★巨大イクラ、できました★

 

 

 

巨大イクラの作り方

 

まずイクラの赤いやつを作ります。これぐらいのサイズならスプーンでなんとかなります。

 

 

歪(いびつ)…まぁバレないので大丈夫です。

 

 

失敗すると映画アントマンのヤバい粒子を浴びた人みたいになります。

 

 

カップにイクラ卵液と赤いのを入れて、冷凍。イクラ氷ができました。

次の工程が今までと違います!

膜を作る液、アルギン酸ナトリウム水溶液を沸騰させるのです!

 

沸騰した水溶液にイクラ氷を入れて3分。液から揚げて自然解凍すると……

 

 

やった~~~~~~~~~~~~!!!!!!!!!!!!!

 

 

ぷるぷるだ~~~~~~~~~!!!!!!!!!!!!!

 

 

美味しそ~~~~~~~~~~~!!!!!!!!!!!!!

 

ほら、普通のイクラ丼と見比べてください!

 

どっちが魅力的かって話ですよ!!!!!!!!!!!そんなのイクラーなら言わずもがなですよね!!!!!!!!!!!!!!

いただきま~~~す!!!!!!!!

 

 

 

ウワ~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

 

味はそこそこ良かったのですが、噛む前に弾けてしまったのでイクラ丼のプチプチとした食感がありませんでした。一粒なので噛んだとしても1プチなのですが……

問題点がはっきりしました。ということは、巨大イクラの中に本物のイクラを入れれば食感問題は解決します。大粒の高揚感と小粒の食感の融合です!巨大イクラを超えるネオ巨大イクラをご覧ください。

 

 

 

ネオ巨大イクラ

 

本物のイクラを入れます。

 

 

人工イクラの技術で作られた製品「わさビーズ」をアクセントに少し混ぜ込み、

 

 

出汁醤油と乳酸カルシウムを混ぜた液を入れます。(わさビーズが浮くので混ぜ込んだ意味なかった)

 

これを凍らせて、アルギン酸ナトリウム液(イクラのタンパク質が凝固するので少しぬるめ)に入れ、巨大イクラとして完成したものが以下になります。集合体恐怖症の方にはちょっとアレかもしれないので画面を閉じてください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ジャジャーン!!

見た目の問題は重篤ですが、本物のイクラによるプチプチ食感が補われている上、

外膜を破れば出汁醤油が流れ出すので自分で醤油をかける必要がありません!

見た目はマジでアレなので、イクラーの皆様におかれましてはどっちの巨大イクラにするかTPOに応じて選んでいただければと思います。

 

 

以上が巨大イクラ製造レポートとなります。このレポートが少しでも飲食業界の発展に貢献できたなら幸いです。