こんにちは。たばねです。
こちらはギンビスから発売されているお菓子、「たべっ子どうぶつ」です。
動物の形をしたビスケットに英名が印字された最高のお菓子……。一度は食べたことがある人も多いのではないでしょうか。
印字された英語や形から動物を推測してワイワイと食べるのも楽しいですね。コミュニケーションも取れ勉強にもなる文句の付け所のないお菓子とも言えるでしょう。
しかし、私はこのたべっ子どうぶつを食べている時に一つの欲が湧きました。
動物、もっと欲しくないですか?
地球上に動物は約6万種いると言われています。
たべっこ「どうぶつ」の名を名乗るのならもっと広い種類の動物が必要なのではないでしょうか?
今回はそんな「たべっ子どうぶつ充実化計画」を進めてみようと思います。
たべっ子どうぶつを作ろう
まずは補完するどうぶつを作るために現状調査をします。
なんとなく見慣れたつもりでいたたべっ子どうぶつ、実はどんな動物がラインナップされていたかあまり覚えていません。まあせいぜい10数種程度だと思うので補完の余地は十分に…、
46種類
めっちゃいるじゃん。
(おわり)
…というわけにもいかないので、ここからはただ「新種のたべっ子どうぶつを作りたい」という私欲のために制作します。よろしくお願いします。
動物が決まったらビスケットを作る際の型を制作します。
たべっ子どうぶつ本家は比較的おおらかな造形をしているので、それをいい事にグラフィックソフトでざっくりシルエットを作ります。おおらかに…。
たべっ子どうぶつの形を観察しながら「それっぽい」要素を真似て作ります。
たべっ子どうぶつにキリンさんが存在しないのは「首が長いとビスケットになった際に折れやすい」という理由らしく、それに従いなるべく長細いパーツをなくすように制作したら全員寸胴になりました。
たべっこワールドは独自の進化を遂げたガラパゴス諸島。
CADソフトにシルエットのデータを移し、3Dプリンターで立体に起こします。
作った型を使いビスケット作りに入りました。
ここで明らかに制作途中の写真が減っていることから製菓の難しさを感じていただけると幸いです。
生地を焼き上げてレーザーで印字をしたら…。
ビスケット完成!
お菓子作りビギナーで何もわからなかったため、ホットケーキミックスをそのまま使ったらめちゃくちゃに膨れました。
オーブンを眺めながら“原因不明の奇病が進行する動物をどうすることもできない飼育員”の気持ちになれるのでオススメしません。お菓子作りは分量が重要って本当なんですね……。
ついでにパッケージも作ります。
見本(左)を眺めながら、ビスケットには存在しないキリンさんがパッケージで笑っているところに一抹の切なさを感じます。
パロディイラストを描いて気づいたのですが、たべっ子どうぶつのイラストには一切灰色が使われていないところが最高でした。動物のイラストを描くときに灰色を使わないって実際やってみると難しい……!
印刷して並べたらいよいよ完成!!