前回はこちら。先に読んでも後で読んでもいいぞ。
皆さんはこのような体験をしたことがないだろうか。
その日、ナ月は草がボーボー生えている道を歩いていた。
俺が住んでいる熊本県は自然が豊かなのでこういう草ボーボーの道がいっぱいある。草ボーボーの道を歩きながら俺は考え事をしていた。
99%見間違い怪奇エピソードを集めてからというもの、びっくりするくらい「小さい人間の行列を見た」とか「デカすぎるアリを見た」とか同じような話が送られてくる。
もう実際にそういうのがいるとしか思えないくらい目撃されている。
これだけ草ボーボーの道を見ていると、今にもそういうのが飛び出してくるんじゃないかと思ってしまうな。
小さい人だかデカいアリだか、一度でいいから俺もそんな不思議なものを見てみたいぜ。
…………なんだ?
あれは……
超でっかいタイタンフォール2を持った腕……?
超でっかいタイタンフォール2を持った腕がある……。
あ……
消えた……。
一体何だったんだ……。
まあ、99%何かの見間違いというか勘違いというか、そういうのだろう。だって、そんなわけないしな。
でも、99%見間違いだったとしても、見たよな。
見たけど、こんな話を人にしたところでな。
「見間違いでしょ」と言ってくれたらまだ良い方で、最悪オチがないただ意味不明なだけの話をした罪で起訴されても文句は言えないしな。
クソ、なんだったんだ……
こんなの。こんな体験。
さっきのエピソードはただ俺がやりたくてやっている例えの茶番だが、世の中にはこんな感じで誰にも語られることなく埋まっている「99%見間違いか勘違いの怪奇・不思議エピソード」がめちゃめちゃある。貴方も何か一つや二つ持っているのではないか。持っているに違いない。
それらを集めて、紹介する。それの三回目だ。
前回のあと本当にメチャクチャな量が集まった。みんな不思議な目に遭いすぎだと思う。もちろん全て読ませていただいてるけど、量が量なので全部は紹介できないことをご了承くださいね。勿体無いから書籍化の話をください。
さあ今回も99%気のせいのただモヤモヤするだけの怪奇を見ていこうぜ!!
なんか見ちゃった話編。
煙
小学生の頃、校庭での集会中に死んだ蟻を見つけた。
暇だったので友人と墓を作り適当な枝を墓標代わりに刺したところ、その枝の先から白い煙のようなものが出た。
友人も見たと言っていたが、あれは何だったのだろう。EPOCALC
見間違いでしょと言えばそれまでなんだけど、こじつけでも何だったのか思いつかないな。線香の煙っぽいのがまた不気味だ。遊びというか、暇つぶしで死んでる生き物の墓を作るって子供の頃やってた気がするな。今思えばすごい遊び。
明太子
高校の授業中、遠くの山の上に大きい明太子のようなものが浮かんでいました。
赤くて細長く、ウネウネしていました。クラスの皆も見ていました。
英語の授業中だったのですが、先生も「Everyone, what’s that?」と言っていたのを覚えています。スーパーコロッケくん
よくわからないまま「This is flying mentaiko」と言うわけにもいかないしな。それだけの人が見てるんなら何か地方新聞にニュースになってたりしてそう。探しても面白いかも。
モッコ背負い
俺のばあちゃんがモッコ背負い(しょい)の話をよくしていた。
背中に大きなカゴを背負った人さらいで、子どもをカゴに詰めて売りさばくのだ。
山の雪が溶けると、何かを背負った人の姿が山腹に浮かび上がるので、「悪い子はモッコ背負いに売ってしまうよ」などとおどしつけられるのだ。小学5、6年生のころ下校中に、山腹から巨大な白い人が出てきて、ものすごいスピードで南の方角に走り去っていくのを見た。
長らく周りには疾走するデカい非常口マークを見たと言い続けてきたが、ばあちゃんの言を踏まえるとあれがモッコ背負いであろう。イギー
こっわ。山に現れる怪異みたいなのがピクトグラムみたいな無機質な見た目してるギャップがかなり怖いな。でも婆ちゃんが言ってたのがそれなら婆ちゃんも「非常口の人が人を攫うぞ」って言うんじゃないだろうか。
雲
中学生の頃、友達と二人で学校から帰ってきて私の家の前まで来たときに、丸くて淡い虹色の綿菓子みたいな雲を見つけた。
かわいいね~なんて言いながら眺めていたら急にその雲がぼやけて完全な球体になり変な動きをし始めた。
私だけに見えているのかと思って友達に「今の見た?」ときいたら「…見た」と返事が。その後もシャクトリムシのような動きを続け消えたり現れたりするのをぼーっと眺めていたらいつの間にかいなくなっていた。
家からスマホを持ってきて撮影したりすればよかったけれど、なんとなく目が話せなくてずっと動けなかった。
その間何人か私達の後ろを通った人が居たけれど、その人たちは変な雲には気づいていないみたいだったし、家族にも知り合いにも信じてもらえない。ぴちぴちJK
二人も見てるんだから絶対に何かが起こっているじゃんこんなの。スマホ取りに行ってれば……とも思うけど、スマホ取りにいってる間に消えちゃいそうだから見ちゃうよな。
松明
小学生のころ登校中に突然目の前のバスが止まったと思ったら、そこから黒いスーツを来た男性三人が降りてきて、バスの後ろに火のついた松明みたいなものを道路にそのまま置いていました。
三人は松明は置いたままバスに戻っていってすぐにバスも発進しました。
後ろの車も止まって見ていたはずなのに、火を気にすることなく進んでいったのが怖かったです。無記名
松明置き係……?
ゴールデンレトリバー
小さい頃から2年に一回ぐらいで黄金色に輝くゴールデンレトリバーを見る。
最初に見たのは保育園年少の頃。 祖父母の家のあまり使わなくなった3階の物置、ぬいぐるみとおままごとしてて、ふと窓の近くを見るといた。
発光しながらお座りしてこっちみてた。窓に映る曇った空と優しくぼんやりと光る犬はアンバランスだった。
その頃は犬の種類とかよく分からなかったし、ぼけーっとしてた子らしいので、(なんか大きい犬だ…)と特に気にすることも無くおままごと続行して、気付いたらいなかった。最近は自分の部屋で勉強机の前の椅子に座ってるのを見た。
家族は見たことないらしい。
無害そうだし、可愛いし、光ってるし、でかいし、可愛いしでサイコーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 今年も見れるといいな…ビバ犬
これだけはファンタジーとかメルヘンな世界観で最高だな。
熊
まだ保育園児だった頃、家族と用事で教会に行った日のことです。
私達の通う教会は、一面が田んぼで、裏手すぐの所に山が迫っているような田舎にありました。
その日は宴会をしていて、不特定多数(主に信者、宴会といってもバザーみたいな感じ)が出入りしていました。
知らない人がたくさんいる中で、歳が同じ位の子と一緒に出店を見て回ったりしたのを覚えています。大体の催し物を見て周り疲れていた時だったと思います。
「向こうに面白いものがいるから見てみないかい」と声をかけられました。
上を向くと、バケットハットを被ったおじさんがいました。
優しそうな初老の顔をしていたと記憶にあります。
普通なら勿論不審者ですが、教会なら大人に訊けば誰が誰かすぐに分かると思ったのでしょう、その人に私は付いて行きました。熊。大きな熊が教会の小さな小さな雑草の生えた駐車場の日陰で眠っていたのを覚えています。
車を3台ほどしか止められないような大きさの駐車場の中で、巨大な暗い塊が息をしていました。
驚く私の隣でおじさんが「なかなか見れないよ」と笑っていました。それから年月が経ちました。今でもその教会はあり、一年に一回(コロナ下のため最近はありませんが)宴会は開かれています。
駐車場はありません。周りのどこを探しても初めからないのです。
あのおじさんも一体誰だったのか。あれは夢だったのか。現実であったとして、どうして幼い私に至近距離で熊を見せたのか。
今となっては永遠に謎のままですが、時折思い出しては懐かしさとうすら寒さを覚えます。䴇
熊とおじさんが現実だったとしても両方幻だったとしても、まともなおじさんなら熊がいた時点で通報してるだろうしな。少なくともまともなおじさんではなかったのだろうな……教会に来る子供にデカい熊を見せる怪異だ。「なかなか見れないよ」だけは正しい。
ハロウィーン
子どもの頃、ハロウィーンの時に町ぐるみで大々的に各々の家がお菓子配りをしていた地域があったので、カエルか何かの仮装をして参加していた。
とある家に入ると赤いカーテンで仕切られた道の先にお菓子が置いてある家があった。
お菓子を目指す途中のカーテンの下に人間の足が見えた。
どうやら椅子に座っているらしい。この家の家主だろうか。
お菓子を貰う御礼を言いたいという建前もありつつ、この家の舞台裏を見てみたさなどもありカーテンをくぐってその人を視認してみると、その人には上半身が無かった。カーテンをくぐって見られるところまで読まれて設置した上半身の無い人形の可能性もあるが、当時はとんでもなく恐ろしい気分になり、足早にお菓子だけ貰って逃げたのを覚えている。
ワッセント=チ
頼むから手の込んだ飾りであってくれ。
塾の先生
中学生の頃の話です。
ある日ふと、夜に目が覚めました。
なんとなく押入れに目をやると、当時通っていた塾の先生がウルトラマンのような飛び方で押入れから窓へ飛んでいきました。
初めて幽霊? を見たので朝母親に幽霊を見たって言ったら「良かったね」と言ってくれました。
わけがわからんです。かめ
こういうのって身内とか、逆に全く知らない人とかが出てくるもんだと思ってたけど「塾の先生」くらいの微妙な距離感の人が現れるのがめちゃめちゃ良い。先生には言ってみた?
弟
私が実家に暮らしていた頃、夜自室で寝ようとした時の話です。
電気を消し、ベッドに座った状態で、廊下に続くドアを見ると、空いたドアの隙間から黒い人型の影が見えました。
隣に弟の部屋があったので、弟かと思い、何も言わずに佇むという嫌な悪戯だと思い、強い語気で「なに?」と声をかけると影が消えました。次の日起きて母親にも出来事を話しましたが、 よく考えたら、弟は修学旅行で居ない夜でした。
まだ寝ようとしてベッドに入ってすぐだったので、夢では無いと思ってます。お湯割り
弟だと思って怪異に高圧的な態度をとる姉(兄)ってシチュエーションが好きなので「こういうシチュエーション本当にあるんだ」と感動した。
やかん
過去回で結構鍋が回ったり、飛んだりするエピソードがあったので、自分のも幼い頃の記憶違いではなかったのかもしれない。
小学校低学年くらいの頃、よくばあちゃんと2人で川沿いを歩き買い物に行っていた。
僕らが歩いていた歩道の左手に大きな道路が通っており、その奥に川が流れていて、川の向こうにはマンションが乱立していた。その少し距離のあるマンションの屋上を何気なく見ると、キラキラしたものが浮遊しながら回っているようだった。
目を凝らすと、あきらかにそれは昔ながらの、金色で大きく、取っ手の黒いやかんだった。
僕は急いでばあちゃんに声をかけ、2人で確かにやかんが飛んでいるのを確認した。
そのやかんの下、マンションの屋上に2人、人がいるのが見え、やかんを見上げているようだった。
その人達の大きさと比べると、人と同じかそれ以上の大きさである。当時、焼きそばUFOのCMでやかんが飛んでいるシーンがあった気がするし、子供の白昼夢だと思っていたが、それにしてはばあちゃんも「やかんやなぁ」と確かに言っていた。
CM撮影をど田舎のマンションの上でするわけないよなぁ、日清さん。うどん うまし
これその屋上でやかんを見てた二人に届かないかな。「マンションの屋上から巨大なやかんを見たことがある」って人いませんか。
透ける手
幼い頃からテレビっ子、さらに怖い話を読んだり見たりするのが好きだったので、週1で放送される子供向けの怖いアニメをリビングで見るのが習慣でした。
めちゃくちゃ怖そうなシーンはいつも両手で目を覆い指の細〜い隙間からこっそり見るようにしていて、その日もクライマックスのシーンが来そうだったので手で目を隠したのですが、何故かその日はいつまでも画面が見える。
アレ? と思って画面から目を逸らし、もう一度しっかり目を手で覆ってから見るのですが、手をすり抜けて画面が見える。
驚いて目を瞑って手で覆っても、画面が見える。
そうこうしているうちに怖いシーンのクライマックスが近付いてきたので、テレビが見える! 手が隠せない! と叫びながら別室のベットに飛び込んで、タオルケットの塊に覆いかぶさり顔を押し付け、無理やり目を塞ぎました。晩御飯の支度をしていた母がどうしたの急に! と心配してキッチンから飛び出してきてくれたので事情を話しましたが、何言ってんのと笑われるだけで真に受けてはくれませんでした。
この”怖い話の怖いシーンで手や瞼が透ける”出来事は確か中学生の頃、リビングで怖い話を見ていた時にも体験した気がします。
瞼が透けてしまい、おっまたコレかと妙に冷静でした。
今となっては不思議な思い出話ですが、当時はお化けが私にこの怖い話を見せようとしてるのではと怖かったです。夢なのかなあ
こえーーー何だそれ。無理矢理それっぽいことをこじつけるなら、想像力が強すぎて脳が勝手に続きの映像を作ってるのかな。
漢字
子どもの頃、私はネットで怖い話を読み漁るのが趣味でした。
ある日、Yahooの知恵袋で怪談の解釈について見ていたら、同じカテゴリに漢字の羅列に自分の力を込める、見て何かあったら回答してくれ、という旨の質問があったので興味本位で開いてみました。文字を見た途端視界がぐにゃぐにゃに歪んで、怖くなってすぐにブラウザバックしました。
後日同じ質問を探しても見当たらず、めまいがたまたまだったのか今でも不思議に思っています。その質問に回答者がいたのか確認しなかったことが悔やまれます。 たしか2015年前後に見ました。
回答者
めちゃめちゃ気になるな。仮になんか効果があったとして「同じ文字列を俺がコピペして誰かに見せても効果があるのか」とか試したいな。
美輪明宏
もう十数年前の話になりますが、私が小学生の時リビングで兄と一緒にパソコンを使って調べ物をしていた時のことです。
パソコンがフリーズしてしまい、何分経っても動かないため仕方なく電源ボタンを長押しして強制的に電源を落としてから再起動させることにしました。
兄はそのタイミングでトイレに行ってしまったため、リビングは私一人だけになりました。
電源ボタンを押しているうちに画面が真っ暗になり「あっ、良かった、ちゃんとシャットダウンできた」と思った瞬間、黒い画面の左下に白い文字が表示されました。その文字は「美輪明宏」でした。
ゴシック体のようなカクカクとした文字で、一文字あたり500円玉程度の大きさで表示されていたと思います。
数秒間表示された後にその文字は消え、パソコンの電源が落ちました。「え?美輪明宏?あの金髪の人だよね?」と驚き謎の現象に恐怖しながら再起動させたパソコンで検索したところ、当たり前ですが自分のよく知っている美輪明宏さんの画像が出てきました。
戻ってきた兄に「電源を落として再起動をさせようとしたら美輪明宏って文字が……!」と訴えても信じて貰えませんでした。
今でも美輪明宏さんの名前を聞くと思い出すエピソードです。ちなみにパソコンがフリーズする前に美輪明宏さんのことを調べていた訳ではなく全然別のことを調べていましたし、家族の中にファンがいたということもありません。
そういう類のウイルスだったのでは?と思い「美輪明宏 パソコン ウイルス」とGoogleで検索しましたがヒットしませんでした。1人で牧場に行ってみたい
本当になんでなの。
セーブポイント
実家で風呂に入っているとき、そろそろ上がるかと洗い場の方を見たら、壁にセーブポイントでよく見るような赤く光る魔法陣が浮かんでいました。
一瞬で消えたので見間違いだと思いますが発光していましたし鏡にも写り込んでいたので随分凝っているな〜と思ったのを覚えています。
人の家の風呂をセーブポイントにしないでほしい。お風呂嫌いマン
目の前で超常現象が起きた時の感想が「随分凝っているな〜」なのがいいな。魔法陣描いた人も喜んでると思う。あとセーブポイントなら固定しておいてほしい。
知らない写真
中学生のころ、ふと自分のガラケーのフォトフォルダを見たら知らない写真が入っていました。
全体的にぼやけていましたが、どこかの家の中で、絨毯の上に置かれたミッ◯ーのコップが写っているのがわかりました。
その室内にもコップにも見覚えはありません。
ちなみにフォトフォルダというのは、そのガラケーで撮影した写真のみが格納されるフォルダです。
撮影時刻を確認すると、外出先でガラケーを鞄に入れていた時間帯でした。さよ
こじつけた説明もできないし写真の内容も全然意味がわからないしで最高。かなり怖い。「誰かが何かの目的で撮影した写真」じゃなさそうなのが怖いよな。知らん人の視界がスッとフォトフォルダに入ってきたみたいな。
押し入れ
小学生から高校卒業くらいまで家族3人でアパートに住んでました。
一時期叔母も一緒に住んでいて、私の畳の部屋で寝泊まりしていました。
私の部屋には押し入れ(古〜い感じではなくそこそこ新しめな感じでした)があるのですが、めったに開けることはなく、基本的にずっと閉まってました。あるとき押し入れの扉の右側が15センチくらい空いていて、はて? と思いながら閉めました。
また次の日もすこーしだけ開いていて、違和感を感じつつ閉めました。
母と叔母に「押し入れ開けた?」と聞いてもどちらも開けてないというのです。(父が開けることはまず無いので聞いてません)
そしてまた次の日も押し入れが空いててさすがに怖くなり母に中を見てもらい閉めてもらいました。次の日学校が終わり自室でダラっと過ごしていると、ズッと音を立て、押し入れが空いたのです。
怖すぎて速攻でリビングダッシュして引きこもりました。
大人はみんな仕事で夜遅い帰宅だったので皆んなが帰るまで何もできずにまんじりと過ごしたのを覚えています。
その後は特に何もなかったのですが原因が分からない不思議で怖い経験でした。usgtn
物がちょっと動いただけといえばそうなんだけど、物がちょっと動くってめちゃめちゃ怖いよな。何かが内側から開けたとしても怖いし、何もいなかったとしたらもっと怖いし。
バルーン
小学校低学年の頃の話です。
夜寝る前に御手洗に行ったら、廊下にあった父の仕事道具が入ったロッカーから赤い風船でできた人間みたいな形のものが出てきたのを見ました。頭は普通の風船を膨らませたものがついていて、胴体は普通の風船とバルーンアートに使うような細長い風船が組み合わさっていたと思います。
ロッカーから出てきたのは見たのですが、まばたきしたら消えていました。
ロッカーは僅かに隙間が空いていましたが、怖くて中は覗いていません。翌朝父にロッカーに風船入ってる? と遠回しに聞いてみましたが、もちろんそんなものは入っていないと言われました。
それ以来赤い風船がちょっと怖いです。こねこねこ
風船ってただ浮かれてただ目立つだけのためにある物だし、それがあるわけがないところにヌッてあるとかなり怖い。何かと見間違いそうな物でもないしな。父の隠れた趣味がバルーンアートだったとかそういうオチであってくれ。
長おっぱい
おっぱいを結べるおばあちゃんの話で思い出しました。
小学校低学年の頃、温泉旅行に行った先でおっぱいが床につきそうなほど長いおばあちゃんを見たような記憶があります。
一緒に行った母に聞いたらそんなおばあちゃんはいなかったと言っていました。ちなみに、今は看護師をしており仕事上裸を見る機会が多いのですが、おっぱいの長いお年寄りに出会ったことはありません。
ナス
そこまで長いと普段どうしてるんだ、身体に巻きつけたりしてるんだろうか。
先生
中学生の頃、調理実習の最中に食べ物で遊んでいたら先生にブチ切れられたのだが、その時の先生の腰から上だけが異常に膨らんでいた。
1度瞬きしたらいつも通りの先生に戻っていた。S先生すいませんでした
モンハンのモンスターみたいな習性の先生だな。
雷神
雷神様を見たことがあります。
小学生の頃、風邪を引いて学校をお休みした日、両親の寝室でワンピースを観ていた時のことでした。 視界の端でチラチラ動くものがあってそれに目を向けると、20cmくらいのちっちゃい雷神様がクローゼットの上あたりで太鼓を叩いていました。子どもながらに驚きつつもその様子をじっと見ていると、寝室に母がやってきたので「お母さん、あれ」と雷神様を指差して教えてあげたのですが……。
母には見えなかったようです。私が雷神様の名前を思い出せなくて「あれ!あそこにいるの!あれ!!」と必死に言っても熱にうなされているんだろうと思われただけでした。
気がつくと雷神様はいなくなっていました。
私も熱のせいかな?と思ったのですが20年経った今でもあの時の光景をはっきり思い出せます。
あれはなんだったんでしょうね。うさ右衛門
こういう機会を絶対に逃したくないので「あれ!あれ!」って言いながら人が何かを指差してたら絶対に見るようにしような。
クモ
幼稚園児の頃の話です。 当時マンションに住んでいた私は、共用廊下を通る度に柔らかそうなクモを探して壁を見ていました。
これについては説明のしようがないのですが私は何故か共用廊下の壁にいつか柔らかそうなクモが出ると確信していました。
共用廊下の壁の色に擬態する、胴体も頭もない15〜20センチくらいのクモです。
湿り気を帯びているし脚も太くしなやかなのでもしかしたらタコかもしれませんが、当時の私は間違いなくクモだと思っていました。家族でお出かけしてすっかり暗くなってから帰宅したある日、とうとう壁の低い位置にある恐らく換気口に張り付くようにそいつがいるのを見ました。
騒ぐでもなく「いた〜」と思いながら通り過ぎたのを覚えています。それ以降柔らかそうなクモは見つからず、いつの間にか私はクモ探しをやめていました。
多分夜遅くに帰ったから寝惚けていて、そのせいで頭の中にいる生き物の幻覚を見たんだろうな〜と今となっては思います。虫は割と苦手
めちゃめちゃ面白い。いきなり荒唐無稽な物を「そういうのがいて、いつか出る」と信じてるところから始まるんだぜ。さらに見つけちゃってるしな。仮に頭の中の生き物の幻だったとしても、じゃあそのイメージはどこからきたのよって気になる。何だよ柔らかそうなクモって。
ちんぽ
小学3年生くらいの時に、遊んでいて足首を捻挫してしまいました。
あまりに痛いので、母親に湿布を買ってきてもらったんです。それでいざ湿布を貼ろうとパッケージを手に取ったときに、裏面の使い方・効能が書かれた部分を何気に見たら 「首、肩、ちんぽ、腰の痛みに~・・・」 と書かれていて、当時の私は何も疑問に思わず 「あー、ちんぽにも湿布を貼ったりするんだなぁ」 と思い、その日の夕食時に家族にこのことを話すともの凄い爆笑され信じてもらませんでした。
カーッと顔が赤くなり、改めてパッケージを見てみると、なんとどこにも「ちんぽ」なんて書いていないのです。あれは何だったのでしょう?なぜ「ちんぽ」だったのでしょう? 今でも不思議でなりません。
ロキソニール
まあ99%見間違いだとしても、何と見間違えたんだか全然説明できないよな。気の迷いで貼ったりしなくてよかったよな。ちんぽに。
聞こえちゃった話編。
呼び込みくん
呼び込み君ミニという、ボタンを押すと「ぽぽーぽぽぽぽ」とおなじみのメロディーを爆音で奏でる呼び込み君のおもちゃを持っています。
深夜2時ごろ、突然呼び込み君ミニが鳴り響き、止まらなくなったのです。
鳴り止まない「ぽぽーぽぽぽぽ」に半ばパニックになりながらドライバーで裏蓋を開け電池を外しました。
それ以来怖くて電池を入れていません。見えざる何かを呼び込んでいたのでしょうか……。LEON
おもちゃの故障でしょと言えばそれまでなんだけど、何だか「呼び込みくん」って商品名がとんでもなく怖いものに思えてきたな。
物を投げる人
小学5年生の時の研修所合宿
夏に広めの公園で、BBQして、キャンプファイヤーして、でも泊まるのはテントではなく、その公園にある研修所的な施設の簡素な二段ベッドの部屋、みたいなお泊まりイベントでのことでした。
泊まる部屋での注意事項として先生が言っていた、何時に消灯とか、部屋移動は禁止とか、そういうののなかに「夜、窓に向かって物を投げる人がいる」というのがありました。
そして深夜、友達6人ほどで同じ部屋で寝ていると、窓になにか当たるような コンッ コンッ という音が聞こえてきました。
そこまで気になる大きな音ではなかったのと、明らかに人影が見えた、とかではなかったし、
リーダー的な子が「先生が言ってたの、このことだよ、よくあることなんじゃない?大丈夫大丈夫 」 と言うので、皆納得してそのまま寝ました。
翌朝、そういう事案があった件が先生から報告されるとかもなく、友達の間でも話題になりませんでした。大人になった今思うと、そもそも先生が言っていた「窓に向かってものを投げる人がいる」ってなんだよ、そんなこと普通にあることみたいに言うなよ、と思って、その注意事項自体が私の夢?記憶違い?と疑問になりました。
でも、同じ部屋の友達で「大丈夫、寝よう寝よう」となった雰囲気も、その景色も覚えています。
友達とは小学校卒業以来疎遠になってしまい、確かめるすべは無いのですが、その泊まった公園の施設は家の近所なので、今でも当時のまま普通に使われています。
ちなみにその公園の敷地内には稲荷神社がある
かなり怖い。先生の注意が本当に何だか引っかかるな。「夜、窓に向かって物を投げる人がいる」(お前らはそういうアホなことをするなよ)の意なのか、(そういう不審者がいるから気をつけろよ)なのか。状況からして後者なんだろうけど、だったらもっと詳しく注意するべきだしな。施設も先生も、そいつを「いるもの」として存在を受け入れてるんじゃねえよ。それとも正体がわからないから注意しようがないのか。
ガハハ
母親から聞いた話。
兄が産まれた後、どうしても女の子が欲しかった母親は、もう神頼みしかないと考え神社やお寺にいくつもお願いしに行ったらしい。その中で高野山にお参りした日の夜、夢の中に弘法大師さんが現れ「5月」と言ったそう。
私は3月生まれなのでどういうことか聞くと、母曰く「とつきとおかってことよガハハ」無記名
ガハハハハ