【2022年8月追記】

「仮面ライダーセイバー」までで一度記事を終わりにしましたが、気力の続く限りバイク搭乗シーンを数えてみたいと思います。

 

仮面ライダーリバイス

 

3分21秒

 

ゼロワン(3分4秒)とジオウ(4分21秒)の間、歴代で下から2番目にバイクの出番の少ないライダーとなってしまいました。

 

 

 

しかし、「2番目に少なく~」と書きましたがリバイスに出てくるバイクはこの「XTURISMO」という1000万円以上するホバーバイクなのでこれだけ出ただけでも上出来じゃないでしょうか!?

 

ではリバイスでのバイクの活躍を振り返っていきましょう!

・まず3話までは主人公の一輝がバイクを持っていないので、大二がバイクに乗り一輝は自転車で現場に駆け付けるという変則的な構成でした。これが定着していたらリバイス独自のバイク描写として結構好きになっていたかもなと思います。

・さらに2話では悪魔であるバイスが自転車に取り憑き、バイク以上のスピードを出すという面白いシーンもありました。

 

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4話で空飛ぶバイク初登場。幼なじみを救うため、ヒーローとしてやっていく覚悟を固めた一輝が「仮面ライダー」になった決意の表れとしてバイクに乗るというかなり面白かった回です。

 

・しかし登場回で役目を終えたのか、これ以降バイクの出番は(大二のも含め)極端に減ります

 

・7話ではスケボーがたっぷり1分以上活躍してますが、残念ながらノーカウントです。

 

・その後13話、バリッドレックス登場回で狩崎さんを後ろに乗せて一瞬登場。大二のバイクもさくらを後ろに乗せて久々の出番です。1話に2組もタンデムでバイクが出てくるのは珍しい気がします。移動と会話を同時に行えて便利なのでもっと活用してほしいです。

 

・そして20話、坂本監督回。連続フォームチェンジの一環でプテラゲノム登場。

 

・38話、アルティメットリバイス初変身回では手術室からラスボスの元へフワ~っと飛び出したギファードレックスバイスタンプを追いかけるため、18話ぶりのバイク登場!なんなんだこの話は……!

 

・もうバイクの出番はないかと思われたが最終話、最後の連続フォームチェンジでプテラゲノムに!なんだか楽しそうでしたね。

 

もうバイクを出すのが難しいであろう状況の中、なんだかんだ1クールに1回は出そうとしてくれていたみたいでそこはよかったです。

強いて言うなら大半のシーンでCGや合成が使われていたので、ホバーバイク独特の「フワッ……キビッ」としたラジコンヘリのような動きが見らず「これなら実在のバイクをモデルにする必要なかったんじゃない?」と思えてしまうのが少し残念と言えば残念ですが……。

 

 

 

 

暴太郎戦隊ドンブラザーズ

少しいじわるな試みかもしれませんが、2022年放送中のスーパー戦隊「暴太郎戦隊ドンブラザーズ」に出てくるバイクシーンも数えてみました。

同じ時期に、同じ会社で作られているにもかかわらず、なぜか仮面ライダーよりもバイクシーンの印象が強いドンブラザーズのことを調べれば何か秘密がわかるのではないでしょうか?

 

 

5分43秒

 

なんとまだ半年しか放送していないにもかかわらず「ジオウ」「リバイス」「ゼロワン」よりもバイクシーンが多いです。

 

 

 

 

・ドンブラザーズのメインバイクはドンモモタロウの乗っているフルCGバイク「エンヤライドン」

・9話で新ロボが出てくるまでは神輿登場バンク」「ロボ合体バンク」でほぼ毎回登場するためかなり記憶に残ります。

 

・そしてライバルキャラのソノイもXR250に搭乗。出番は3回と少ないですが毎回ウィリーしながら現れる印象が強いのであまり乗ってないことが意外です。

・新ロボと追加戦士に出番を奪われバイク危うし、かと思いきや11話・14話でイヌブラザー犬塚翼がそのへんに置いてあったバイクを盗んで走り出し、しかも人身事故まで起こす大活躍ぶり。今の時代にそんなことしていいんですね……。

 

・さらに19話ではマスター・五色田介人が見たことないゴツいバイクで登場。あまりこのタイプのバイクには明るくないのですがハーレーじゃねーか?

 

 

[blogcard url=”https://young-machine.com/2021/07/07/206195/”]

ハーレーでした。絶対スタッフの私物だろ!

 

 

と、このようになぜかバイクシーンの多いドンブラザーズ。しかも車種のバリエーションも「エンヤライドン、XR、VanVan、CRF、ハーレー」と異様に豊富。これはいったいどういうことなのか……。

 

 

まず一つ確実に言えることは「バンクシーン」の多さ

実はドンモモタロウのバイクに乗っている時間のほとんどはバンクでそれ以外のシーンはおそらく30秒にも満たないはず。同じ映像を何度も流すことでバイクの印象を強めようという手法です。

 

しかし、それだけでは他のバイクシーンの説明ができません。

 

単に、スピンオフ等がないぶん仮面ライダーと比べてスーパー戦隊はシナリオや撮影スケジュールに多少余裕があるというのが一番の理由なのかもしれませんが、それだけではあまりにもなので一応考えてみた仮説が以下の2つです。

 

・「脚本家の手癖」説

本作のメインライター井上敏樹氏は30年以上ヒーロー番組の脚本を担当している大ベテランであるため、昔からの癖で『ソノイ、バイクで登場』『犬塚、バイクを盗んで逃走』などと書いているのではないか? そして現場も脚本に書かれていれば出来る範囲でバイクを活躍させてくれるのではないか?という説。

 

・「仮面ライダーへのエール」説

本作はたびたび仮面ライダーを意識した発言をしている。

例:「ヒーローなんてね、仮面ライダーに任せておけばいいのよ!」

  「ライダーなどお供にもならん!」

  「『仮面ライダーリバイス』が最終回?だったら俺たちも最終回だ!」

このエールとも揶揄ともとれる態度の一環として「最近のライダーはバイクに乗らないって言われてるけど今でもやろうと思えばこれくらいは出来るんだぜ、お前も頑張れよ」という意味を込めてのバイクシーン多用なのではないか?という説。

いずれも妄想の域を出ませんが、理由としてはこれくらいしか思いつきませんでした。

とにかく、バイクのあるなしに関わらず目が離せない展開が続いているので、ドンブラザーズ残りの半年も見守っていきたいと思います。