

「作り笑い」。あまりいい意味で使われる言葉ではないですよね。筑紫さんは、作り笑いをしたことがありますか?

ないですね。よく「仏頂面だ」なんて言われるので、逆に作り笑いの仕方を教えてもらいたいぐらい。

そんな作り笑いが最近、若者の間で流行しているそうです。その実態を調査しました。

「作り笑い」 その手軽さに人気集まる
大勢の人でにぎわう、渋谷。

街のそこかしこで、作り笑いをする若者の姿がありました。





作り笑いの魅力を口々に語る若者たち。なぜ、作り笑いは流行したのでしょうか。
「作り笑い」その驚きの効果とは
日本フェイクスマイル協会代表のイッツ石塚(いっつ・いしづか)さんです。作り笑いを普及させるための街頭演説やセミナー活動などを行っています。

イッツ石塚さんは、「作り笑いの流行には、インターネットの爆発的な普及が影響している」と言います。




笑いには印象をよくする効果のほか、さまざまなメリットがあると語るイッツ石塚さん。それがたとえ作り笑いであっても、効果は変わらないと主張します。
実際に、日本フェイクスマイル協会が独自に行ったアンケートによると、作り笑いをした100人のうち95人が効果を実感しています。




簡単に導入できるのに、驚きの効果を実感できる作り笑い。
しかし、過剰な作り笑いによって健康を損なうケースも……。
過剰な「作り笑い」で深刻な病に

24歳の無職の男性です。
作り笑いを続けていた結果、腹筋崩壊症(ふっきんほうかいしょう)と診断されました。


多いときには、1日14時間も作り笑いをしていた男性。
「腹筋崩壊症」で倒れ、搬送された病院で、腹部を30針も縫ったと言います。




(おわり)









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