何だかわからないけど出会った話。

 

上半身

会社から帰っている時に知らない家の門に上半身のみの正岡子規のようなお爺さんがいた。原付だったので止まることなくそのまま通過してしまったので正体は分からず

無記名

 正岡子規って横向いてる上半身の写真しか見たことないし、よく見てもやっぱり正岡子規だったんじゃないかという気もする。

 

野原

4、5歳の頃に、寝室に全裸の野原ひろしと野原銀の介(しんのすけの祖父)が入って来て、寝ている私達家族の足元で踊っているのを見ました。

無記名

 多分コミカルな絵面なんだろうけど、怖い。

 

幼い頃にレゴブロックで遊んでいたら、急に「コラーーーーーッ!!」って大声と共に顔を真っ赤にして激怒した父親の顔が現れた。
その顔はその表情のままだんだんとフェードアウトしていった。 これ以外にも犬とかが現れたこともあったけどなんだったんだろう…

生米

 一体なんなのかは全然わからないけど何かが急に現れるガチャが(多分脳内に)あるとして、内容が気になる。自分の脳内にあるものから選ばれてるのかな。

 

黄色いタータンチェック

中学生の頃、吹奏楽部の部活でベランダでグループ練習をしていたら、校庭の真ん中を1人で歩く人を見つけて、あの人なんなんだろうねとグループ内の人たちに聞いたら誰もそんな人見えない、怖いこと言うのやめてと言われた。

それから何年も経ち、建築作業員になった私はある日大きい大学病院の休診日に作業に入った。休憩時に院内のトイレに入ろうと電気をつけ、扉を開けたら手を洗うところに人がいた。休診日なのになんで一般人がいるんだろうとギョッとしたが気にせず個室に入る。古い扉は開けるたびに音がなるのだが、自分が出るまで音はしなかった。用を足して個室の扉を開けると、人はいなかった。

思い返すと、中学の時に土曜の日中校庭にいた人も、トイレで会った人も黄色いタータンチェックの服を着ていた。同じ人だったらと考えたらめちゃくちゃ怖いので、今でも気のせいであって欲しいと思っている。

ひでよ

 投稿いただいたときから2年くらい経ってるけど、また見たりしてるかな。

 

赤いお婆さん

中学生の時、体育館のステージ側の半面を使ったドッジボールの授業がありました。

外野に居た時にボールが舞台袖に入ってしまったので、1人でステージを登って取りに行きました。
そちら側の袖には何も物が置かれておらず、また校庭に面した壁がかなり広い窓だったため午後の日光で満たされていたのですが、こちらを向いてニコニコ正座する赤い着物のお婆さんがいました。

なんで?と思うも、人見知りがちだったので会釈で済ませ(試合も止まってるし)、奥の方にあったボールを取ってすぐに戻りました。
お婆さんはずっと同じ姿勢だったように思います。

戻ったあとも、茶道部があるから講師の先生かな?校庭へ通じる扉は近いから、誰も気づかないうちに入ったのか?など悶々としていましたが納得の行く答えは出ず、授業終わりにもう一度見に行きましたが元通りでした。

体育館を出るときにクラスメイトへ自分が見たものを話しましたが、怪訝な顔をされて終わりました。

魚醤

 叫んだりしないで会釈するのは偉い。

 

私は小さい頃、親が隣にいないと寝れない子供で寝るときは必ず両親のどちらかが添い寝をしてくれていました。夜目が覚めてしまい、二階の寝室から親がいる一階の居間まで行き、親を呼んでまた添い寝してもらうこともしばしばありました。

その日は夜中目が覚めた時に、なぜか布団から出るのが嫌で布団の中から「おとうさーん!!」と一緒に寝てくれた父を呼びました。すると、寝室の隣の部屋から「はいよー」と返事が聞こえたので、隣の部屋に向かいました。
部屋に入るまではパソコンに向かう父が見えていたのですが、部屋に入り、父を呼んだ瞬間、父の顔、目、口が壁のようになって私の目の前を覆い「「はーい」」と返事しました。怖くなり半泣きでもう一度父を呼んだところ、一階から返事が聞こえて、走って父の元へ逃げ込みました。

少し大きくなった時に父にその話をしてみたら、妖怪に化かされたんじゃない?と言われました。確かに百目という近しい妖怪がいるので、もしかするとそれだったのかもしれませんが未だに思い出す不思議な体験です。

アオ

 怖すぎるし「妖怪でしょ」と言われたら納得するしかない。

 

両親

小学校低学年の頃、夜中に喉が渇いてリビングに水を飲みに行ったのですが、リビングにいた両親がまるで私のことが見えていないみたいに振る舞っていたんです。
目の前を通っても声をかけても背中をつついても、気付いていない様子で二人で何か真剣に話していて、子供ながらに嫌な気分になりながら寝室に戻ったら、両親はちゃんと布団で寝てるんですよ。

その当時は何故か何も疑問に思わないでそのまま寝たんですけど、今思うとえっじゃあリビングにいた2人は誰だったんだろうって…。

もちもち

 つついたってことは触れたってことだから、確実に何かしらは居たと思うとめちゃめちゃ怖い。

 

欽ちゃん走り

小学生の頃の話です。

その日は朝からめちゃくちゃ濃い霧が出ていて、2、3メートル先すら真っ白で何も見えないような状態でした。

いつもと違う光景に私と弟は寧ろワクワクしながら登校していたんですが、しばらく歩いていると霧の中にぼんやりと黒い影が見えたんです。
黒い影は人の形をしていて、欽ちゃん走りをしていました。

最初は面白がって見ていたんですが、どれだけ歩いてもその影との距離が変わらないことに気付きました。

向こうは欽ちゃん走りとはいえ走っていてこちらは歩いているのに、影は私達の前方にずっと同じ大きさで見えているんです。

ぞっとしましたが影は前方にいるので下手に速度を上げることもできず、いつもより大きな声で話して恐怖を誤魔化しつつ歩きました。

しばらくして友人たちと合流し、影はいつの間にかいなくなっていました。

実家は山の方にあるので濃い霧が出ることはままあるんですがあそこまで濃い霧が出た記憶は家族の誰にもなく、当時低学年だった弟に聞いてもよく覚えていないらしく曖昧な反応しか返ってきません。

まあ見間違いか夢かなと思いますが、なぜ欽ちゃん走りだったのかずっと気になっています。

トサカ

 ブロッケン現象っていう濃霧に自分の影が映る現象はあるからそれかなとは思うんだけど、だとしたら欽ちゃん走りに見えるか? という疑問はある……。

 

宇宙人

幼稚園の頃、家のリビングに緑色の宇宙人(グレイ型)が椅子に隠れていたのを見ました。

汚い路地裏

 こういう素朴ながらもメチャクチャはっきりした目撃談好きなんだよな。

 

女性

長文になってしまうのですが送らせて頂きます。

 小学校2年生か3年生の時の話です。

 私には幼稚園児時代から仲のいい友人がいて、その子と週二回は公園で遊んでいました。毎回同じ公園で待ち合わせをしていたのですが、何の変哲もない住宅街の、雲梯と滑り台くらいしかない小さな公園で、その周辺に幽霊の噂などはありませんでした。

 ある日いつものように公園で遊んでいると、黄色いハイヒール、黄色いぱきっとしたワンピースに黒髪のボブヘアの女性がすぐ横の道を通りました。しかし、ハイヒールを履いているにも関わらず全く足音がしないのです。

 当時の私はそのことに気づかず、不思議には思わなかったのですが、この周辺の人の顔は大体覚えているのにその人を見たことがなかったからか、こんな住んでる人みんなTシャツとスウェットみたいなクソ田舎の腐れた陸の孤島にハイカラな女性がいるのがおかしかったからか、友達を放っておいて角を曲がって姿が見えなくなったその人を追いかけました。

 しかし、追いかけた先にその人の姿はありませんでした。
 その人が曲がってからすぐ追いかけたので、足が速くても姿は見えるはずなんです。

 私は不思議に思ったのですが、見えないので探しようもありません。車の侵入を防ぐためだそうですが微塵も役に立たなそうな低い石の柱を通り過ぎて、友達のもとへ戻ると、友達が口を開きました。

「今、足音みたいなん聞こえんかった?」

 私はびっくりしました。私が捉えることのできなかった音を友達は鼓膜で感じ取った、そのこと以上に、閉塞された田舎の町で、私達ふたりはイレギュラーな存在、特別な存在になれたのだと。

 それから、一緒に幽霊を探しました。怖いものなんてありませんでした。

 当時の私は臆病で、怖いものを見ると3日は眠れなくなるほどだったのですが、友達が………いや、バディがいるからか、恐怖に足を突っ込んでいようとも楽しくて仕方ありませんでした。

 しかし、次の日にはもう幽霊なんて言葉は友達の口から聞けませんでした。まだ子供です、きっと興味が無くなったのでしょう。

 小学校5年生で私は不登校になり、その友達とは長らく話していません。『特別』なふたりだったあの日を、今でも思い出します。

心霊探偵M

 後半急に楽しいホラージュブナイル小説みたいな思い出の話になってびっくりした。いいな、めちゃめちゃ楽しいだろうな。

 

一反木綿

夜勤明けでハイになってる時、自宅の台所で一反木綿を見た。絶対に見間違いだけど。

みんりな

 こういう絶対違うけど見たって話もいいよね。

 

別人

小学校の頃、毎日一緒に下校していた友達がおり、クラスが離れても一緒に帰るくらい仲が良かったのですが、ある一日だけ「なんか雰囲気が違うな?」という日がありました。

言葉で言い表すのが難しいのですが、何故かずっとニコニコしており、声色も普段より柔らかく、なんというか大人っぽくみえたのです。
よく人の陰口や悪口を言うような友人だったので不思議で仕方なく(失礼)、 「なんか良い事あった??」「絶対なんかあったでしょいつもと違うもん」としつこく食い下がったのですが、にこやかに否定されるだけでした。 

いつもなら「しつこい!!」とすぐにキレるのに(失礼)
翌日以降は普段通りの友人に戻っており、自分の勘違いか本当に何か良い事があったけど隠してるだけなんだという事でその時は済ませました。

それからも毎日下校していましたが、中学へ進学すると通学路が変わり、クラスや部活が違うこともあり疎遠になっていきました。
ですが中学3年の私の誕生日、今まですれ違っても挨拶もしなかったその友人が急に教室に来て誕生日を祝ってくれたのです。

当然、祝ってもらえた嬉しさや、覚えていてくれたのかという驚きもあったのですが、その時の友人の雰囲気が小学生のあの日の友人にそっくりで、とてつもない気味の悪さを覚えました。
中学のエピソードだけなら、ちょっと会わない間にコイツ変わったな…と性格の変化にも納得できたのですが、小学生の時の体験との整合性が取れず、今でも頭の隅っこに残り続けている記憶です。

(ちなみに2chのオカルトまとめみたいなのを漁ってたら同じような体験をしてる人を見かけました。)

無記名

 怖い。ウケ狙いでもそんなことやらないだろうしな。「そういう日がある人」なのかもしれないけど、そんな人いるだろうか。

 

がんじりん

気のせいというかシンプルにイマジナリーフレンドが3歳頃~小5頃まで居ました。

引越したての新しい土地にて親は「今日保育園で誰と遊んだの?」と聞きわたしは「がんじりん!」と最悪のネーミングのイマジナリーフレンドについて話します。

そんなエピソードを小3くらいに自称霊感持ちの友人に語り今もまあまあ見えない友達と仲いいよと締めると「だからいつも周りに小さいのいるんだ?」と言われ、イマジナリーフレンドの概念を知らないためマジ〜?お化け〜?などと思っていました。

ぼちぼち頭の中にがんじりんが現れなくなった頃、その友人に「最近がんじりんたち居ないね?」って言われて霊感半信半疑だったので割とビビりました。
のちに別の友人に「イマジナリーフレンドって幽霊な事もあるらしい」と言われまた割とビビりました。
ひとつひとつは些細なあるあるや年頃特有の言動、オカルトにしたい思考なことがそこそこ噛み合うとそこそこのビビりがあります。

「がんじりん」「ぼんじりん」「さりちゃん」のトリオフレンズでした

 ネーミングセンス良すぎる。「さりちゃん」だけ浮いているからそっちが気になる。

 

 我が身に起こったけどよくわからない体験編。

 

落雷

小学生の頃のお話です。

集団登校の集合場所に行こうと思い向かったは良いものの、朝なのにやたら重苦しい雰囲気・人っ子一人いないようなくらいの無音・なんだかまとわりつくような嫌な暑さで子供ながらにおかしいな…と思って歩くのをやめると、目の前に落雷?のようにビカッと光が落ちてきて、こわくなって家まで戻った事があります。

そのあとはいったん普通に家に戻り、また外に行くといつも通りの普通の風景で「あれはなんだったんだ?」と思った記憶が…。

大きくなってからふと思い出したことなので、もしかしたらすごくリアルな夢だったのか?いやでも肌で感じた嫌な感じは夢にしては鮮明すぎるしな…とずっともやもやしています。

あのまま普通に前に進んでいたらどうなっていたんだろう…

はらみ

 怖い。こういうのゲームのバグで入れないはずの壁の裏側とかに入っちゃった時みたいな怖さがある。

 

予知

私は高校生くらいまでよく予知夢?のようなものを見ていました。

それは夢の体裁ではなく急にふとイメージが流れ込んできて実際にそれが起こるなどです。思春期特有の厨二めいたものもあったかもしれませんが…。

そんな中学3年の受験シーズンのお話です。
最大で公立をひとつ、私立をふたつまで受験することができ、田舎なので公立に行った方が勝ち組という価値観でした。私立は滑り止めです。

公立で受ける予定のところは自分の偏差値では厳しめでもう少しランクを落としたら?と言われていましたが変なプライドもあり絶対に嫌だと受験勉強に励んでいました。

ある日学校からいつものように帰宅してふと近所のコンビニをちらっと見た時、滑り止めの私立の制服を着た自分がガラスにうつりこんでいました。
気のせいだろうと思いましたが結果はあえなく玉砕。あの時見た制服を3年間着ました。

自己暗示だったのかなとも思いますが不思議な出来事でした。

めるめるめるめ

 めちゃめちゃ面白い。予知だとしてもイメージの見え方が制服を着た自分だというのがなんか洒落てていい。

 

今も住んでる古い家の話。

弟と一緒に帰宅して、キッチンの明かり付けたらもうなんか天井を覆う感じに真っ白な煙がモクモク溜まってました。

「うわっ何これ」と僕はバタバタと手であおぎながら急いで換気扇起動したのですが火の気いっさい無し。焦げた臭いとかもない。

「なんだろうね?」と弟に尋ねたら、弟は「何やってんの兄ちゃん」って感じ。
煙なんか見えないし、僕が急に慌てだして逆に「どうした」とのこと。

2人で「えっ…」となってる間に気付いたら煙は消えてたけどなんだったのか…

もざ

 自分だけに見える煙怖いと思ったけど、弟からすれば逆に自分だけが見えない煙があるわけだし、そっちも怖いな。

 

ポロシャツ

小学校低学年の頃、自宅の私のタンスからびしゃびしゃの子供用のポロシャツが出てきたことがあります。

私の通っていた小学校は制服があって、田舎だったのでみんな同じ店で購入するポロシャツを着ていたのですが、そのタンスから出てきたポロシャツはいつも買っているお店のポロシャツとはデザインが違っていて「誰の???」って母と一緒に困惑したのを覚えてます。

家に人なんて来ないし私のタンスを開けるのは私と母だけで、毎日開けているし昨日まではなかったので。

しかも水が滴るくらいびしゃびしゃで生ぬるくてなんか気味が悪かったのでビニール袋に入れて捨てました。

なぜか座敷童がいたずらしたんだろうって結論になって我が家の不思議エピソードみたいになってました。

今も同じ家に住んでてそのタンス使ってます。 趣旨とずれててごめんなさい。

無記名

 勝手に入ってたにしても、誰かが入れたにしても怖すぎる。

 

現在進行形で今でも時折あるのですが、食事時でもないし近くに住宅や飲食店等ないのにもかかわらず急にサッポロ一番塩ラーメンの匂いがすることがあります。

時間や場所は問わずいきなり匂いが漂ってくるので「何故ここで!?」となります。

よく「急にお線香の匂いがすると近くに霊がいる」とか言いますが、 サッポロ一番塩ラーメンの匂いの場合何が近くにいるのでしょうか。
個人的にはすりごまではないかと考えています。

サトミ

 メーカー名商品名まではっきりわかるほど「それの匂い」なのが面白いな……。

 

エントランス

父の高校時代の同級生を訪ねてその人の住んでいるマンションに父と一緒に遊びに行った時のことです。私は中学生でした。

それまでは何ともなかったのに、エントランスに入った瞬間に猛烈な目眩と吐き気に襲われ、涙が止まらなくなりました。

久々に同級生に会えるということでうきうきしている父に水をささないようになんとか耐えてエレベーターに乗り込むと、嘘のようにスッと収まりました。

帰りにエントランスに差し掛かると再び同じように涙が止まらなくなりましたが、マンションを出るとやはり収まりました。

傾斜地に建っているマンションだったので、建物の微妙な傾きを感じ取って気持ち悪くなったのかとも思いましたが、それではエントランスでだけああなったことに説明がつきません。

今も昔も幽霊は信じていませんが、ただ幽霊でなくとも何か場所に憑くものはあるのかもしれない、と思いました。

ばん

 傾斜で建物が歪んでてなんか酔った……みたいな話だとしても怖い。同じ場所で同じ経験をしてる人がいるのか気になる。

 

粘土

幼稚園児の頃、粘土で遊んでいた時の話です。

先生に呼ばれて立ち上がった瞬間に手に持っていた粘土が溶けて指と指の間から落ちていく感触がありました。
とりあえず手を洗わないとヤバいと思い手洗い場まで走りましたが、全く手は汚れてなかったし、手洗い場までの道にも元いた場所にも溶けた粘土が落ちてたりもしませんでした。

調べたら油粘土ってなかなか溶けないらしいので感覚のバグか別の「何か」が通り過ぎて行った感触かな〜と思っています

なぎないず

「今たしかに俺の感覚か世界かどっちかがバグったよな!?」っていう瞬間あるよね。

 

6本指

幼稚園の頃、ものを指折り数えようとすると、右手がこぶしになった時のカウントが6でした。

何度か同じことがあったので、多分指が6本あったのだと思います。 今は特に痕跡などもなく5本指です

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 多分恐ろしくカウントがヘタクソだったのだとは思うけど、この話好きだな……。

 

ジュース

家族で近くのスーパーに行ったとき、母から「2Lペットボトル買おうと思うんだけど、オレンジジュースとリンゴジュースどっちがいい?」と聞かれました。

私は「オレンジジュース」と答え、母がオレンジジュースをカゴに入れたところを確認してから、おもちゃ売り場の方を見に行き、母が会計を済ませて袋詰めしているところで合流しました。

その日の夜、オレンジジュースを冷蔵庫から取り出して、
「お父さんもオレンジジュース飲む?」「俺はいいや」
という会話を交わし、透明なコップにオレンジジュースを注いで、私だけオレンジジュースを飲みました。

次の日の朝、オレンジジュースを飲もうと冷蔵庫を開けると、オレンジジュースがリンゴジュースになっていました。

母に「昨日のオレンジジュースは?」と聞いても「何言ってるの?オレンジジュースは買ってないよ。」と言われます。 父も昨晩の「オレンジジュース飲む?」と聞いたくだりは覚えていたものの、「買ったのはリンゴジュースだよ」と言っています。

確かにカゴにオレンジジュースを入れたところも見たし、コップに注いだときも鮮やかなオレンジ色だったし、味も酸味が効いたオレンジジュースだったはずなのに…。

私が飲んだ分だけリンゴジュースが減ってるので余計怖かったです…。

ゲシュタルト崩壊子

 かなり好き。変なことは起こっているんだけど程々にどうでもいいので真剣に取り合ってもらえない感じモヤモヤしていい。

 

浮いた

幼稚園くらいの頃、背丈より高い棚にあるポーチを取ろうとして背伸びしたらそのままふわっと体が浮いて5秒くらい空中に浮いたことがある。

膝を曲げた状態だったから足を伸ばせばすぐ着地できたんだけど確実に浮遊したし今日まで生きている。

大山

 企画の趣旨とはズレるけど、確実に浮遊したと言い切ってるのが良い。

 

ミニカー

家にあったミニカーの話です。
幼稚園くらいの頃、どうしても好きになれないミニカーがありました。

というのも、そのミニカーが視界に入ると何故か異様に気分が悪くなっていました。 (他のミニカーで気分が悪くなる事はなかったです)

「お願いだから捨てて!」と親に号泣嘆願してそのミニカーは処分してもらいました。

でも、成人してから親に「あんな事あったよねー」と話したところ、「記憶に無い」と言われてしまいましたが、間違いなく気分を害してくるミニカーは存在してたと記憶しています。

IKEAに行きたいかぶとむし

 親は忘れているだけだとしても、こういう「なんかわからんけど嫌」なものの存在自体が怖い。こういうのって説明できないのが怖い。

 

4,5歳くらいの小さい頃の話なんですが、鼻ほじる時って奥に行きすぎると最終地点があって骨のような硬いもので指が先に進まなくなるじゃないですか。
それが鼻から出てきたんです。最終地点が。

右穴から鼻にギリギリ入るサイズのピンク色の半透明のカプセルみたいなものが1つポロンッと出てきて、そのカプセルはめちゃくちゃ硬いのに中が空洞でカプセルの壁も薄いように見えました。
カプセルは床に置いてたらいつの間にか消えてました。

その後から指がより奥に入るようになったんですが、奥には特に何もありませんでした。 今でも鼻の右穴だけ指がちょっと奥まで入ります。

0割そば

 先祖にガチャポンマシンいる? こうなったらもう片方の鼻からも出してほしい。

 

すれ違い

投稿を読んでいる時に思い出しました。

夏休みにおばあちゃんちに遊びに行った時の話です。当時3DSの「すれ違い通信」(3DSを持っている人とすれ違うとカウントされてパズルのピースを1つずつもらえる)がマイブームでよく遊んでいました。

祖母宅には5日ほど滞在していたのですが、そのうちの1日だけめちゃくちゃ人とすれ違いました。

当初は隣の家にも子供が遊びに来たのかなぐらいに思っていたのですが、今思い返せば田舎で高齢化していた地域だったことに加え、そもそも隣の家では距離的にすれ違い機能が反応しないはずなのです。

とにかく、その日のすれ違い通信でゼルダの伝説のパズルが完成して嬉しかったことは覚えています。

無記名

 ウワーーーーこういう特定の世代でしか出会えない不思議いいな。ワクワクするな。世代を反映したアイテムで怪奇体験してる話好き。

 

世界

高校生の頃、朝起きたら世界がなんか変わっている気がした。
例えるなら明晰夢を見ているような、起きているのに夢の中みたいな感覚。

学校に行って友人2〜3人に話しても「何いってんだコイツ?」みたいな反応しかされなかった。

でも次の日その話をした友人から「昨日変なこと言ってたじゃん?家帰ったら妹も同じこと言ってたんだけど…」って言われた。

その友人の妹とは会ったことないし、家も離れてるから話を合わせるとかは出来ない。 唯一経験した不思議?な体験。

クロ

 いつの話だろ。二人いるってことは多分もっといるだろうし、その日違和感を覚えた人を探し回ってみたい。

 

幽霊

私の実家には幽霊が出ます。
家族経営の店で、昔から仏事や神事に関わる品を作っていることもあってか、お盆の時は、漏れなく亡くなった猫が白いモヤモヤ状になって、家中を走り回ってます。
その他にも、金縛りにあった際、お腹の上に、おそらく中年男性のものと思われる足が一本だけ乗っかっていたり、人状のモヤモヤが顔の上を大量に通り過ぎていくこともありました。
あと、シーズンに関係なく、THE幽霊の格好をしためちゃめちゃにでかい女がキッチンに立ってます。そして、しばらくすると消えてます。
家族全員が似たような体験をしてるので、上術に見間違えは無いと思います。 幸い、家族みんな健康で、それらに大きな害を与えられたこともありません。 
なので、家柄状仕方無いよね、の共通認識の元、ある程度は慣れてしまいました。

ただ、これだけは何か変だな、嫌だな、と思う出来事があったので、ここに書かせてもらいます。

私が小学5、6年ぐらいだった頃、深夜に耳鳴りと物音で目を冷ますと、着物?浴衣?を着た小さな子供が、何人かで私の周りをグルグル回って遊んでいました。
格好と佇まいから、幽霊かなー、てか、座敷わらしって幸運を運ぶって、ぬ~べ~で読んだなー、とか、と考えていると、彼等全員が、仰向けで寝る私の右耳に入り、左耳から出ていきました。 

え!幽霊ってそんなこと出来るの!? てか、人体の構造ってこうなの!? と、驚いている内に彼等は居なくなり、私も普通に寝ました。

翌朝、家族に話すと案の定、話を盛りすぎだと言われました。私もそう思います。

耳に入る意図が分からないし、丁寧に反対方向から出ていくルールも意味がわかりません。

これが、座敷わらしの遊びの一種だとしたら、絶妙に嫌だし、何よりつまんねー、と思います。
なので、見間違いだと思います。

心霊ユーチューバー私の実家に来い

 企画の趣旨から離れすぎているので送っていただいた時は掲載しなかったんだけど、めちゃめちゃ面白い。心霊現象に慣れきっている人の中でも「これは変だろ」というラインがあるのが興味深い。色々聞いてみたい。
 こっちとしては心霊体験なんかないからこそ「耳ぐらい通るんじゃないの?」と思ってしまう。

 

クワガタ

小学生の時、教室に一番乗りになった時クワガタの真似をしたのを担任に見られて、やべ!!ってなった筈なのに、授業始まった時に口止めしようとしたら担任が覚えてなかった 気のせいだったかもしれない

ごはんもぐもぐ

 担任が優しかったのかもしれないけど、そもそもべつにクワガタの真似しててもいいだろ。

 

 以上!! 番外編ここまで。あらためまして応募してくれた皆様、本当にありがとうございました。最初にも言ったけど、そもそも薄味な企画だから普通の怪談企画なら絶対こっち! というやつが掲載されなかったりしてもったいなかったので、紹介できる場ができてよかった。

『99%見間違い、勘違いの怪奇・不思議体験をいっぱい集めたぜ』シリーズ、またしれっと復活するかもしれないからその時はまたよろしくお願いします。

 出版関係者の方、書籍化の話お待ちしています!!

 

 さて、今回は怖すぎコーナーがない代わりに同じような体験をした人がいっぱいいたので集めたオマケを次ページで紹介するぞ。

次ページ:「球体」編