忘年会シーズン、皆様いかがお過ごしでしょうか?
イヤな上司へのご対応お疲れ様です。週末の平和な時間をそのような業で潰され、トホホな皆様にオススメのストレス発散方法をお知らせ致します。
それが朝から酒を飲む行為、通称「朝べろ」であります。目には目を、歯には歯を、酒には酒を!酒のストレスは酒で解消致しましょう!
オモコロではかつて朝から飲める居酒屋のレポートを高円寺編、池袋編とご紹介してきましたが「東京の西ばっかりで不平等だ!東側も取り扱え!!」とのイースタンテレパシィを受け取ったため、今回はヒガシ東京随一の都”上野”の朝べろスポットをレポートさせていただきます。
それではマジカル・アルカホリック・ツアーの開演です!!
0軒目・常磐線(始発〜)
さて、いきなり居酒屋でなく申し訳ありません。
しかし早朝の常磐線の飲酒客率は異常であります。終電間際に缶チューハイをクイッとイッているオッチャンはたまに見かけるかと思うのですが、こちら常磐線につきましては早朝からイッているオッチャンを見ます。むしろ早朝の時点でキているオッチャンも確認ができ、家に帰るまでが遠足という言葉がありますが
「常磐線に乗った時から朝べろはスタートしている」
こちらのフレーズを肝に銘じて、皆様には上野に向かって頂きたいのです。
余談ですが常磐線車内のオッチャンがイっているお酒はハイリキが多いのが特徴です。巷ではストロング・ゼロがなにかと酔えるコスパ酒として話題ですが、イースタンジジイには言わせりゃハイリキ一択ということなのでしょうか?というか、今ハイリキってどこで買えるのよ!?めったに見ないよ!!
早朝の上野駅
1軒目:立飲みたきおか(朝7時オープン)
本来の上野朝べろツアーの幕開けはコチラ!
こちら立飲みたきおか。上野の朝べろと言ったらまずはココが挙がるくらいの有名店です。
朝7時のオープンと同時に「待ってました!」と言わんばかりにアルカホリックがワラワラと吸い込まれて行くのでついていきましょう!
品物が来たら即座に現金で支払うキャッシュオンシステムを採用しているので、飲むだけ飲んでサッと帰ることができ、一軒目には最適ですね。かけつけ一杯ということで生ビール(410円)を注文。
ちなみにたきおかはビール大瓶が410円とかなり限界まで安くなっております。複数人で来た場合は瓶でシェアをしましょう。ちなみにこの瓶ビール、以前は390円ともっと安かったです。
厨房前のカウンター席が取れると最速でメニューが出てくるので1秒でも無駄にしたくないアナタにオススメです。里芋の煮たヤツやカボチャの煮たヤツといった和モノもあり日本酒派も安心。
スタミナホルモン炒め(250円)
日本の三大謎定義の内の一つ「スタミナと名が付く料理」です。今思い付いて言っただけのであとの2つは知らないです。
たきおか、並びに上野の立ち飲み屋全体に言えることなのですが、店員のネエチャンのジジイ転がしスキルが見事なので是非盗み聞きをして頂きツイッターに書き込んでバズりましょう。
2軒目:福しん(朝8時オープン)
2軒目はコチラ。
戦士の入店シーン
「福しんって関東ローカルのラーメンチェーン店だろッ!居酒屋でもねェだろ!」との罵声が聞こえてきそうですが、落ち着いて下さい、お手元のモーニングスターもおしまいください。福しん上野店は立派な朝べろスポットなのです。
ナントこちらの福しん、オープンと同時に生ビールが210円になる魔法がかかります。この様に店自体がデケェ看板でウリにしているのでもちろん店内は朝ベラーでいっぱいな訳で……
8時ちょっと過ぎに入店して席の半分が朝ベラーで埋まっているという状況。上野の朝べろ文化の強さを感じさせます。通常メニューですら格安の福しんですが生ビールを頼むと無料でザーサイが付いてきます。「無理しないでいんだよ、アリガトね」の気持ちで手に取り、ラー油でもぶっかけて酒加速装置化させましょう。それが福しんへの謝意なのです。
福しんヘビーユーザーには常識ですが、会計後のレシートは味玉無料券も兼ねているため、実質210円で生ビール+ザーサイ+味玉が楽しめます。ようこそパラダイス・シティへ……。
この210円セットのレシートにも味玉無料券が付いてくる為無限ループが可能です。バグがここに発生しています。
餃子(190円)を付けても合計400円……
奥のオッチャンは冷奴をツマミに二杯目の生ビールを頼んでおりました。豆腐で酒イケるようになったら怖いもの何もねェえんだろうな……
3軒目:上野産直飲食街(24時間オープン)
こちらは今年7月にオープンした施設FUNDES上野に併設された横丁型飲み屋上野産直飲食街です。
こちらの横丁は魚・貝・牛・豚それぞれの専門店が集まっており、席数ナント180席もあります。180人181脚のオフ会にいかでしょうか?
今回は魚○本店に入りました。下町でしかあまり見ないバイスサワー(399円)もありエビス顔のワタクシであります。お通しはサーモンの何か、スイマセンすでに3杯目の為メモするのを忘れてました。
現金払いであれば他の3店舗からも出前が出来るドコニスワッテモエエヤンケシステムを採用。
他の朝べろスポットよりかは値が張りますが、それでもフツーの居酒屋価格。オープンしたてで内装も綺麗なため女の子だけでの朝べろツアーの一軒目などにいかがでしょうか?
「店舗とチンポはキレイな方がいい」などのユーモアも酒が入っていれば面白いので是非ご利用下さい。自己責任です
4軒目:135酒場(24時間オープン)
御徒町方面に移動します。
326と書いてみつる、175Rと書いてイナゴライダーですが、こちらは135酒場と書いてイサゴ酒場です。
24時間オープンの店なのですが、入店しても店員さんの姿は見えません。
しかし問題はNOTHING。テーブル上に占い兼呼び出しボタンがありますので存在を証明しキッチンで仕込みをしている店員さんを呼びましょう。朝早くに来るワタクシどもがイレギュラーなのです。オープンしてくれている事に感謝しましょう。
お酒はほとんど300円
さてこのお店、135酒場というだけあっておつまみが100円、300円、500円均一なのですが。
運ばれきた時に「誰かのキャッチャーミット?」と思った位の大きさの油淋鶏が300円でした。一人で来たのですが「これは『減らない油淋鶏』として週刊ストーリーランドに応募するのか?」と思う位のヴォリュームの為、団体での来訪をオススメ致します。これが500円じゃないなら500円メニューは何なの?
お通しの冷やしコロッケとジャスミンハイ(¥300)
こちらはキクラゲサラダ(100円)。サラダと言うかこんもり盛られたキクラゲにポン酢を掛けたシンプルな調理方法で「山の味」がしました。
このお店、量に関してほぼバグの為、まだまだ掘ると衝撃メニューが出て来そうですね……
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