【ボジョレーヌーヴォーとは?】
フランス・ブルゴーニュ地方のボジョレー地区で作られたワインのうち、その年に収穫されたブドウでつくられた新酒のこと。その年のブドウの出来具合を確かめる意味合いがあるテスト酒。毎年11月の第3木曜日に解禁される。
今年もやってきましたボジョレーヌーヴォー解禁日! 今年は特に「50年に一度のブドウの出来」とか言われてるみたいですから、いやがおうにも期待が高まっちゃいますよね。そしてブドウの出来具合と言えば我等がオモコロ編集部。今まで黙ってましたが、我々ブドウの出来具合に関してはちょっとうるさいんです。本当に今年のボジョレーが50年に一度の上物なのか、実際に飲んで確かめちゃおうというのが今日の特集の趣旨。さっそく今、永田くんにボジョレーを買いに行ってもらっているんですが……。お、帰ってきた!
永田 「ボジョレーヌーヴォー買ってきました!」
おお! これぞまさしくボジョレーヌーヴォー! 一年ぶりにパッケージを見ましたが、あまり見た目に変わってるところはないようです。目に入れても痛くないのはやっぱり新鮮なブドウを使ってるからでしょうね。早く味わってみたい!
グラスに注ぐのを待ち切れず、ビンから直接を香りを楽しむ原宿。
原宿 「すごく爽やかな香り!」
ちょっとちょっと! テイスティングするまで待ちなさーい!
芳醇なブドウのエキスがたっぷり詰まったその液体を、早速ワイングラスへ。ブドウらしからぬ透明感はボジョレーヌーヴォーならではのものです。キラキラと輝く泡が美しいですね。
かるーく空気と触れあわせて香りを強めてから、さぁ、お待ちかねの試飲です! まずは加藤くんからどうぞ!
加藤 「ボジョレーヌーヴォーは初体験ですが……」
加藤 「ズゾゾゾゾッ、ズゾッ、ズゾゾゾゾゾゾッ」
加藤 「美味しい! なんかすごいスーッとしますね! 凄く爽やかな後味です」
続いては原宿。
原宿 「去年のボジョレーは飲みましたよ。今年のとの違いを感じることができればいいんですが」
原宿 「ジュビッ、ジュビビッ、ジュビビビビッ」
原宿 「……甘い! 飲んだあと、喉の奥から甘さが伝わってきますね! これが50年に一度の味ってことかな?」
まきの 「苦味が少し薬っぽい感じもあるけど、フルーティーでフレッシュなブドウの酸味を感じる! 飲んだ後のこの清涼感が癖になりそう」
永田 「うまっ! ジュースみたいにゴクゴク何杯でもいけちゃいますね。グリチルリチン酸二カリウムの味がしっかりしてますよ!」
山口 「ウウウウー」
というわけで2009年のボジョレー、堪能させていただきました! 総評としては、やはり50年に一度の出来という前評判にふさわしく、フレッシュなブドウの旨味と酸味、そして甘味がバランス良く楽しめる、非常に美味しいワインに仕上がっているなという印象でした。普段ワインをあまり飲まない方も、今日ばかりはワイン通を気取って食事と一緒にワインを楽しんでみてはいかがでしょう。ボジョレーヌーヴォーは全国の薬局・コンビニにてお買い求めいただけます。
※よい子の皆さん、
ボジョレーヌーヴォーは二十歳を越えてから!
それまでは絶対に真似しないでくださいね!
(合作)