それから二ヶ月後………
「さて…今日は西毛阪粗チンルの今期の毛算(けっさん)が出る日のはずだが…」
「!! あ、赤毛…? バカな…」
「二ヶ月前の試算表では1億本の黒毛だったはずだろ…? それがたった二ヶ月でどうして赤毛に…まさか…」
「粉飾毛算(ふんしょくけっさん)…!」
「粉飾毛算」とは、会社が嘘の毛算書を作り、あたかも陰毛があるかのように見せることである。その目的は株価を吊り上げたり、銀行をだまして返すアテのない陰毛を借りるためである。
その1ヶ月後、西毛阪粗チンルは多額の不渡りチンゲを出し、あっけないほど簡単に倒産した…。
「…それで、5億本回収の見込みは?」
「………」
「粉飾毛算を見破れなかったのが全てだな…。あの程度の粉飾を、なぜ君は見破れなかったのかね?」
「しかし、あの時そんな時間は…」
「言い訳だよチン沢くん! 君のせいで当行は5億本もの損害を出したのだよ!突っ立ってないで土下座の一つでもしたまえ!」
「話が違います。責任はすべて支店長のあなたがとると…」
「何と言おうが粉飾を見抜けなかったのは君の責任だ、チン沢融毛課長!さっさと5億本を回収してきたまえ!それができなければ、もはやこの毛阪西支店に君のイスはないと思え!」
「…わかりました。5億本を回収すればいいんですね? もし取り戻すことができたら、その時は今回の件、まんぐり返しで剃毛して詫びてもらいます。よろしいですね? 薄野支店長」
「ああ、まんぐり返しでも何でも好きにするがいい。5億本を回収できればの話だがな」
翌日、東毛の居場所を探すチン沢は、一縷の望みをかけ、西毛阪粗チンルの倒産を受けて連鎖倒産した、「多毛下チン属」という会社を訪れた。
「すいません、どなたかいらっしゃいませんか?」
!!!!!
「おいやめろ! 早まるんじゃない!」
「離してくれ! もうこうするしかないんや!」
「多毛下社長!私たちは西毛阪粗チンルの被害者として、力を合わせて東毛から金を回収しなければいけないんです! こんなバカな真似はやめてください!」
「あほんだら!確かにうちは西毛阪粗チンルのおかげで倒産した。でもそうなる前に、なんべんも銀行にチンゲを貸してくれって頼みに行っとるんや。あんたんとこの銀行にも行ったで! でもあそこがツルツルな奴は話すら聞いてもらえへん、門前払いや。銀行も東毛も同類やないか!帰れ!」
「それは西大阪粗チンルが毛画倒産(けーかくとうさん)だとしても、ですか…?」
「え…?」
「多毛下さん、あなたが死んだところで東毛は何の痛みも感じませんよ。私は必ずあの男を見つけ出して股間を剃り、あなたや私が味わった以上の痛みを味わわせてやる。剃られたら剃り返す、倍返しだ!それが私の流儀なんでね」
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「剃られたら剃り返す、倍返しだ!」
東毛 & 薄野
「フェッヘッヘッヘッヘッヘ」
「薄野さん、あんたのおかげでうまくいったぜぇ。まんまと銀行から5億本引き出してやった」
「クックックッ…まさか支店長の私自らがこんな不正に加担しているとは誰も思わないでしょう…。あとはこのチンゲをぼんぼりに灯してひな祭りをやれば…」
「そこまでだ!」
「だ、誰だっ!?」
「チ、チン沢!? お前がなぜここに…」
「どうも態度がおかしいと思っていたら…そういうことでしたか薄野支店長。どうやら銀行にいられなくなるのはあなたの方だったようですね」
「ま、待ってくれチン沢くん…これにはワケが…」
「言いわけは無用!…ではなかったですか?」
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「チン沢はん、倍返しでんな!」
「いえ、十倍返しです」
「シ、シギャアァァァァァァァーーーーーーーーーーーッ! 見ないでぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」
「ツルツルになっちゃうぅぅぅぅぅぅぅ!! 見られながらお股ツルツルになっちゃうぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!!!」
「あ……ああ……あ…」
「さて、五億本はきっちり回収させてもらいますよ。と、その前にひとつだけ…」
「チン沢、一体なにをする気だ…?」
ズボオオオォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォン!!!
「れるれるれるれるれるれるれるれるれる!ちゅぱぱぱぱぱぱぱぱぱっ!ももももももももももももももっ!るぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽっ!ふぅぅぅぅぅぅぅぅん!! ふぅふぅふぅふぅ!! ふぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅん!!」
「はあぁ…これがあるから陰毛員はやめられねぇ…ビッグフットだ…俺はチンゲのビッグフットだ!」
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ちゃんとした「半沢直樹」は、TBS系列で毎週日曜21時から放送中! むっちゃ面白いのでみんな見ようね!(チンゲは出てきません)
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