どうもライターのざわです。
実家に住んで二十数年…… 気づいたことがあります。
小学校に入学するタイミングで祖父母が購入してくれた勉強机も、中学以降は部屋の一角を占拠する巨大な置物になってしまいました。
机としての実用性も成長+バカ高い座高(98cm)のせいでまともに使うことは出来ず。
ここ5年間は、その場しのぎで作ったジャンプ机に立場を奪われる始末。
(椅子は洗面台のタオル掛けという新たな就職先で活躍しています)
この机には幼い頃からの色褪せない思い出もたくさん詰まっており、捨てるにしても快く送り出してあげたい。
出来る限りの知恵を振り絞って考えた結果……
葬式を開くことにしました!!!
(まだ身内の不幸が無いため、初の葬式です。)
学習机の身辺整理
まず、現時点で葬式を開くには身に着けているのものが多すぎるので、一旦整理し不必要なものは捨てていきましょう。
最初はこちらのプリント全部つめておけゾーンから手を付けていきます。
無数のプリントを整理した結果、不必要なゴミしか発見できませんでした。
そんな中、プリントに紛れ小学生時代に図工などで使用した彫刻刀セットを発見。
ただ、明らかにおかしな写真が中央を陣取っています。
理由を探すべく分解していくと……
?????
高学年になった段階でドラゴンの恥ずかしさに気づき、何とかして隠すためノートの表紙を切り抜いて代わりにはめ込んでいたことが判明。
この男らしさの欠片もない行動、時代が時代なら切腹です。
続いてはただ汚い引き出しゾーンをお片付け。
こちらもこまごまとしたものは見つかりましたが、思い出の品などは発見できず。
その代わり、身に覚えのない品を多数発掘。本当に私物か?
最後はキャスターの付いた収納ケース。
中を開けると教科書やテストなどが乱雑に積まれており、特にめぼしい品は無いと思いきや……
奥底から合宿免許で使用したアクリルのカバンを発見!!!
このカバンには合宿免許で仮免の筆記試験に落ちた際、悔しさの余り付近の田んぼに全力で投げつけるという人として非常に厳しいエピソードが存在します。
カバン内の教材には無数の破損が見られ、叩きつけた威力を物語っています。筆記試験に落ちた脳筋ならではですね。
その後も、部屋をフリーマーケット状態にしながら仕分け作業を続行。
引き出しの隅に溜まっていたゴミなのか良く分からんヤツを分別し終えると……
我が家に来た当初の綺麗な体に戻りました!
正直、捨てることにまだ実感は湧きませんが、僕自身が1歩前に進むためにも盛大な式を開いてあげましょう!
葬式スタート
葬式を終えて……
「いつも当たり前にあったモノが無くなる。」
初めての経験なので、大きな喪失感に襲われています。朝起きるといつもより少し広い部屋には未だ慣れません。
それでも、自分の判断によって逝ってしまった相棒の分まで懸命に生きようと思います。
勉強机 改めて本当にお疲れ様でした。天国でも私のことを見守ってくれると嬉しいです。
ただ、葬式を開くことに夢中になりすぎて新しい机を買い忘れたので、もう少しだけこのスタイルで我慢します。