みなさん、自分の中に隠し持っている「アニメの設定」ってありませんか？

 

ありますよね？ あるに決まっているんです。インターネットやってるやつはだいたいあるんです。

 

 

 

実際にアニメ化されたら絶対に流行るのに…という思いはあるものの、それを人に発表して

「いやいや…それはないわ…」

「うわ…キンモ…」

なんて思われたりしたら最悪だし、

「ははは…確かにそれはおもしろそうだね…」

なんて気を使いながら心の中でドン引きされたら、さらに最悪ですよね？

 

今回、この記事ではそんなを恥ずかしさを降り捨てて、お互いに「自分が考えた”流行るアニメ”の設定」をプレゼンし合ってみました！

 

 

参加者

 

：Webディレクター

私生活に影響がでるほど、気分が落ち込むアニメが好き。最近物忘れが激しいが、ゲームとアニメのことだけは絶対に忘れない。

 

：ブロガー

日常系アニメが好きで、家でアニメを視聴しながら延々とテキーラを煽る毎日を送っている。

 

：Webエディター

流行りもののアニメを追いかけているライト層。「結局、今期はどれを観ればいいの？」が口癖。

 

：Webライター

アニメの好みに癖がある。一番好きな作品は「カウボーイ・ビバップ」。

 

：Webライター／作家

一日中インターネットをしながら、インターネットのことを考えている怪人。”たまにアニメのことを考えている”という噂も。

 

 

 

山口の考える「アニメの設定」

まずは山口がプレゼン。アニメの設定はファンタジーもの。

ぼくが提案したいのは「ファンタジー」です。現実世界の青年が異世界へ飛ばされる…というものでなく、ファンタジー世界で生まれ育った青年が主人公。「勇者」です。

超王道！

 

武器は「剣」。

 

ベタすぎる！ でもそれくらいベタだと、逆にストーリーが気になりますね。

 

親友と森にでかけていた主人公は、そこで何かしらの啓示を受けて勇者として旅立ちます。「おーい！俺もつれてけよ～！」って言って、弓を使う親友もね。そこから世界をめぐっていく。

親友はお調子者キャラですね。女性キャラとかも増えていくんですか？

 

主人公とちょっといい感じになる僧侶がいます！

 

いいですね…。

 

 

 

旅の目的は6つの封印を解くこと

魔王を倒すため、世界中に散らばる6つの神器の封印を解いていく

世界を恐怖に陥れる魔王を倒しに行くわけなんですけど、倒すには6つの神器が必要なんですよ。世界中をまわって1つ1つその封印を解いてまわります。神器は勇者のチカラでしか封印を解くことはできません。

よくありそうな設定ですね。

 

強敵との戦いを重ねながら封印を解いていくんですが、5つ目の封印を解くときに、親友は魔王の刺客が放った一撃によって殺されてしまいます。

 

おお……。

 

魔法のでかい槍みたいなやつで、右半身をドーン！って。

 

そのエグみ、いります？

 

主人公はその悔しさ抱え、最後の封印を解こうとするんですが……。

 

 

 

封印が解けません。

 

どういうこと…？

 

実は、勇者は親友のほうだったんですよ。

 

 

 

 

「あ〜〜〜〜っ！！」

うわぁ…最悪…。啓示を受けたときに一緒にいたから、どっちが勇者か本当はわかってなかったんだ……。

 

一行はとんでもない勘違いをしたまま旅をしてたんですよ！ここが10話くらいで、残りの2話は主人公が周りの人からさんざん責められる。おい！おまえが勇者だと思ってたのに、世界どうすんだよ！って。

見てる側にもめちゃくちゃストレスかかりますね……。

 

主人公とちょっといい感じになる僧侶も、そいつが勇者だったから好きになってたんで、もうそりゃあもう、めちゃくちゃ責められます。もうどうやったって魔王を討つ手立てがなく、最後に主人公は自分が勇者だと騙した、という罪で幽閉されて終わり。

後味悪すぎ……。

 

2ちゃんでいろいろ言われるけど、好きな人は好きそうですね。

 

 

 

アニメではめちゃくちゃ後味の悪い最後を迎えるんですが、その後世界はどうなったかっていうのを劇場版で公開したいですね。

 

どうなっちゃうんですか？

 

最終的には親友……本当の勇者の遺体を王国が回収して、呪術と科学を駆使して無理やり復活させるんです。神器の封印を解き、魔王を討つことに成功するんですけど、親友は自分をそんなふうにした王国を恨み、暴走して王国を襲い始めて……。

自業自得な気もするけど、王国からしたらそうするしかなかったので複雑ですね……。

 

その暴走を止めるために選ばれたのが、主人公。自らすすんで王国に体を改造してもらって、激闘の末に親友を倒すことに成功します。そして、奇しくも王国を救った勇者として祭り上げられ、主人公が曖昧に笑って終わりです。

人間の業、深すぎ……！

 

 

 

 

 

 

 

ARuFaの考える「アニメの設定」

「この混沌とした世の中で、僕たちを安心させてくれるのがアニメである」と話すARuFa

笛吹いてそんなこと言って、精神状態大丈夫？

 

大丈夫です。ぼく、アニメの世界だけはのんびりしたものにしたいんですよ。

 

 

 

 

テーマは「日常系」

日常系アニメは女の子の日常を映し出しますが、中身がまったくなければ何話も観れないですよね？

 

確かに。

 

僕たちは空気を吸いたい訳じゃない…おもしろいアニメを観たいんだ！

 

日常系の話してるのに熱いな…。

 

 

 

日常系だけど”非日常”も

「日常×お仕事×非日常」と、少しだけ非日常のエッセンスを足すことを提案

キーワードは“求人票”です。求人票が貼ってある場所がちょっと変わっていて、時計台の上だったり、池の底だったり、一般人は到底見つけられないような場所にあるので、自然と“不思議な力を持つ人”だけが見つけられるんです。

 

 

それで色々な能力を持った女の子が出し放題なのね。ホワイトボードに書いてる”船橋”ってのは？

 

舞台です。都会と自然の塩梅が良いのもありますが、自分の家の近くがアニメの聖地になってほしいので…。

 

すごい個人的な理由…。

 

主人公は天狗の末裔の女子高生、少～しだけ空を飛べます。他にもあまり派手すぎない不思議な力を持った女の子がたくさん出てきて色々なバイトをするわけです。無理難題を解決していくんですね。

色々と自由度が高そうだね。

 

そう、求人内容次第でどんなお話も自由自在！ 日常系なので肩に力を入れて観る必要も無し！ とはいえ少しの非日常！ 温度低めの炭酸風呂のようなアニメなのでずーっと浸かることができますね！ はい放送決定！！！

 

 

山口から「求人票を出しているのは誰？」という質問

お！ 良い質問ですね！ いや～良い！！良いよ良いよ～～！ 多分そこは後々わかるよ～～！

 

こいつ決めてないな…。

 

 

 

山口から「男性キャラはいないんですか？」と追加の質問

います。5話に出てくる吸血鬼の痩せた男が女子に人気でます。

 

喫茶店でトマトジュースを飲むタイプの吸血鬼ですね。

 

ギャグ要素高めのやつだ！

 

 

 

 

 

 

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