こんにちわ、原宿です。
夏といえばバーベキューの季節ですね。僕も野外でみんなとワイワイ肉を焼きたいのですが、誰も誘ってくれないのでこうして1人でバーベキューセットを持ちだして肉を焼いています。ただでさえ美味い焼肉ですが、その美味さを一段レベルアップさせる方法が存在します。
それがこちら、焼き肉のタレに漬け込んだ「漬け肉」です。
これはバーベキューの直前、ジップロックに入れたカルビに焼き肉のタレ「ジャン」を入れて、漬け込んでおいたものです。
こんなの不味くなるわけないんですが、念のための確認として、試しの試しで一応焼いて食べてみます。
ニチッ。
うまい。うまタレの味がうま肉に染みこんで二重にうまい。
タレに漬け込んで焼いた肉がうまい世界に暮らすのは大変素晴らしいことですが、ここにきて問題が一つあります。
それは『そんなもんばっか食ってたら太ってしょうがない』という事実です。
裏付け資料とも言える僕自身の体をご覧ください。この5年間、欲望の檻に鍵をかけることなく好きなものを食べ続けて暮らしていたら、ドッヂボールみたいな外見になりました。
このまま暮らしていては、いつか小学生に首をもぎとられて体育館の屋上に投げ込まれること、火を見るよりも明らかです。でもダイエットするのはマジだるいし、困った。うまい肉を食べて食べて食べまくってもボールにならず、人間のままでいられる方法…そんなものがもしあれば…。
「そうだ!体にいいものばかりが売ってるドラッグストアに売ってる商品で漬け肉を作ればいいんじゃないか!?」
雷光のように閃いたので、雷光のように実行してみました。
まずは栄養ドリンク日本代表、疲れたサラリーマンの相棒として長きに渡って日本を支えるリポDです。これにお肉を漬け込めば、バッキバキの疲労回復食となってくれるはず。さぁ!漬(づ)けよう!
しょっぱなから言っちゃなんですが、色的におしっ…いや、あえて言うこともないでしょう。問題は焼いてみてからです。
あれ? まったく美味しそうに見えない。やばいんじゃないこれ? 「ファイト一発」の名コピーとは裏腹に、一発目からファイトが萎えるのを感じますが、一発逆転を信じてとりあえずいただきます!
焼いたガム。
なんで? 俺の知らない間にガムと入れ替えた? 草履で踏んづけたフィリックスガムか何かと入れ替えた? 噛みしめるほどに肉汁代わりにケミカルな甘味が染みだして、マジで最悪です。体中のファイトが気だるさに変換されました。間違っても牛肉をリポビタンDに漬けてはいけません。ケイン・コスギさんにもこの分かりきった情報が届くことを祈っています。
リポDを試したならこっちもねということで、タモリさんがCMをしてたことでもお馴染みのユンケル黄帝液。最初開けた時、「箱に対して中身小っちゃ!」と驚くのもユンケルあるあるですね。
飲んだ時に感じるピリピリとした生薬の辛味が一体どんな効果をもたらすのか。リポDとの違いはどういうところに現れるのか。興味津々です。
ひょっとしたら何かの間違いで物凄く美味くなってる可能性も……
無かった。
なにこれ…肉なのによく杏仁豆腐の上に乗ってる赤いやつの味がする…。あれ何て言うの…? 何であれ乗せることになったの…? 知らないけど、肉からあれの味したら絶対ダメだよね。皆さんありえないこととは思いますが、ユンケル黄帝液ならぬユンケル黄帝肉が発売されたとしても絶対に買わないでください。