こんにちは、ARuFaです。
季節は夏。暑過ぎる日々が続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
僕は気持ちがいい程に夏バテです。
夏が暑いというのは常識ですが、それにしたって今年は暑すぎますよね。地球、やり過ぎです。
こうも暑いとアイスを食べたくなりますが、「夏のアイス」といえば、やはりコレじゃないでしょうか。
そう、『スイカバー』です。
スイカのような見た目が特徴的で、今や夏の風物詩であるスイカバー。
本来ならば食べられない皮や種までもが見事に再現された、かわいらしい見た目が人気のアイスです。
さて、そんなスイカバーですが、実は僕には子供の頃から叶えたかった夢があります。
それがこちら……
「巨大なスイカバーを見てみたい!」
これです。
普通のサイズでさえテンションが上がるスイカバー……
ならば、それをさらに巨大化したらとっても素敵だとは思いませんか?
本日の記事では、そんな子供の頃からの夢だった、『巨大なスイカバー』を作ってみたいと思います。
巨大スイカバーを作ろう
さあ、そんなわけで、『巨大スイカバー』を作るにあたり、まず用意したのがこちらの三角コーン。
工事現場などでお馴染みの三角コーンですが、今回用意したのは普通より大きいサイズの物になります。
一般的な三角コーンと比べると、その大きさは一目瞭然。
こちらは通販で購入したのですが、宅配便のお兄さんに「へへ、やばいっスね」と、大金を手にしたチンピラみたいなセリフを言われたのが印象的でした。
この三角コーンは、その色と形を活かしてスイカバーの赤い部分にする予定なので、さっそく形を形成していきます。
というわけで、まずは三角コーンの底の部分をハサミで切り離していきましょう。
ギ…ギギッ……ギッ……
え、かったい。何これ。三角コーンかったい。
この作業のために切れ味の良いハサミを会社から無断で持ってきたのですが、それでも材質が硬すぎて全然切れません。
……結局、予想していた倍の時間と労力をかけて切り離しに成功。
腕の筋肉がすべて死んだ上に、会社のハサミはぶっ壊れる結果になりましたが、スイカバーには少しずつ近付いている気がします。
この作業の後、疲れたので一旦寝ました。
……さあ、昼寝で体力を回復させた後は、円錐型の三角コーンをスイカバーの形に近付ける工程に移りましょう。
用意したのはガスコンロ。これは会社から無断で持ってきたものです。
さて、ガスコンロに点火をしたら、三角コーンをジリジリと加熱していきます。
プラスチックでできている三角コーンは、熱を加えると柔らかくなる性質を持つため、十分に温まったら……
このように、フライパンでガンガン殴って形を整えます。
一見すると幻術にかかっている人間にしか見えませんが、ちゃんと目的を持った行動なので安心してください。
……そして死闘の結果、三角コーンをペチャンコに潰してスイカバーのような形にすることに成功しました。
とはいえ、現状では「スイカバー」というよりも「産業廃棄物」と言った方が適切な状態なので、どんどん製作を進めていきましょう。
というわけで、次はスイカバーの棒の部分を作るため、板を買ってきました。
ノコギリで切って……
ドッキング!
そして次は皮の部分を作るため、画用紙にスプレーで色を塗って……
ドッキング!
ここまで来ると、見た目の色合いはスイカバーそのものですね。
……そして最後の仕上げに、スイカバーの種を全体にあしらえば、
いよいよ巨大スイカバーの完成です!!
ご覧ください。6時間をかけて汗だくで作ったこの巨大スイカバーは、普通のスイカバーに比べ、約118倍の大きさになりました。
食べることこそできませんが、その見た目はまさに子供の夢が具現化したかのようで、見ているだけで頬が緩みます。
ちなみに、巨大スイカバーの種は磁石を黒く塗ったものを使用しているので、好きな位置に配置することが可能です。
スイカバー好きは種の位置に非常にこだわりますからね。いっそのこと好きな位置にカスタマイズできるようにしました。
……実際に横に並んでみると、より一層その大きさを感じることができます。
本来は手の平サイズの物が、自分とほぼ同じ大きさになっている光景は、まさにファンタジーそのもの。
子供の頃に駄菓子屋でこんなスイカバーを食べていたら、たちまち学校の人気者になれることでしょう。
そして、普段のように手に持ってみると、何故かメチャクチャかっこいい感じになりました。
その見た目はもはやアイスではなく、竜をも倒す『大剣』そのものです。
さらに、それっぽく構えたら完全にかっこよくなってしまいました。
やばい、なんですかこれ。僕の中の”男子の血”が騒ぎ始めています。
スイカバーって、巨大化させるとこんなにかっこよくなるんですね……。
……それでは、せっかくスイカバーが大剣のようになったので、最後はこのスイカバーを使って「夏のイベント」として欠かせないアレに挑戦してみたいと思います。
スイカバーでスイカ割りをする
夏のイベントといえば、やっぱり欠かせないのはスイカ割りですよね。
今回の記事では、この巨大スイカバーでスイカ割りをして、お別れのご挨拶とさせていただきたく思います。
スイカバーでスイカを割るという行為には、何となく下克上的な匂いがして血がたぎりますね。
本当にこれでスイカが割れるのかはわかりませんが、思いっきりやってやりましょう。
というわけで、タオルで目を隠して……
スイカ割りスタートです!
果たしてスイカバーで、スイカを割ることができるのでしょうか……!?
「……ここだ!!」
「せーのっ……」
ブンッ!
ゴッ
スイカバーの取り扱いには気を付けましょう。
それではさようなら。
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