こんにちは、ARuFaです。

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突然ですが皆さんは、「落書き」をしたことがありますか? ありますよね。知ってます。

 

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落書き……それは、無意味なイラスト言葉を本能のままに書き込む行為。

主に授業中のノートや、テストの答案にこっそり書かれるものですが、中でも特に人々が欲望のままに落書きをしてしまう場所といえば、やはりトイレでしょう。

 

落書き

トイレは誰もが一人になれる閉鎖空間

その解放感のせいなのか、トイレの壁には様々な落書きが散見されます。

もちろん褒められる行為ではありませんが、トイレの落書きは利用者の人間性や欲望がにじみ出ていることが多く、僕は見つけるたびに写真に収めています。

 

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こちらは近所の公衆トイレにあった落書き。心の荒れ具合がそのまま文字になっています。

……さて、そんなトイレの落書きですが、僕には常々感じているある疑問があります。

 

それがこちら、

 

 

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トイレの場所によって落書きの質って変わるの?

先程も言ったように、トイレの落書きには書き手の人間性が出るもの。

つまり、トイレの利用者の属性が異なる場所では、落書きの質にも差が出るのではないでしょうか。

具体的な例で言えば、「オシャレな人が多いカフェのトイレ」「酔っ払いだらけの居酒屋のトイレ」では、落書きの内容も変わるのか? ということです。

 

……これはトイレの落書きコレクター、略して『トラクター』としては非常に気になる疑問。早速検証してみたいと思います。

なお、今回の検証方法は、以下の通りです。

 

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……はたして、どんな落書きを見ることができるのでしょうか。

まずは検証のため、3カ所の異なるトイレに落書きノートを設置しに行きましょう。

 

 

3ヵ所のトイレに落書きノートを設置する

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今回、検証に使用するノートはこちら。これをペンと共にトイレに放置します。

……とはいえ、完全に白紙のノートを置いても、なかなか最初の落書きはされなさそうなので、

 

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最初のページには、落書きの定番「絶妙に似てないドラえもん」を書いておき、利用者の誘い水とします。

そして、このノートを三日間も放置させてもらうトイレは、以下の3ヵ所です。

 

 

1.原宿のラテアートカフェ

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まず最初の検証場所は、原宿にあるラテアートカフェ、リシュー(Reissue)』さん。

 

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ここは原宿で大人気のラテアート専門店。リクエストをすれば、あらゆるラテアートを作ってもらえます。

 

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ちなみに僕も以前訪れたことがあり、その際は『プラスドライバー』のラテアートを作ってもらいました。

原宿にあるカフェで、しかもラテアート専門店というオシャレポーカーのロイヤルストレートフラッシュのようなこのお店。

そのトイレ内で書かれる落書きは、非常に気になりますよね。

 

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というわけで、「オシャレ枠」として、1つ目のノートを置かせてもらうことにしました。

一体、どんな落書きがされるか楽しみです。

 

 

2.新宿ゴールデン街の立ち飲みバー

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さて、2つ目の検証場所を求めてやってきたのは、新宿にある「ゴールデン街」

ディープな飲み屋が密集し、毎日のように酔っ払いが溢れ返る酒飲みのための場所です。

 

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そして、そこに店を構える立ち飲みバー『オープンブック』さんが、2つ目のノートを置かせてもらうお店。

毎日のようにたくさんの人がお酒を求めてギュウギュウ詰めになる、活気のあるお店です。

 

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店内にいる人はほぼ100%の確率でアルコールが入っているため、積極的に落書きをしてくれるはずです。

はたして、お酒の力は落書きにどう影響を与えるのでしょうか。

 

 

3.自分が働く会社

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そして最後は、自分が働いている会社のトイレにノートを置いてみることにしました。

従業員は全部で14人。都内にあるWEB制作会社です。

 

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共に働く仲間の人間性は是非とも知っておきたいものですよね。どんな落書きがされるのかが楽しみです。

とはいえ、あくまで会社のトイレなので、ある程度はセーブされた内容であると僕は予想します。

 

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……さあ、無事にノートを3カ所のトイレに設置したところで、ここからは「どんな落書きがされたのか」を日数ごとにご紹介させていただきます。

 

はたして、それぞれの場所では、どんな落書きが書かれているのでしょうか?

 

 

一日目:カフェの落書き

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さあ、まずは一日目のラテアートカフェの落書きから見てみましょう。

……というか、一日で落書きなんてされるものなのでしょうか。ドキドキします。

 

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うお、書いてある!!

 

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「ずっと来たかったので本当に嬉しかったです! 無茶ぶりに応えていただきありがとうござました!!」

うわ~、めっちゃいい。最高だこれ。こんな優しさに溢れたトイレの落書きは初めて見ました。

 

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「おいしくてかわいいラテ ありがとうございました」

 

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「はじめて3Dラテアートやってもらって嬉しかったです! ありがとうございました!」

……他にも2つほど落書きがありましたが、どの落書きにも感謝の言葉小さなイラストが添えられていました。

よく見ると「1ページにつき、書くのは一人だけ」という暗黙のルールも既に構築されているようですし、非常に平和な印象です。

 

さて、次は新宿の立ち飲みバーの落書きを見てみましょう。

 

 

一日目:立ち飲みバーの落書き

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さあ、原宿のカフェから電車に乗って、新宿の立ち飲みバーへやってきました。

早速、ノートを開いてみると……

 

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っかぁ~!これこれこれ!!

これですよこれ。この雑多な感じ。トイレの落書きと言ったらこうでなくちゃいけません。

1つ1つの落書きを見てみると……

 

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ガリッガリのネズミ

 

 

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外国人の似顔絵と、かわいい雲

 

 

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恐らく好意的な英文

 

 

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そして、「坂田ですけど…」という謎の自己主張がありました。

 

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しかもこの坂田、このページ以外にも大量に書いていやがります。

物腰は低いのにグイグイくるタイプです。

 

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後半、ちょっとミスってました。しっかりしろ。

 

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……そして次のページには「ワキの谷間」「アゴの丘」「みゅん」という、知らない単語の3点セットで一日目はフィニッシュ。

いやはや、この意味不明さはまさに便所の落書きそのもの。カフェの落書きが『フォーマル』だとすれば、立ち飲みバーの落書きは『ストリート』と言ったところでしょうか。

 

これは二日目も楽しみですね。

 

 

一日目:会社の落書き

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さあ、一日目の最後は、僕が働いている会社の落書きを見てみたいと思います。

放置したノートを開いてみると……

 

 

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やなせたかしのサイン書いてありました。なんで?

そして、次のページを見てみると、

 

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鳥山明のサインもありました。

マンガ界の大物たちが、このトイレを次々と利用しているとでも言うのでしょうか。

とはいえ、ここはトイレであってラーメン屋ではないので、来訪した有名人がサインを書く文化は控えてほしいものです。

 

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……と思ったら、とんこつラーメンで有名な「一風堂」へのサインも何故かここに書かれていました。マジで何なんだ。

その後も、「ボブ・サップ」「ニコール・キッドマン」「アクセルホッパー」などのサインが書かれていましたが、キリがないので一旦無視して他の落書きを紹介すると……

 

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便器からの応援メッセージ

 

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田を返せ

 

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臭いパン

 

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そして、3D山瀬まみでフィニッシュでした。

何でしょう。全体的に下らないというか、IQが低すぎる気がします。

 

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……あと、気付いたら何者かによって4コママンガノートも隣に設置されていました。「マンガも描かせろ」ということなのでしょうか。仕事をしろよ。

とはいえ、こういう自主性は尊重したいため、今後は4コママンガが描かれていたら、落書きと併せて紹介したいと思います。

初日から予想外のことばかり起きましたが、はたして二日目はどうなってしまうのでしょうか。

 

 

 

二日目:カフェの落書き

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さて、そして翌日、検証二日目です。

まずは、昨日と同様、ラテアートカフェの落書きを拝見してみましょう。

 

 

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「名古屋から来ました! 3Dラテアートすごい! またきます! 10才」

くあぁ~!!やはりカフェの落書きは平和です。陽だまりのようなやさしさを感じることができます。

 

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「ここにくるのが念願でした。どんな風になるのか楽しみです」

こういうメッセージは心が温まりますね。その他の落書きも一日目と変わらず、感謝の言葉でいっぱいでした。

……恐らく、落書きを書く前に他のページを見て、周りの落書きと温度を合わせているのでしょう。

だとすれば、今後もこのような幸せなやりとりが続くはずですが、もし、このノートに『異分子』が紛れ込んだら今後の流れはどうなってしまうのでしょうか?

 

 

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そこで、実験的に興奮したゴリラをノートに放ってみました。

僕が放ったゴリラの影響は、三日目の落書きに反映されるのでしょうか。

 

 

二日目:立ち飲みバーの落書き

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さあ、次は立ち飲みバーの二日目の落書きを見てみましょう。

一日目は”THE・落書き”という印象でしたが、二日目はどのようなものが集まっているのでしょうか。

 

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れもん

あ~、この脱力感。いい落書きですね。ひらがなで書いてあるのも高得点です。

 

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Flyingベンキ ver.水洗

やはり、落書きというのはこのくらいの感じがちょうどいいですよね。温度でいうと41℃くらい。ずっと浸かれる温泉のように、この落書きならいつまでも見ていられます。

その他の落書きも、「店員さんの似顔絵」「ワンピースのルフィ」など、落書きらしいものばかりでした。

 

……ところで、みなさんは一日目にいた『坂田』を覚えていますでしょうか?

 

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一日目のノートに大量の「坂田ですけど…」という落書きをした謎の人物、坂田……。

なんと彼は、二日目のノートにも姿を現したのです。

 

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そして、ちょっと馴れ馴れしくなっていました。

 

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慣れ慣れしいな~。

 

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急に質問してきた。

 

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何なんだよ。

 

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知らねーよ!!

思わず「何だコイツ!」と言葉に出してしまいました。酔っ払いに落書き越しで絡まれるなんて生まれて初めてです。

しかし、どこか憎めない坂田……。坂田はこの店の常連なのでしょうか。

坂田はどんな人物で、どんな声で、どこに住んでいるのでしょうか。

 

やだ……私、坂田のことばかり考えてる。

 

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……しかし、坂田はこの『YAZAWA』みたいな落書き以降、二度と姿を現すことはありませんでした。

見知らぬ人との一期一会。まさに立ち飲みバーならではの出会いといったところでしょう。

 

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とはいえ、坂田は何故かゴリッゴリの住所を書き残していたので、会おうと思えば会えます。会わないけど。

坂田! もっと色々考えて行動したほうがいいぞ!

 

 

二日目:会社の落書き

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……さて、坂田との感動的な別れの後は、会社の落書きを見てみましょう。

前日の終わりには、何者かによって4コママンガのノートが設置されましたが、二日目にトイレを覗いてみたところ、

 

 

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一日しか経っていないのに、たくさんの作品が壁に貼り付けられていました。

断っておきますが、僕はこれらに一切関与していません。社員の手によって自主的にトイレが進化しているのです。仕事しろって。

一応、どんな作品が描かれているのか見てみましょう。

 

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くだんね~。

他の4コママンガも大体これと同じような内容なので、さっさと落書きの方を見ていきたいと思います。

 

 

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小学生が描いたようなカービィ

 

 

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マリオランド2 六つの金貨

ここだけ時間が20年くらいタイムスリップしているのでしょうか。

 

 

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オレだよ! ワリオだよ! 信じてくれ

切ない。

 

 

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自首してくれ。

 

 

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最後の方にはあみだくじもあったのでやってみたのですが、

 

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救いが無さ過ぎました。

 

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……以上が二日目の落書きですが、一日目に比べてかなりダークサイドに堕ちていました。

実はこの日は社内でかなり長引いた会議があったので、恐らく社員の心が疲弊してしまったのでしょう。

落書きには社員の心の様子が如実に現れるので、経営者の方は自分の会社に落書きノートを置いてみるといいかもしれませんね。

 

 

最終日:カフェの落書き

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さあ、いよいよ検証も最終日。

まずやってきたのは、ラテアートカフェです。

 

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二日目に僕がノートに放った凶暴なゴリラは、はたしてどんな活躍をしているのでしょうか。

掲示板で言うこの「荒らし行為」に、もしかしたらノートの中は大パニックになっているかもしれません。

早速ノートを開いてみると……

 

 

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「ラテアート 最高」

 

 

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「ラテアート とてもかわいかったです」

ゴリラ、完全に無視されてました。

いやはや、ここまで平和が徹底されているとは驚きです。「ウホホホ!!」などと張り切ってしまった自分が恥ずかしくて仕方ありません。

……というわけで、ラテアートカフェでの三日間の検証結果はこちら。

 

 

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ラテアートカフェにあるトイレの落書きは非常にマナーが良く、ゴリラにも優しいことがわかりました。

この記事を見ているゴリラのみなさん。是非ともラテアートカフェに行きましょう。

 

 

最終日:立ち飲みバーの落書き

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さあ、続いては新宿ゴールデン街にある立ち飲みバーの落書き。

『伝説の坂田』が消えた最終日には、どんな落書きが炸裂しているのでしょうか。

早速、トイレに設置したノートを見てみると……

 

 

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「美味い酒 レモンサワー 幸せな夜 本が沢山 素敵な夜」

……ん?

 

 

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「笑ってすごせれば 良い人生だよね」

あれ?

 

 

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「人生は それでヨシ!」

メチャクチャまともになってる……?!

 

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いったい何が起きたというのでしょうか。

あれだけちょうどいい落書きばかりだったノートが、一日で人生について語られる場に変貌してしまいました。

理由は全くわかりませんが、酒の席では話題もコロコロ変わるものですし、これも立ち飲みバーらしいと言えばらしいのかもしれません。

……坂田との出会いと別れ、さらには人生についても考えさせられる文章など、思い返してみれば、人情味あふれる新宿の飲み屋街っぽい落書きばかりでしたね。

 

うあ

やはり落書きには、その場所の特性が反映されるようです。

……それでは最後に、僕の会社の落書きを見てみましょう。

 

 

最終日:会社の落書き

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と、いうわけで、カフェや立ち飲みバーの落書きに感動した気持ちのまま、会社のトイレにやってきました。

それでは、最終日の会社の落書きを見てみましょう。

 

 

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しょ~もね~~~。

 

 

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また殺すな。

 

 

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調べてみたら、会社の近くにある居酒屋の電話番号でした。何で?

 

 

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挙句の果てには「ペンにウンコをべったりつけた」という犯行声明まで書かれており、そんなペンを誰も使う訳がなく、ここで落書きがパッタリと終わっていました。酷すぎます。

ちなみにこの写真を撮影した1時間後、再びノートを見に行ったところ……

 

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何者かによってノートがズタズタにされていました。何もかもおしまいです。

ペンにウンコをつけられるわ、ノートは破壊されるわで散々です。この会社は今すぐ社名を「株式会社モラルハザード」に改名するべきでしょう。

社内チャットで「ノートを破壊した人、名乗り出てください」と発言しても全員から無視されたので、全員がグルの可能性もあります。もう誰も信じられません。

というわけで、結果はこちら。

 

うああ

この会社は終わっている。

 

 

検証結果

うあああ

さて、3ヵ所の異なるトイレで落書きの傾向を調べた結果、落書きの質は場所ごとによって明らかに変わることがわかりました。

 

トイレ利用者のモラルが落書きの質に顕著に表れるため、例えば公衆トイレの落書きを見れば、その場所の治安を調べることもできそうですね。

また、就活生の人なら、体験入社した会社のトイレに落書き帳を置けば、その会社の質も調べられるでしょう。僕の会社は終わっているので来ない方がいいです。

 

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ちなみに、落書きノートが破壊された会社のトイレですが、4コママンガは日に日に増え続けています。

100本くらい溜まったら、七夕の日にまとめて燃やすつもりなので、その時はまた記事にしますね。

 

それでは、さようなら。