スペインに留学したことのある人に食べてもらう
リックェさん
オモコロライター。
【ループ系昔話】 n地蔵(nは0を除く自然数)といったアカデミックな記事や、ジンジャーエール、上海蟹、くるりの唄の食べ物全部食べたいといった体と顔を張った記事まで幅広く執筆するオモコロの可能性の獣。
※スペインにいた頃の写真
オモコロの先輩であるリックェさん、スペインに住んでいたこともありスペイン語もペラペラなんです。
本場スペインのチュロスのこともよく知っているとのこと(この写真、どういう状況?)。
チュロスの感想を聞くにはもってこいの人材です。
「というわけでリックェさん、今日は僕がチュロスを用意したので、本場スペインのものと比べてどうなのか評価してください!」
「No hay duda de churros es indispensable para hablar de la cultura alimentaria española. Prometo hacer una evaluación estricta.」
訳:チュロスはスペインの食文化を語る上では欠かせないものであることは間違いないですね。僕はチュロスに関しては、甘い評価は下さないのでそのつもりで。
え? スペイン語?
何を言っているかまったくわからないけど、とにかくチュロスを食べてもらいましょう。
まずはオーソドックスなシナモンシュガーから。
「Pues, parece bastante tradicional, Huele tambien.
Pero ¿qué tal el sabor?
¡Ah! ¡Este gusto es! ¡Es esto! Es una de puesto de comida. Esta grasa es exclusivo para fritar baja temperaturala misma que la de las tiendas en el barrio gótico. sabor que comí en el día de Todos los Santos en noviembre. Azúcar y canela van bien. ¿Es nostálgico, No?」
訳:ふむふむ、この見た目とこの香り、なかなかクラシックなチュロスに近いですが、さて、味の方はどうでしょうか?
あーこの味は!これはこれは、、、出店感ですね。この低い温度で揚げやがったなというファッティーさは、ゴシック地区の出店のそれですね。11月の諸聖人の祝日で食べたチュロスと同じ味です。砂糖とシナモンがよく合います。懐かしいですね。
よくわかりませんが、美味しいらしいです。
次はスペインでもオーソドックスな食べ方だという、チョコソースづけ。
「La manera de poner churros en chocolate es una forma muy auténtica del desayuno Español. Es, muy popular y familiar.
Esto fue inesperadamente un sentido de calidad. La armonía del chocolate y la harina es maravillosa. Es el mismo sabor de los churros que comí en Chocolateria de La Ramblas de un sábado por la mañana. Dalí y Joan Miró también comieron lo mismo.」
訳:これはスペインでは非常にオーセンティックな食べ方です。チュロスをチョコラテに浸して食べる朝食はどこにでもあるような家族の風景です。
これは意外に高級感がありますね。チョコレートと小麦粉のハーモニーが絶妙ですね。土曜の午前中にふらっと立ち寄ったランブラスの格調高いチョコラテリアで摂ったチュロスと同じ味です。ダリやジョアン・ミロも同じものを食べたんだろうね。
なんか余計な情報を入れてきてないか?
最後は変わり種チュロスとして、「ケチャップ&マスタード」を食べていただきましょう。
「¡Santa maria! ¡Imperdonable!
Los españoles nunca deben permitir comer sal con churros. ¿Aqui es Estados Unidos?」
訳:こいつは邪道ですよ!スペイン人はチュロスをしょっぱくして食べるなんて断じて許さないはずです。合衆国じゃあるまいしよ。
なんだか怒っている様子! さすがにこれはダメか!?
「 …Pensé así, pero se reproduce por completo Pero Caliente. Choque como un golpe! ¡Esto es un contraataque del Nuevo Mundo al Reino! ¡Mira, Tope Suicida!」
訳:と、思っていたんですが、これは完全にペロ・カリエンテ(ホットドッグ)を再現しているじゃんか!ガツンとくる味!これは新大陸から王国への逆襲だ!見ろ!トペ・スイシーダだ!
ペロ・カリエンテってなんだ。普通に「うまい」だけでいいだろ。
ともかくリックェさん、ありがとうございました。
本場の味を知るリックェさんがこれだけおいしいと言っているのですから、このティオぺぺのチュロスは買って大正解ということで間違いないでしょう!
何本ものチュロスをトースターで焼いたので、会社のトースターがチュロスから出た油でシャバシャバになってしまいました。
チュロスを焼くときはトースターの下にアルミホイルを敷いておくのがいいです(当たり前)。
チュロスの未来
今回の調査で感じたこと、それは「チュロスは家でも食べられるけど、それにも増してお店で買えるチュロスはすごい」ということでした。
通販で買った冷凍チュロスを家で食べるのもいいのですが、1本あたりの値段を考えると100円ほどします。
油のコストや後片付けなどもありますし、そう考えるとアンクラーやチュロスターで買えるチュロスはクオリティも高く、価格もリーズナブル。
コストパフォーマンスは高いです。もしあなたのご近所にチュロスが食べられる店があるのなら、それはとても幸せなことなのです。
結局は皆がチュロスをたくさん食べてチュロス需要を拡大し、チュロスを提供する店舗を増加させることが、僕らが未来に向けてできることではないでしょうか。遠回りだけど、それがチュロスを身近に感じるための最も簡単な方法というわけです。
みんなでもっとチュロスを食べよう!
世界をチュロスの輪で一つに!