「魔女の宅急便」のストーリーを全部逆にしてみました!!!よかったら見てください!!!!!
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旅立ち
元のストーリー:
のどかな田舎町に住むキキは魔女の血を受け継ぐ13歳の女の子。『魔女として生きる事を決意した少女は13歳の満月の夜に旅立ち、よその町へ1年間の修行をしなければならない』という古くからのしきたりに従い、黒猫のジジと共に旅立つ。
〜以下、逆のストーリー〜
ガッツゥゥゥゥゥン!!!!!!!!!!
どうしようもない田舎に住むキキキキキキキキは、13歳の魔男。
魔男一族に古くから伝わるしきたり「魔男として生きるなら、よその町で1年間修行をしなければならない」に従って、でっかい白犬ジジジジジジジジジとともに旅立つことを決意しました。
「ぜったい一人前の魔男になるんだ!行こう、ジジジジジジジジジ!」
キキキキキキキキはジジジジジジジジジを連れて自力で地面に潜り、修行先となる町を探しに出発しました。
出会い
元のストーリー:
キキはパン屋のおソノと出会い、居候することになる。魔女の宅配業を始め、この街で定住することを決心する。
〜以下、逆のストーリー〜
ついたのは、キキキキキキキキが住んでいた田舎にはない大都会。見たこともない人の数、行き交う車たち。
そんな光景に目を奪われ、接触事故を起こしそうになったキキキキキキキキ。少年に助けられるも、その馴れ馴れしさに腹を立てたキキキキキキキキは、地面に潜ってしまいました。
地面の中で失意にくれるキキキキキキキキ。そんなとき、とある夫婦が声をかけてくれました。
地下で米屋を営む、ゴブリンの夫婦です。
「おや、素敵なリボンだねぇ!修行のためにやってきた魔男だって?気に入った!ウチに居候したらどうだい?」
キキキキキキキキのことをすっかり気に入った女将さんは、キキキキキキキキに居候してはどうかと提案します。
なんて優しい人なんだろう。はじめて人(ゴブリン)の優しさに触れたキキキキキキキキは、この米屋に居候させてもらうことにしました。
「ぜひ!よろしくおねがいします!」
こうして、キキキキキキキキは米屋を拠点に、自分の力を利用した「魔男の宅遅便(まだんのたくちびん)」をはじめるのでした。
飛行クラブのパーティー
元のストーリー:
ある日、パン屋で店番をしていたキキの元にトンボがやって来る。トンボは自分の所属する飛行クラブのパーティへの招待状を手渡して帰っていく。パーティに行くため、仕事の依頼先へ急ぐキキだが、依頼人の老婦人はオーブンの調子が悪いために孫娘に届ける「ニシンのパイ」ができていないのだと告げ、キャンセルするが料金は払うという。
孫娘への想いを叶えるため、キキは老婦人を手伝ってなんとか料理を完成させ、急な大雨にびしょ濡れになりながらも届け先へと向かうが、料理を受け取った孫娘の冷淡な態度に衝撃を受け、パーティに行く気力を無くして体が濡れたまま眠り風邪をひいてしまう。
〜以下、逆のストーリー〜
魔男の宅遅便を開業してしばらくした頃、キキキキキキキキのお店に、なんと街にやってきた初日に助けてくれた少年がやってきました。
「魔男さん!ぼくの名前はヤゴ!今度ぼくが所属してる飛行クラブのパーティーがあるんだ。ぜひ来てくれないかな?」
なかば強引に招待状を渡されたキキキキキキキキ。しかたなく、配達終わりにパーティーへ行くことにしました。
今日の配達先はとあるおじいさんの家。なんでもお孫さんに、あるものを届けたいというのです。
「めちゃくちゃオーブンとかの調子がいい!すぐできた!この鴨の治部煮を孫娘に持って行っておくれ!」
これを食べに来た。
石川と言ったら治部煮。鴨の治部煮。
すだれ麩としいたけ生麩、金時草が入ってる。
しっかり出汁の効いたとろみがかった餡が絡んで決して主張し過ぎない味がいい。染みる味。 pic.twitter.com/Ga8KfNsqi1— 天ぷら饅頭/日本一周完2022年 (@tera_cbr) June 3, 2022
外は雨が振りつつありましたが、地面を掘り進む魔男には無縁な話。キキキキキキキキは快諾し、ゆっくりと鴨の治部煮を運び始めました。
配達先に到着したキキキキキキキキ。待ってましたと言わんばかりに孫娘はドアから飛び出し、
「やった・・・鴨の治部煮・・・鴨の治部煮よ!!!!!!!!」
と、大雨にも関わらず大はしゃぎ。
そのテンションにひっぱられ、キキキキキキキキもテンションMAXに。すぐに飛行パーティーへ向かい、朝までさわぎ続けました。
トンボの飛行実験?!
元のストーリー:
キキの体調が回復した日の事。トンボは飛行クラブのメンバーと共に制作中の人力飛行機の機関部(自転車に大きなプロペラを付けた物)をキキに見せ、練習を兼ねてこれに乗り海岸に停泊中の飛行船を見に行こうと誘う。二人乗りで海へと向かうが、その途中、あわや車と正面衝突しかける。自転車が突然宙に浮き二人は助かるが、そのままガードレールを飛び越え、直後に海岸へ落下してしまう。
自転車は大破するも二人は無事だった。二人は笑い合い、打ち解けた様子で海岸で語り合う。
〜以下、逆のストーリー〜
万全な体調が続いたとある日。ヤゴがお店にやってきました。
「これからぼくらが作っている飛行機の飛行実験をするんだ!魔男さんも見に来てよ!」
キキキキキキキキは飛行実験の様子を見にいくことにしました。
「これが飛行機さ!犬を・・・犬を連ねて飛行機にしている」
さっそく飛行実験を始める2人。うまく飛ばず、実験は失敗かと思われましたが・・・
車とあわや衝突するというところで、飛行機が宙に浮かんだのです!
「やった!!!!!実験は成功だ!!!!!」
しばらく浮かんだあと、そのまま海に落ちて飛行機は大破してしまいましたが、実験の成功に2人は大笑い。すっかり打ち解けたのでした。
魔法が…
元のストーリー:
そんな時、キキはジジの言葉が分からなくなっている事に気づく。慌てて箒にまたがり飛ぼうとするも、思うように飛べない事を知ったキキは、魔法の力が弱まった事を認識して愕然とする。更に、斜面で飛ぶ練習をしている時に傾斜から滑り落ちた弾みで箒を折ってしまう。魔女である自分にとっての唯一のとりえであった空を飛ぶ力を失い、宅配の仕事もできなくなってしまったキキは、深い失意と傷心に落ち込む。
〜以下、逆のストーリー〜
そんなとき、キキキキキキキキは自分の魔力が過去一番みなぎっていることに気づきました。
「力が・・・力があふれる・・・!」
さらに、白犬のジジジジジジジジジの言葉も、以前よりはっきりとわかるようになっていました。
トンボの大ピンチ!
元のストーリー:
キキは老婦人の家へ招かれ、雨の日の苦労をさりげなく労ってくれた老婦人の心遣いに元気づけられ、明るい笑顔で笑い合う。その時、テレビに海岸の飛行船が突風にあおられて暴走を始めた様子が映る。飛行船のロープには、トンボがしがみついていて、高空にさらわれてしまっていた。
今にも墜落しそうなトンボを助けようと無我夢中で現場へ向かったキキは、たまたま近くにいた掃除夫のデッキブラシを借り受け、必死の思いで魔法の力を奮い起こして大空へと飛び出した。
〜以下、逆のストーリー〜
翌日、キキキキキキキキは鴨の治部煮を依頼したおじいさんの家に招待されました。談笑する2人のもとに、テレビからとあるニュースが飛び込んできました。
なんと、テレビにはヤゴの姿が!
「ニュースです!モグラから発せられる逆重力ビームにさらされた少年が、上に上がっています!」
「ヤゴだ!大変・・・ヤゴを助けなきゃ!!!!」
キキキキキキキキはおじいさんの家を飛び出し、ニュースでやっていたモグラの場所に急行します。
道中、貴婦人からうっすらと光を纏った薄氷のようなレイピアを借り受けます。
クライマックス
元のストーリー:
慣れないデッキブラシの飛行に振り回されつつも、キキは群衆の声援を受けながら間一髪の所でトンボを救出する事に成功する。
こうしてキキは再び魔法の力を取り戻して、街の人達ともすっかり打ち解け、デッキブラシで空を飛び回りながら宅配業に精を出し、実家にも良い便りを出すことができたのだった。
〜以下、逆のストーリー〜
無我夢中で現場へ向かうキキキキキキキキ!!
そのときです。
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・・・・
地球に巨大隕石が落ちてきました。
ギューーーーーン!!!!!!
カッ!!!!
カッ!!!!
カッ!!!!
カッ!!!!
カッ!!!!
カッ!!!!
ドオォーーーン…
シーン・・・
地球は跡形もなく消滅しました。
こうして、魔男の修行などは関係なくなったのです・・・。
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