5軒目：立喰い焼肉治郎丸（11時オープン）

11時になるとランチ営業の店がオープンし始めるので店がランチ時に酒を扱っていればそこは昼べろスポット認定となりやりたい放題になるのですが、今回はコスパを重視して絞って紹介していきます。

こちらの立喰い焼肉治郎丸は正確には居酒屋ではないのですが、コスパ飲みとしてヒジョーに優れたお店であるため昼べろスポット認定させていただきます。

こちら寿司スタイルのカウンターで肉を一切れ単位で販売しており、最安値のホルモン系の部位（こちらは二切れ単位）に至っては二切れ30円と我々を殺しに来ている価格設定です。

チレ、ヤマノハ、ノドブエ、タン下×各2皿分

コチラの盛り合わせで300円くらいです！

焼肉屋の為、目の前のコンロで自ら焼いて頂きます。オススメはヤマノハという部分。ハラミかと思う脂っぷり！というか「30円でコレだけ美味かったらコレだけでいいよ！」ってなるくらいに美味。

ランチ感覚の客の横で飲み込むウーロンハイ（¥420）は格別。メニュー表にない背徳感が最高のおつまみであります。

6軒目：旨居屋新八（24時間オープン）

このあたりで正午を迎えました。朝べろハシゴツアーのいい所として外に出ると「まだお昼なの！？」感を何回も味わえます、そりゃ朝から飲んでれば当たりめェなのですが……

こちらの旨居屋新八も24時間営業。たきおかの瓶ビール410円に迫る419円です。上野は当たり前のように朝べろ昼べろの為のサービスがありますので有効活用しコスパ飲みを保ちましょう。上野朝べろ価格を一度体験するとどの居酒屋も高く見えてきてしまうデメリットがあります。

話題の瓶ビールを手酌でイってしまいましょう。

ここの名物は茹でタンとの事ですが一皿1000円と少し値が張ります……そんなソロ客にオススメなのがキムチ！聞いたこともない桔梗（キキョウ）キムチやら一風変わったエゴマの葉キムチに酒が進みます。桔梗は人参とゴボウの中間のような歯ごたえ。エゴマの葉に至っては味の染み付きが強いので一枚に付きコップ一杯ヨユーのため、この一皿で理論上15杯はイケるのです。

ナイスガイ達が昼から飲んでいるのを見ると「俺がこの中で多分一番酒を飲んでるけど、俺は一人で何をしているんだ」という気持ちにさせられます。その罪悪感や虚無感すらもハシゴ酒で無かったことにするのです。

へイ、アル中ｲｯﾁｮｱｶﾞﾘｯ！！

ああ、友達が欲しい。

7軒目：居酒屋釧路別館

14時になりました。

こちら居酒屋釧路別館も24時間営業の居酒屋。上野の居酒屋って休む気ないの！？

生ビールが250円。当たり前になってきてますが、この価格ソートー安い……ここまで読んだアナタはチェーンの290円均一の居酒屋などアホらしくなってくるのではないでしょうか？

お通しと生ビール

ここの名物は卵焼き。二十歳ソコソコのころは飲みのパートナーとして唐揚げや焼き鳥などのニクに行きがちですが、少し年をとるとこういったものでも飲みたくなるのが世の理。というか年とかでなく、この日めちゃくちゃ飲んだので「もう落ち着きたい」という精神状態になり、こういったモノが染みました。