こんにちは。ノストラダムスです。
今日はね、あのー、大好きなゲームについてちょっと、予言しようかなーと思います。
7月6日にリリースされて以降、「社会現象」という言葉が誇張でなくなるほど欧米で大流行しているゲームアプリ『PokemonGO』が、そろそろ日本にも上陸するそうです。やったー!
ついにスマホで本格的なポケモン、しかもAR技術を取り入れたリアルバトルができる!
ノストラダムスが聞くところによると、欧米ではあまりに流行しすぎて
・ポケモンを探していたら水死体を発見してしまった。
・アメリカ人が慣れない「メートル法」を覚え始めた。
・放送中の天気予報にポケモン探しに夢中になったキャスターが乱入してしまった。
……などなど、さまざまな珍現象が起こっているらしいですね。
きっと、日本に上陸しても何らかのハプニングが起こることは必至です。
今回はちょっと先回りして、今後どんなハプニングが起きるか(そしてツイートされるか)を予言してみました。
1999年のアレは外しちゃったけど、今回は自信あるよ~!
あと長いよ~! 赤い文字だけ読めば十分だよ~!
1 ドブに落ちる
まず起こるのが「ポケモンGOに夢中で歩いていたらドブに落ちた」というハプニング。 「ベトベター探してたら自分がベトベターになった」みたいなツイートに全身泥まみれの写真が添付されていればかなり拡散されそうです。
2 熱中症
このころの日本は連日猛暑ですから、ポケモンGOを屋外で遊びすぎて倒れてしまう人は出てくるはずです。
それが一部で問題視され「猛暑日はポケモンGOは控えよう」という注意喚起が行われたり、「ポケモンGOで熱中症にならないための7つ道具」を1枚絵にまとめたTipsをイラストレーターが描いたものが広がります。
3 充電器
位置情報を使うゲームはバッテリーを消耗するので、ポケモンGOの普及に伴ってバッテリー需要が高まります。
おそらく、リリースされてすぐに赤と白を基調とした「ギリギリOK」を狙ったデザインの充電器が出るのではないでしょうか。
4 めちゃめちゃに頑張る人
発表されてすぐに「プレイヤーがやり込める限界」をド根性で実行する人が現れます。
有給を使い切って日本中を行脚する様子がTwitterを通じて応援されるかもしれません。
5 悪ふざけ
太っている人を盗撮して「カビゴン見つけたwww」などとキャプションをつけた写真を投稿して問題視される例が出てきます。
6 職務質問
「夜中にポケモンを探して出歩いていたら警察に不審者扱いされたでござる」というエピソードは確実に出まわるのではないでしょうか。
警官「キミ何やってるの」
俺「あの…ポケモン探してて…○○ってポケモンなんですけど…」
警官「○○ならこの辺りにはいないよ。探すならこの辺」
地図を見せながらていねいに教えてくれて吹いた。慣れてるのね……。
のような「警官もポケモンGOやっとるんかーい」パターンも流行りそう。
7 変質者
「変質者に間違えられた」という話題が過ぎると、今度は「プレイヤーのふりをした変質者が現れた」という事例も報告されるかもしれません。
その場合、「ポケモントレーナーだもの、あの子のスカートの中だって覗くさ」という上手いこと言った感じのコメントがつきます。
8 ナンパ
「うち珍しいポケモン出るんだけど来る?」
「あのホテル、珍しいポケモン出るらしいよ」
のように、ポケモンをダシにしたナンパ事例が報告されるかもしれません。
9 ポケモン婚
ポケモンGOをきっかけに恋人ができた、結婚したというエピソードが投稿されるという予言もしておかねばならないでしょう。
その場合、過程がTogetterでまとめられることもあります。
「ポケモンじゃなくて恋人をゲットかよ」のようなツッコミが期待されます。
10 ポケモン離婚
逆に、配偶者がポケモンGOにハマりすぎて家庭が崩壊した話が報じられることもありそうです。
似たシステムのゲーム『Ingress』ではそのようなことが実際に起きているそうなので、当たる確率は高いと思われます。
11 ふさわしくない場所
もうすでに一部では問題視されているようですが、 慰霊地や教会などの神聖な場でポケモンGOをプレイして顰蹙を買う騒動は、日本でも避けられないのかもしれません。
12 ホラー
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「事故物件に引っ越した日にポケモンGOを起動したらゴースがいた」のような、 怖い場所にゴーストポケモンが現れてしまうツイートは大きな反応を集めると予測されています。
13 レアがいるから
「久しぶりに友達が遊びに来たと思ったら周辺の珍しいポケモン捕るだけ撮って帰った(泣)」という自虐ネタはやりやすいと思われます。
逆に「うちも課金してポケモン出るようにすればみんな遊びに来てくれるかな……」のような開き直りも定番化するでしょう。
14 意外なプレイヤー
芸能人や政治家の中でも年配であまりゲームなどやらなそうなタイプの人物が「ポケモンGO」にハマっていることを明かし、 一時的に話題になることが一度はありそうです。
15 信じるかどうかはあなた次第
その場所にそのポケモンが出現する意味を無理矢理怖く解釈した都市伝説が流行します。
噂は低年齢層を中心に広まり、追随する形で「まだこんなの信じてるの?」と冷笑的にスクリーンショットを拡散する層が登場します。
16 りかけいの
俺の周りのトレーナー、りかけいのおとこしかいないんだけど。
という自虐が流行ります。
17 元気を取り戻した老人
最近元気がなくて閉じこもりがちだったおじいちゃんにポケモンGOをやらせてみたら1日5kmも歩いてた。
おじいちゃん、その元気どこに残ってたの……。
「ポケモンGOきっかけで元気になったおじいちゃんおばあちゃん」のエピソードも来そうな予感がします。
18 パクリアプリ
突貫工事で作られた便乗アプリがスクリーンショットとともに話題になるかもしれません。
その場合のツイート文言は「なんか俺のポケモンGOだけみんなのと違うんだけど」です。
19 実写版ポケモンGO
ポケモンに似ている動物を映して「リアル○○」というキャプションを付けるテクニックは手軽なので流行しそうです。
ありそうなのは「亀を撮影してゼニガメ」「鳩を撮影してピジョン」など。
犬やトカゲがポケモンっぽくなる小道具を自作した人がRT数で頭ひとつ分抜けていくでしょう。
20 ジェネレータ登場
上記の流れを汲んで、気の利いた人が「ポケモンGO風ジェネレータ」を作る可能性があります。
並べたウズラの卵を撮影して「タマタマ捕まえた!」と言うようなことが気軽にできますが、権利上の問題が発生するかもしれません。
21 ネコ自慢
飼いネコを撮影して「うちのニャース」と書く人が現れる可能性があります。
ネコを飼っている人は、ネコを自慢するチャンスを24時間うかがっているからです。
22 独自用語
ポケモンGOでだけ通用するスラングがいくつか生まれると思われます。
ありそうなのが、猛暑の中で歩きまわっている人が経口補水液を「おいしいみず」と呼び始めるようなことです。
「塩飴舐めたらだいぶ元気が戻ってきた。これが『ふしぎなあめ』か……」と書くとか、いろいろ考えられますね。
23 さすがグンマー
珍しいポケモンが群馬県で出たら、群馬県をジャングルのようにみなすジョークと結びついて「さすがグンマー……」などと言われます。
24 思わぬ混雑
アメリカでは、そこにポケモンが出るようになる機能(ルアーモジュール)を購入したレストランが大繁盛しました。
日本でも同じように思わぬ場所にルアーモジュールが導入されてみんなが集まってくるということが起きそうです。
地方の食堂とかに大勢のプレイヤーが集まってスマホをいじっている異様な写真が見られそう。
25 クールジャパン論争
ポケモンを作ったのは日本企業のニンテンドーですが、『ポケモンGO』のゲームそのものを制作しているのはナイアンティックという米国企業です。
その構造のために「果たしてポケモンGOが流行したのは日本の手柄なのか」という議論が繰り広げられるでしょう。