 

 

 

アイテム番号③
高圧洗浄機を利用して作った××××

 

 

 

 

 

 

アイテム番号④
鉄パイプの先端を削って尖らせた槍

 

 

 

 

「伏せ字ばっかりやんけ。マジでゲームの中みたいな話になってきたな……」

 

 

 

 

 

 

ホームセンターの弱点とは

 

 

ちなみにホームセンターには防塵マスクやゴーグル、全身覆える防護服なんかも取り揃えているので感染対策もバッチリであります。アンデッドファクトリーのゲーム内だと、人間が感染するとゾンビになって襲いかかってきてしまうので感染対策は超重要！

 

 

 

 

 

 

「ただやっぱり、このガラス部分が気になるんですよね。このガラスは防弾ガラスとかではないですよね？」

 

「すいません、こちらに関しては店舗用の一般的なガラスですね……」

 

「防弾ガラスで囲われたホームセンターで買い物したくないわ」

 

 

 

 

 

 

「弱点」となりえるガラス部分。ここをどう守るかが生死を分けるポイントとなる。

 

 

 

 

 

 

▶次はいよいよ、サバイバルのプロが考える
「マジで生き残るための作戦」を公開！