てぇのです。

 

「パピコの先っぽ」は多幸感の塊だ

「パピコの先っぽ」

 

言わずとしれたパピコの代名詞。

パピコの「トロ」でもあり、「華」でもあり、人によっては「この部分こそパピコの本体」とも感じている、あの部分。

※ちなみに販売元である江崎グリコによる正式な呼称は「パピコのアレ」だそうです

 

数々の呼び名があるパピコの先っぽですが、

あの部分を口にしたときの感情は、これに尽きるでしょう。

 

多幸(たこう)。

 

わずか数センチに凝縮された甘みの塊を、口に放り込んだ瞬間、脳内で分泌される確かな多幸感ドーパミン

 

打ち上げ花火は刹那の輝きだからこそ、人心を揺さぶるように……

パピコの先っぽは「ちょびっと」だからこそ、その悦びが鮮烈に際立つ。

 

しかし、同時にこうも思いませんか?

 

足りない…。

 

すっくねぇのですわ。パピコの先っぽ。

先ほどの言い分と矛盾しますが、「ちょびっと」しかない分、やっぱりどこか物足りない。

 

だからこそ、パピコの先っぽの巨大容器を作れば、あの多幸感を、文字通りこれでもかと味わえるはず!

やってみましょう。

 

まずは本物を実食

ライターのたかやです

まずはパピコを実食。

これから「パピコの先っぽ」を作る以上、本物について詳しく知っておく必要があるので。

 

今回のメインはあくまで「パピコの先っぽ」なので、ひとまず母体のほうから先にいただきます。

ゆうてパピコを食べるの、そこそこ久しぶりかも。

あ~、やっぱ美味い。

 

記憶よりもコーヒー風味がしっかり効いていて、思ってたより大人の味だ。

甘ったるいのが得意ではない自分にはありがたい。

それでもパピコ独特のシャリシャリ食感は、なんかこう、かつての童心を思い出させてくれます。

「ちょうど戻りたいあのとき」の味、かも。

※小6。地区の夏祭り会。好きな子が集会所に来るまでソワソワしてた、あの時間

 

おっさんがパピコを吸ってる写真、
今世紀で一番需要が無いな

……………………ん? あれ?

 

 

 

あ、すみません。本筋とまったく関係ないけども…

いや、でも、どう!?

 

もちろん、普段の僕だったらパピコは先っぽから食べます。

しかし、いまは、あえて、母体のほうから先に食べました。

 

そんなヤツ、これまでいた?

 

ちょっとみなさんも、これまでのご自身のパピコを思い出してほしい。

ぜってぇ、先っぽのほうから食べてたよね???

親から教わるまでもなく、本能的に、パピコは先っぽからイってたと思う。

(そもそも「パピコの先っぽは食べずに捨てる」という人は論外です。こちらとしても、そんな方とは討議したくないので)

 

うそ。うそうそうそ。

もしかしたら自分いま、世界で初の人間になったの? 

 

…………………………………ブルッ(身震い)。

 

その後、パピコの先っぽも実食

これまで何十回と食べてきたので、「美味しい」以外の新しい発見は特になかった。

 

作っていく

パピコの先っぽの空容器(洗浄済み)

いよいよ本題。

「パピコの先っぽ」の巨大容器を作っていきます。

しかし、さっそく大きな壁にぶつかりました。

 

どうやって作ったらいいのかわからん。

 

おそらく、容器の材質はプラスチック的なやつで成型されています。

で、こういうプラッチック的なやつをゼロから生み出すって、煙突からケムリ出てるタイプの工場じゃないと不可能だと思う。知らんけど。

 

というわけで、今回は自分でもなんとかいけそうな材料・方法でがんばります。

「パピコの先っぽ」に近しい材質であろうクリアホルダーを用意しました。

 

切って…

 

丸めて…セロテープでくっつけて……

 

パピコを注入

 

試作品1号

まぁ……。ま~ぁまぁまぁ…。

まぁ、悪くない出来栄えじゃないでしょうか。

「パピコの先っぽ」というより「パピコの輸血パック」って感じだけど。

 

ポタッポタッ

 

………………あっ

 

漏れた

あぁ…。

 

急いで中身を救出

やはり、セロテープで接着しただけ…といった作りでは良くありません(薄々気づいてたけど)。

 

作っていく②

では、パピコの先っぽをパーツごとに分けて作ってみるのはどうでしょう。

 

チューブボトル

 

ボトルの先端をカット

 

この部分にアイスを入れます。

これなら先ほどのようにアイスが漏れ出る心配はありません!

 

リング部分も、「PPシート」というちょっと厚みのあるプラスチックの板に変更します(クリアファイルだとペラ過ぎたので)。

 

同じくPPシートで「尻尾」の部分も

そしてこれら3つを貼り合わて、アイスを注入すれば……

 

試作品2号

おお…

さっきよりは良さげじゃない!?

 

問題なく食べられました

やった!

このサイズだと、スプーンですくって食べるスタイルになります(いま気づいたけどスプーンの柄、なげっ)

 

「パピコの先っぽなのに、一口で終わらない」という事実! 

これだよこれ、こういうことをしたかった、オレは。

 

……………………でも

 

“巨大”ではないよね

 

ボトル方式は悪くない考えですが……

どれだけ大容量のチューブボトルを使ったところで、せいぜい10倍サイズになるのが関の山。

 

それでは「パピコの先っぽのでっかい版」とは言い難い……!

試作品2号も失敗です。

 

容器の完成!

でっか容器、完成

視認性が悪かったので、背景を変えてもう一回!

 

でっか容器、完成!

試行錯誤の末、でっか容器ができました。

本物と比べると、シルエットや細部の造形に違いはあるけど……

それでも、「パピコの先っぽ」と言われたらギリ見えなくもないレベルでは?

遠巻きで見れば、そこそこいい感じでは!?

その制作方法ですが……

 

通販で、どデカ保存容器を購入。

 

でっかリング

PPシートでそれ以外のパーツを作って貼り付けて、完成。

 

横から見るとかなりお粗末な作りです。ひど。

自分の技術力では、どうしてもこれが限界で…。

 

テープを敷いて高さを調整

 

それでも、正面から見たらそれっぽいので良しとさせてください。

素人の工作記事は、ハッタリと度胸が大切なのです。

 

アイスを入れる

通販で業務用アイスを購入しました。

本来ならパピコを大量に買いたかったんですが、業務用アイスの方が安上がりだったので。

っていうか、一度普通に業務用アイスを買ってみたくて……。

 

2リットルあります。

ばかばか(笑)

 

「パピコの先っぽ」の重さが約2g

つまり、2リットルの業務用アイスを先ほどのデッカ容器にすべて入れると、

約1000倍サイズのパピコの先っぽができあがる計算です。

ばーたれ(笑)

 

容器に入れてきます

 

「グッグッ」と隙間なく押し込んでいく

 

……おや?

 

味噌だね?

 

「パピコの先っぽのでっかい版」を作ろうとすると、その過程で、ぬか漬けを作ってるように見える。

今日のトリビアです。

 

完成!

 

圧巻、圧倒、最高峰

 

本物の「先っぽ」と比べてみても、これはさすがに「でっかい版」と言っても差し支えないはず。

実寸大の先っぽが子供なら(パピ子)、これは親パピコ。

 

グレート・ボス・パピコ。

もし、この世のどこかに「パピコの先っぽの里」があるなら、その里の洞窟の奥底で封印されてる「哀しきパピコの先っぽゴーレム」がこんな感じかもしれませんね。俺はなにを言ってるんですかね。

 

巨大パピコの先っぽ、実食!

並んで写真を撮ると、改めてそのデカさを実感。

もちろん、これすべて独り占めです

 

食べます!

まさか己の人生で、パピコのリング部分を鷲掴みする日が来るなんて…。

 

ゴモッ

 

バクッ

 

………

 

ウケる

「なんか、ウケる」

今回の感想、これに尽きるかも。

ぶっちゃけ、そこまで新鮮な驚きはないです。

だって、やってることって、チョコアイスを食べてるだけだから(もちろんアイス自体は美味しい)。

 

でも、なんでしょうね……。

「いま、たった一人で『でっけぇパピコの先っぽ』を貪り喰ってる」

という事実に、なんか、普通に笑ってしまった。

 

ようやくココまで辿り着けた安堵感に…

そして圧倒的な物量の前に……

逆にちょっと我に返ってしまった。

 

なにやってんだオレ。日曜日の昼下がりに。

33歳。独身。眼前に広がる巨大パピコの先っぽ。

なんなんだ。ウケる。

 

んでもって全然減らねぇ~。

当然ながら、2リットルもあるので底が見える気配はまったくありません。

絶望。これは嬉しい絶望。

 

あなたはパピコの先っぽを食べながら、絶望を感じたことがあるか!?

僕にはあります。いまです。

オレはいまなんだよ!(さくパピ花道はなみち

 

「パピコの先っぽ」を楽しむ

ジャギッ

 

ドボッ

(思ったよりもキレイな丸にならないな…)

 

(おそらく)世界初、パピコの先っぽからディッシャーですくわれたアイス!

いや、だからなんだよって話だけども。

 

しかし、あなたはパピコの先っぽをディッシャーですくった経験がありますかっつー話!!!

これも、「巨大パピコの先っぽ」だから成せる業(わざ)……

 

ザシャアッ!

 

巨大パピコの先っぽに、カラースプレーをドバがけ。

す、すごい……

欲望×欲望。馬鹿が考えた究極のかけ算だ。

 

もちろん通常サイズの先っぽでも、カラースプレーをかけることは可能。

しかし「ドバがけ」ともなると、このサイズでないと不可能。やべ~。超ヤベ~~。

 

アーモンドスライスもさぁ!

やべ~。

 

ホイップクリームもさぁ!

超ヤベ~~。

 

チョコクリームもさぁ!さぁ!さぁ!

きぃ~~~。

 

わからん。わからんけど、なんか笑えてくる。

本当に自分はなにをやってるんだ。わけわかんねぇ~。

 

それでもかつて、「パピコの先っぽ」をここまで楽しむ人間はいたでしょうか。

前人未踏。縦横無尽。ほんと最高。なんだこれ。

 

しょっぱ(岩塩)もさぁ!

これはこれで、ドーパミンがとめどなく溢れてくる。

近頃は、Z世代の間で「うま確」というワードが流行ってるらしいけど……

この「でっかパピコの先っぽ」も、なんらかの幸せは確約されてます。

味的にも、量的にも、そして視覚的にも。

 

若者のみなさん。

ショート動画の見過ぎでドパ中になるぐらいなら、「パピコの先っぽのでっかい版」を作って幸せになろう!

 


あなたはパピコの先っぽを食べてる途中で
熱っちい緑茶をすすった経験があるか!?

 

【まとめ】パピコの先っぽのでっかい版を作ると幸せになれる

途中で寒くなったので、ダウンを羽織りながら食べた

食べ始めてからおよそ30分経過。

ここでギブアップ。

さすがに、2リットルを一度に食べ切るのは無理なので……。

 

それでも4分の1ぐらいは食べた

「パピコの先っぽを途中で残す」

これも、初めての経験。

今日は“世界初”がたくさん更新された日。

記念日。記念パピコ。

 

以上が「パピコの先っぽのでっかい版」制作レポートとなります。

文句なしで、多幸感に満ち溢れた経験ができました。

良い日曜日の昼下がり。

僕は幸せです。僕は僕は幸せです。

 

もちろん、残ったアイスを捨てることはしません。

ここで、保存容器であることが活きます。

蓋をしめれば冷凍庫で保存可能。

僕はここから数日かけて、パピコの先っぽを食べていきたいと思います。

 

……あなたは「パピコの先っぽ」の完食に、数日かけた経験が、ありますか!?