こんにちは、ARuFaです。

 

突然ですが僕は以前、猫を飼っていないのに、家に猫グッズを置いていたことがありました。

 

「急に怖」と思った方々、すみません。これにはちゃんとマジの理由があります。

 

当時、僕の住んでいる家はペット禁止。しかし、どうしても猫を飼いたくなったので、猫グッズを家に置き、猫の痕跡を残すことによって、『存在しないはずの猫が、まるで部屋にいるかのよう』にしたのです。

 

単なる思い付きで試したことでしたが、その効果は絶大。いないはずの猫の気配を感じることができ、一人暮らしの寂しさを紛らわすことができたのです。

 

そして、この経験から僕は、「存在しないものでも、その痕跡さえ残せばっていれば、脳内で生み出せる」ということを発見したのでした。

 

……そしてつまり、これを応用すれば、こんなことが言えるのではないでしょうか?

 

 

現実には存在しないマンガやゲームのキャラでも、その痕跡さえ部屋に残せば『さっきまでそのキャラがココに居たかのような空間』を作りだせるのでは?

 

……そう、我が家の猫のように、現実には存在しないキャラでも、痕跡さえ残せば逆説的にそのキャラが存在していた部屋を作り出すことができるのではないでしょうか。

 

今回は、この仮説を検証するため、実際に残された痕跡だけでキャラを特定できるかの勝負してみたいと思います。

 

題して「痕跡選手権」です!

 

 

挑戦するのはこの4名!

ARuFa:この企画の発案者。実際に空想の猫を飼っている。

永田:慶応卒の現実主義者。想像力が試されるこの企画では活躍できるか…?

ダ・ヴィンチ・恐山:空想力の高い狂ったオタク。狂っているので仮面をかぶっている。

原宿:妄想だけのブログを5年間書き続けていた経験を持つ。優勝候補か…?

 

 

ちなみに、今回のルールはこのような感じです。

キャラを特定する推理力だけでなく、そのキャラの痕跡をいかに美しく残せるかがポイントになります。

 

 

今回、キャラの痕跡を残す舞台は、僕ことARuFaの新居(最近引っ越しました)。

 

はたして、この家にどんなキャラクターが光臨してくれるのでしょうか!?

 

痕跡選手権のスタートです!

 

 

1人目:ARuFa

まず1人目の出題者は僕ことARuFa。この企画の発案者でもあるため、見事な痕跡を残したいところです。

 

そんな僕が部屋に残した、『とあるキャラクター』の痕跡がこちら。

 

 

……さあ、はたして解答者たちは残された痕跡からキャラクターを特定できるのでしょうか?

 

ここからは、解答者たちが部屋に入室し、推理パートが開始されます(よければ皆さんも一緒にお考えください)

 

 

お邪魔します……うわ~、なんか色々あるな……

本当に痕跡だけでキャラクターを特定できるの?

とりあえず、まずはあるものを片っ端から見ていきましょう。

 

 

ピンクの丸い球……?

 

スク水……

 

なんか、やる気に満ちた言葉も飾られてますね。

ピンクの球、スク水、やる気……。今の情報だけだと『メチャクチャ変態なカービィ』しか思い浮かばないな。

あ! テーブルの上に何かありますよ!

 

テーブルの上に残された痕跡を発見した解答者たち。

 

……匂いを嗅いでみるとゆで玉子みたいですね。変な模様はありますけど。

この特徴的な緑色の模様……わかった!!

 

 

「ヨッシー?」

違います。全然違う。バカ。

うわ、メッチャ恥ずかしい。

 

 

テーブルの上にまだなんかある……なにコレ?

 

こっちには油臭いヒモ? のようなものが落ちてました。

マジでわかんね~~~~!!

もう一つずつ見ていくしかない……

 

 

その後、『ピンクのてぶくろ』、『白タイツ』、『ベルト』、『ピンクの靴下』を発見した解答者たち。

あ、これを並べていけば、キャラクター像も浮かんでくるんじゃないですか?

確かに! 場所がわかるところだけ並べてみよう。

 

 

というわけで、実際に痕跡を並べてみると……

 

あっ

 

 

うわ~~~、完全にわかった

点と点がつながった……

あ! じゃあさっきのピンクの丸い球って……

 

この位置ですね?

そうです。

 

 

え? もしかしてだけどさ、この黒いパーツと油臭いヒモって……

 

こういうこと?

そうです。

あ~~~~~!!

じゃあ確定だ! みんなで答えを言おう! せ~~~の!!

 

ボンバーマン!!

 

爆ボンバーマン

正解です!!

オッシャーーー!!!

 

普通に大喜びする大人たち。

 

 

謎のパーツは爆弾の上のやつだったのか。

細かすぎる。

 

 

ちょっと待ってください、じゃあこの『緑の模様のゆで玉子』って……

はい、ボンバーマンのお助けキャラ、ルーイのゆで玉子です。

 

スーパーボンバーマン3

※ボンバーマンが乗っているのがルーイ

お助けキャラの卵を茹でるな。

これは無精卵だから大丈夫。

確かにボンバーマンって年収少なそうだし、ルーイの卵食わなきゃ生活できなさそう。

ん? この皿の下に敷いてあるのって……

 

あっ!!!!

 

蹴れるようになるやつ

蹴れるようになるやつ、ランチョンマットにすんな。

 

 

あ、ちなみに、これらの痕跡を全て身に付ければ、実際に完全なボンバーマンになれますよ。

着てみてよ。

いいですよ。

 

 

変態のスイカ泥棒じゃねーか。

『しまった!』

ボンバーマンが爆弾に挟まれた時のセリフだ。

 

 

……1人目の出題者である僕は、ボンバーマンの痕跡を残したはずが、実際に身に着けてみると『変態のスイカ泥棒』になってしまいました。

 

下手に痕跡を多く残し過ぎると別人に近付いてしまう……これが痕跡選手権の恐ろしいところですね。

 

それでは、さっそく2人目の出題者に参りたいと思います。

 

 

2人目:永田

2人目の出題者は永田。慶応卒の明晰な頭脳を痕跡選手権に活かすことはできるのでしょうか?

 

……そんな永田が部屋に残した、『ある有名キャラクター』の痕跡がこちらです!

 

 

……さっきと比べて、痕跡の数はだいぶ少ないな。

手前の方に、青いシャツみたいのが落ちてますね。

 

あ! このシャツ! なんか知ってる気がする!

 

ほんとだ、この算数の教科書みたいな模様、何か見たことある気がする!

これ、いきなりすごいヒントなんじゃないですか!?

あ!わかった! パジャマの時のクレヨンしんちゃんだ!

 

【クレヨンしんちゃん】A5クリアファイル(パジャマしんちゃん) KS-CF005

違いま~~す。しんちゃんのパジャマには付いてませ~ん。まんまと引っかかったな。愚図ナスが。

これ、間違えるとこんな恥ずかしいのか。

このシャツはトラップだった……?

 

 

お、テーブルの上になんか色々ある。

一つひとつ見てみたら、キャラの輪郭がつかめるかもしれませんね。

 

これは湯呑み……なんか長寿の秘訣がビッシリ書いてありますね。

 

入れ歯用のポリグリップ……ということは歯が無い人物……?

 

こっちは湿布だ。全体的に老人っぽい?

わかった!しんちゃんを監禁してる歯の無いジジイ』!?

んなわけねーだろ。

もしそれが正解だったとして、出題者の意図は何なんだ。

……えー、でも、青いシャツを着てる老人のキャラなんていた?

 

 

うーん、あとは引出しの中くらいしか探すところないけど。

あ! そこは……

何か動揺してるので開けてみましょう。

 

あっ

 

あっ!

 

あぁ~~~~~~~!!!!

 

 

ヒーおばあちゃんだ!!

まさか『カラムーチョ』のヒーおばあちゃんの痕跡とは……すごい柄のシャツですね。

誰がヒーおばあちゃんのシャツを覚えてるんだよ。

結局、皆さんは答えを見るまで正解に辿り着けなかったので……つまり僕の勝利です

普通に悔しくなっちゃうな。

……あ! ちょっと待ってください! そういえばさっきの湯呑み、おかしいですよ!!

 

塩分の多いカラムーチョが好きなヒーおばあちゃんが、『小塩多酢』と書かれた湯呑みを使うわけがないです!

確かに! しかも『多酢』ならすっぱムーチョの方だし!

あらあら、これは大きな矛盾。カラムーチョなのに詰めが”甘い”とはコレいかに?

うわああああああああああああ!!

 

 

……痕跡に矛盾を生じさせてしまうのは、痕跡選手権で最もタブーとされているミス。

 

永田よ、その頭脳が仇となったか!?

 

 

3人目:原宿

3人目の出題者は原宿

 

かつて妄想だけのブログを5年間続けてきた男は、どんなキャラの痕跡を残してくれるのでしょうか?

 

なお、今回は原宿本人の希望により、部屋ではなくキッチンに痕跡を残すことになりました。そういうのも、アリです。

 

そして、原宿がキッチンに残した「ある有名キャラクターの」痕跡が、こちらです!

 

 

……うわ、何かいっぱいある。

シンクの中になんかあるね。

 

 

あずきだ……

 

こっちにもあずき製品がたくさんある。

 

このアイマスクもあずきを使ったものですね。あずき好きなキャラなのは間違いない。

 

そしてなんか、ノートに書きながら悩んだ痕跡がある……

 

結果的には、『ショキ』と2回言うことに決定したらしい。

え? あずきが好きで「ショキショキ」言うって、もう一つしか無くないですか?

……。

……もしかして、『妖怪あずき洗い』

 

 

あ、正解です。

死ぬほど簡単だった。

ステージ1-1じゃん。

え、でもちょっと待って、

 

このギャツビーは何?

これはあれ、髪型セットする時に使ってるらしい。

 

え? このサイドの髪、ギャツビーで固めてんの?

あずき洗いって江戸時代の妖怪ですよね?ギャツビー使ってるの?

今の子はシャレてるから。

急にお母さんの喋り方だ。

 

 

この新井貴浩の本は、あずき『洗い』とかけたシャレだよ。

開き直って自分で解説すんな。

怖いもん無しかコイツ。

 

 

あれ? 何であずきの横にミックスナッツがあるんですか?

いいところに気付いたね。実際にミックスナッツをショキショキ洗うとわかるよ。

 

ショキショキ……

 

指がめっちゃウマくなった。

……そう、ミックスナッツを洗うと塩分で指が美味しくなるんだ。でもこのままだと自らの指を全部食いかねないから、あずき洗いは怖くなって逃げ出したんだねぇ。

IQ低すぎません?

コイツはもうダメだ。次行こう。

 

 

……予想外の瞬殺に散った原宿。痕跡選手権では簡単すぎる痕跡も低評価となるのです。

 

それでは、いよいよ最後の出題者へと参りましょう。

 

 

4人目:ダ・ヴィンチ・恐山

最後の出題者はダ・ヴィンチ・恐山

 

その怪しい仮面の下では、一体どのような策略が渦巻いているというのでしょうか。

 

……なお、今回恐山が痕跡を残したのは、バスルーム

 

かなりトリッキーなシチュエーションですが、恐山は一体どんなキャラクターの痕跡を残したというのでしょうか?

 

 

それではご覧ください。あるキャラクターがシャワーを浴びた後のバスルームです。

ゴクリ……

 

 

……ん?

 

ほぼ何もない……?

これで特定するのメチャクチャ難しいな……

頑張ってください。

 

困惑する一同。

 

とりあえず目に見えるのは、このLUXのシャンプーとコンディショナーだけか。

LUXを使うということは女性、もしくは髪の長い男性ということですね。

今まで以上に注意深く周りを見てみよう。

 

……あ!!

 

 

排水溝のところに、髪の毛みたいのがある!!

排水溝、開けてみましょう!!

 

 

やっっっっっっっっっっべ

青い髪だ!! つまりシャワーを浴びたキャラは青髪……

だいぶ絞れてきたけど、まだ遠い……

 

 

風呂のフタも開けて確認してみましょう。

さっき排水溝に毛があっただけに怖いな。

これで本人がいたらビビる。

 

………オラッ!

 

 

????????????????????

 

ネギだ。

青髪ネギ……あ、何かわかったかも……

あ! ちょっと見てみて!

 

風呂のフタを開けたら、湯気で文字が浮かび上がった……

ちょっと見にくいけど、『溶けてしまいそう』って書いてある。

青髪、ネギ、『溶けてしまいそう』……完全にわかったわ。

僕もわかりました。

どうぞ、ご解答ください。

 

せ~~~の!!!

 

 

初音ミク!!

 

正解です!!

風呂場で『初音ミク!!』って大声出しちゃったの恥ずかしいな。

……たしか初音ミクはネギが好きなんだっけ? でも鏡に書いてあった『溶けてしまいそう』ってのは何?

これは初音ミクの「メルト」っていう曲の歌詞ですね。

 

 

でも、LUXはマジでわからなかった。初音ミクと関係ある?

初音ミクはかつて、LUXのCMに出演していたことがあるからです。

そんなんあったの?

 

 

34秒くらいでスカーレット・ヨハンソンから電話がくるの、死ぬほど面白い。

これだけ少ないヒントで初音ミクの痕跡を残せるのはすごい。

僕、ここが初音ミクが入った後のバスルームだと思うと、途端にイケナイ気持ちになってきました……。

 

なんか急に黙っちゃった一同。

 

……恐山の残した痕跡による見事な現実感は、存在しないはずの初音ミクの残り香すら感じるほどでした(LUXの匂いだった)

 

 

さあ、そんな訳で今回の痕跡選手権の優勝者は、満場一致で………

 

 

ダ・ヴィンチ・恐山です!

少ないヒントにも関わらずキャラクター像を浮かび上がらせたり、連鎖的に見つかる痕跡などが評価され、第一回大会はダ・ヴィンチ・恐山が優勝ということになりました。

 

完全犯罪捜査マニュアル

なお、痕跡を残すのが上手い恐山には、優勝賞品として「完全犯罪捜査マニュアル(太田出版)」がプレゼントされました。

 

 

いかがでしたでしょうか。

 

思いつきで始めたこの痕跡選手権でしたが、思いのほか盛り上がるゲームだということが判明したため、今後も個人的に友人と開催したいと思います。

 

今回の企画を通して、工夫次第ではどんなキャラクターでも逆説的に存在させることができるということがわかったので、是非とも皆さんもお試しください。

 

 

以上、変態のスイカ泥棒がお送り致しました。

 

それではさようなら。