こんにちは、ビタパンと申します。

 

いきなりですが、皆様。世界初というものに憧れはないでしょうか?

 

例えば、世界ではじめて電球を発明したトーマスエジソン。

 

世界で初めて飛行機で空を飛んだライト兄弟。

 

初めて何かをした人は、世を動かし多くの人々に尊敬され、ちやほやされます。

 

そして

しかし人類の歴史は長く、大体はやりつくされており、多少の思い付きでは誰かのパクリになるだけです。

 

そんなのは嫌です。

 

これ避けるべく私は熟考に熟考を重ね、私でもできる世界で初めてを探しました。

 

そしてついに見つけました。

 

それは

 

 

 

 

です。

 

……

きっといま、この記事を読んでいる方々はこう考えたでしょう。

 

 

 

 

 

そんな方に問います。

 

 

ないはずです。

 

なんせ忙しい現代人がわざわざ、小石にちんちんを描くなんて無駄で労力のいることをすることはないでしょう。

 

 

では、昔ならどうでしょうか?

 

 

 

 

人類のちんちん作成の歴史は古く、数万年前の旧石器時代にはすでにちんちんを模した石が作られていたと言われています。

それほど長い歴史の中で、なぜ私は小石にちんちんが描かれていないと言えるのか。

 

それには理由があります。

 

それはちんちんが簡単すぎたことです。

 

まず、人がちんちんを表現するとき二つのパターンがあります。

棒が一つと玉を二つ追加した物。この二つです。

5歳児でも完璧に描けそうな簡単すぎる構造ですが、描く以上にもっと簡単な方法で表現できます。

 

それが

小石です。

 

小石には様々な形があり、三つぐらいあればちんちんが作れます。

長いものを使えば小石一つでちんちんも作れます。

 

*小石で作られたちんちんの一例

小石はただある、それだけでちんちんになるポテンシャルを持っています。

 

そして、人はうんこにうんこを描きません。

なぜなら、うんこをどういうものか表現するときに、すでにうんこがあれば描く必要がないからです。

 

それはちんちんも一緒です。

小石は簡単にちんちんを表現できる【ほぼちんちん】なので小石にちんちんを描く必要がありません。

 

よって小石はちんちんの絵を描かないでも、すでにちんちんの要素を満たしているため、人は小石にちんちんを描かなかった。

これが理由です。

 

なので小石にちんちんを描きましょう!!

 

 

 

 

 

 

というわけで、河原に来ました。

 

小石がたくさんあるのでよりどりみどり!

きっとちんちんに合う小石がたくさん見つかるでしょう!

 

 

 

その前に

河原で石を拾う場合は、自治体のルールに従って楽しみましょう!

今回利用した猪名川の使用のルール

https://www.kkr.mlit.go.jp/inagawa/riyou/riyou/index.html

 

 

 

それではいい小石を探してきます!

 

 

この石なかなかいいですね。

 

槍みたいでかっこいい!!

 

この石は握ったときに安心感があります!ちんちんみたい!!

 

河原には様々な種類の小石があって楽しいです!!

 

 

さて結構いい小石が集まってきたので、そろそろちんちんを描いていきましょう。

画材にはアクリル絵の具を使用します!!!

 

まずちんちんの色を作って

 

ちんちんの形に塗ります。

 

縁を塗り、装飾を加えたら

 

世界で初めての小石に描かれたちんちんです。

これで私は世界で初めて小石にちんちんを描いた人間になりました。

うれしいです!

 

この小石には初めての基準としての意味を込めて、オーソドックスとなずけましょう。

 

 

さて、小石にちんちんを描くのはこれで終わりません。

今のうちに、様々なちんちんの描いて、ちんちん小石の第一人者になりましょう。

 

次はこれ

装飾の荒々しさから、この石には荒ちんと名付けましょう。

 

運勢の上がりそうなハッピーちんちん。秘宝館のお土産とかにあったら買っちゃいそうです。

 

つづいて、麻雀牌に擬態したちんじゃん。意外と似合います。

 

さて、普通のちんちんを描くのには満足したので、少し変わり種のちんちんを描いていきましょう!

せっかく河原に来ているので、川にゆかりのあるちんちんが良いですね。

 

そういえば、先ほど川を見ていると小さな魚が泳いでいました。

必死に群れて泳いでいてかわいいです。

彼らをモチーフにしましょう。

 

 

魚の群れと言えば、あの絵本

スイミーです!

 

小さな魚のスイミーが、仲間たちと一緒に誰よりも大きな魚に擬態し、敵の魚を撃退する絵本。

私はスイミーたちの皆で立ち向かう勇気が好きです。

この作品を読んでから水族館などで魚の群れを見るときは、なんの形になっているのか考えながら見ています。

 

もしかして私が今見ている魚たちも、なにかしら大きな魚を模しているのかもしれんせんね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

チンミーです

 

 

 

太い魚と2匹の丸い魚。三匹合わせてチンミーです。

彼らは強い信念をもって自らちんちんになっています。

ちんちんの形は生存に有利ではないので、近いうちに食べられると思いますが、チンミーたちの己の表現を信じるパンクバンドのような生き方にはどこか憧れます。

 

次はこの川に本当に存在するかもしれないちんちんを作っていきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

鮎と言えば川のおいしい魚です。

この川にも生息しており上流のほうでは、鮎釣りをしているおじさんをよく見かけます。

 

鮎は川底の珪藻類を食べる草食傾向が強い魚で、鮎の住む場所では変わった模様が見られます。

引用:アユの餌としての付着膜の維持にも川底の攪乱は必要なのでしょうか?|共生C 土木研究所 (pwri.go.jp)

この模様ははみ跡と言って、鮎が歯で岩に生えた珪藻をこそぎ取った後です。

鮎釣りをする人々はこれを目印に、釣る場所を選ぶとか。

きれいな川をじっくり観察してみると見つかりそうですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

鮎のはみ跡で出来たちんちんです。

 

 

 

 

 

名前は鮎釣り名チンです

日本の小石を探せば1つぐらいはあるかもしれません。

 

さて次はどんなちんちんを描きましょうか。

 

その時である。

「おじさん何してるの?」

後ろから声をかけられた。

振り返ると小学3年生ぐらいの少年が一人立っていた。

「絵の具持って、石に何描いてるの?」

 

そういえば近くで水切りをしている家族を見かけた。その子だろうか?

私は聞きとりやすいようにゆっくりと答えた。

 

「お兄さんはね、小石にちんちんを描いているんだよ」

 

「なんで?」

 

「それはね、お兄さんが小石にちんちんを描くと世界初の称号をもらえるからだよ」

 

「どうして?」

 

「世界で初めてのことをすると、いろんな人に褒めてもらえるからね。成長するとなかなかこういう機会がないから。お兄さんは皆に胸を張りたいんだ」

 

「…………」

 

 

 

 

沈黙が流れる

 

気まずい

 

 

 

 

「どうだい?君も小石にちんちんを描くかい?」

空気に耐え切れず言ってしまった。

 

少しの沈黙の後、少年は表情を変えずに答えた。

「お母さんに聞いてくる」

そう言って駆けて行った。

 

大丈夫かな?お母さん許可くれるかな?家にちんちんの描かれた小石を持って帰ってくる息子はちょっと嫌だもんな。

 

そういえば、とある界隈では河原で石を持って帰る行為は、大変縁起の悪い行為だと聞きます。

河原にある石には洪水などによって流され崩れた、墓石やお地蔵様のかけらが混じっているようで、そういったものを持ち帰ると何やらよくないことが起こるらしいです。

 

 

 

では、これはどうなのでしょうか。

 

もしこの小石がそういったものの破片なら、ちんちんを小石に描くのは大変罰当たりな行為です。

帰宅した瞬間爆死しても文句は言えないでしょう。

 

しかしちんちんは歴史が示す通り神聖なシンボルであり、中に潜む悪いものを抑制しているかもしれません。

 

ちんちん小石の霊的な効果はいかに……。

 

 

 

そんなことを考えているとこんなものが出来ました

なんでしょうかこれは……

何かを封じ込めるように描かれた無数のちんちん。そのすべてには念仏のように「チン」の文字が刻まれています。

こんなものが廃屋や神社にあれば間違いなく、呪いのちんちん小石だと思うでしょう。

この小石はほういちんと名付けます。

 

そうしているうちに、さっきの小学生が戻ってきた。

 

「お母さん。汚いからダメだって」

 

【汚い】そう来たか。お母さんがなんでも持って帰る子供に言う方便だな。

 

「それでね」

 

「なんだい?」

 

「前田君」

 

「えっ?」

 

「前田君。図工の授業で小石にちんちん書いてたよ」

 

 

「……」

 

 

「じゃっ」

 

少年は私が聞き返す隙も与えず走っていった。

 

 

 

 

 

 

 

……

……

……

……

……

そっか。前田君がもうちんちん描いてたか。

……

そりゃそうか。

小学生は人生において最もちんちんが大好きで、よくわかんないことに情熱を燃やせることの出来る時代。

小石にちんちんを描くやつなんているよなあ。

 

 

「……小石にちんちんを描く理由無くなっちゃたなぁ」

 

 

 

まあ、一度初めてしまったものはどこかで切りをつけないと終わった気がしません。

最後に私の一番大好きなちんちんを描いて終わりましょうか。

 

あれは私が小学生の頃の話です。

私の小学校では壁新聞を作るのが盛んで、市の施設や将来の夢を語った小さな新聞が廊下にずらりと貼られていました。

それどころか、生徒オリジナルの壁新聞を作ることも許可されており、だれかの日記や、連載形式の少女漫画、少年心あふれるギャグメインの新聞等様々な物が掲示されていました。

 

私も友達と壁新聞を制作しており

100人に聞いてみた!ティッシュとトイレットペーパー食べるならどっち?

100人に聞いてみた!うんことおしっこどっちが強い?

等の新聞を作っていました。

今考えると私がこんな記事を書いているのはここが原点な気がします。

 

そういった新聞が乱立する中で、学年一の人気を誇る新聞がありました。

 

それが河〇タイムズです。

 

河〇タイムズはリーダーの河野君と、途中くびになり〇表記になった門田君含むその他仲間たちによって作られた新聞で、

学校での出来ごとを下ネタ混じりに語る、ジャーナリズムを感じさせない記事が特徴で、数多ある新聞の中で一番の人気を博しました。

4コマ漫画も掲載されており、高校野球をモチーフにした漫画の最終回が、敗退後の打ち上げ、うまい棒一本だった悲惨さはいまだに覚えています。

 

私は別クラスだったので、執筆にかかわることはありませんでしたが、新しい号が設置されるといち早く見に行くぐらい熱中していました。

そんなある日、河〇タイムズにてある特集が乗りました。

 

 

 

 

 

ちんちん特集号!新聞の中に隠れた10個のちんちんを探そう!

 

 

 

 

 

衝撃でした。まさかちんちんにミッケ!みたいな使い方があるなんて。

私は無我夢中で探しました。

ハートのなかにちんちんが混じっていたり、ひらがなの【な】の上の部分がちんちんになっていたり、多彩なちんちんがありました。

ちんちんになった【な】

そんな時私は見つけてしまったのです。

 

それは

 

 

 

ちんちんUFOでした。

 

一般的なアダムスキー型UFOに生えた立派なちんちん。

 

なぜちんちんが生えているのか。

 

UFOにちんちんを生やす宇宙人はどんな性癖をしているのか。

 

ちんちんUFOがオスだった場合メスのUFOはいるのか。

 

このUFOが地球を侵略してきた場合どんな方法で侵略されるのか。

 

いろんな情報が入ってきました。

 

そして私の描くUFOは大体大きなちんちんを持つようになりました。

 

ちんちんUFO。それは私にとってUFOの常識を変える衝撃でした。

 

あの日から十数年は経ったでしょうか、

ちんちんUFOの作者とは今でも親交があり、数か月に一度は飲みに行く仲です。

 

ですが、あの頃山ほどしたちんちんの話はすっかり減り、仕事の愚痴を話し合うぐらい。

 

 

しかし、未だに私はこの空にちんちんUFOが浮かんでいる夢を見るのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それから数日後、youtubeにある動画が投稿された。

 

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