オモコロ編集長の原宿です。
オモコロなのに若干、自己啓発のブログっぽい書き出しになっちゃうので怖いんですが、あのー「ストレングス・ファインダー」というテストがあります。
このテストは177項目の質問に答えることで、無意識に繰り返し現れる思考、感情、行動のパターンを読み取り、人間に備わる「34の資質」の中から受験者が持つ上位5つの強みを教えてくれます。
要は「性格診断テスト」みたいなことなんですが、こういう感じで説明すると怖さが出てくるな。
念のために書き添えておくと、この先にビジネスセミナーなどへの誘導はありません(オモコロなので)。
で、ストレングス・ファインダーです。
自分では気づきにくい「自分の長所」というやつを、客観的なテストで知ることができるっていうのは中々面白いので、今回はオモコロライターと一緒にこのテストをやってみようと思い立ちました。ライターの長所が分かれば、編集長としても何かと良いはずなので。
やってくれるライターはこちら!
マンガや体当たりのレポート記事など、オモコロで様々な記事を書いてくれている野田せいぞ。
「表情筋死んでる?」と、よく言われるらしい彼の強みとは一体なんなのでしょうか。
それはストレングス・ファインダーだけが知っているはず。
現在、大志を抱くライター仲間たちとシェアハウス生活をしている野田せいぞ。
ひとり暮らしというわけではないので、家はかなり広いです。
テストの前に自分で自分の強みをどう考えているのか、軽く話を聞いてみましょう。(聞き手 : 原宿)
―今日は「ストレングス・ファインダー」というのをやらせてください。
はい。テストで自分の強みが分かるなんて凄いですね。
―せいぞは今は……“フリーランス”っていうことでいいのかな?
いや、「無職」ですね。
―無職なんだ。
口座に700円しか入ってないのに、フリーランスとか言っていいんですかね? お仕事お待ちしております。
―僕からもお願いします。最近、野田せいぞはTwitterでも人気なので。
せいぞくんさぁ… pic.twitter.com/cRRkyscVA0
— 野田せいぞ (@nodanosei) 2020年3月11日
↑まずまず人気のある野田せいぞのツイート。
こういう時こそ、人と人との絆が試されますからね。
―上京してきたのは去年だっけ? 親御さんは心配してないの?
親は東京でちゃんとした仕事をして稼いでると思ってるので、そんなに心配してないです。
―稼いでないのに。でも本当にヤバくなったら仕送りという手段も…?
仕送りっていうのは、“切り札”だと思っているんです。
―なるほど、最後の手段だと。
それを切るのは僕がもっと追い詰められた時。今の段階ではそのカードは切れないですね。もっともっとヤバくなった時じゃないと…
―温存してるんだね。
―ここの畳、焦げてるけど。
ああ、プレステのコードが断線してたみたいで…。みんなで遊んでる時になんか焦げ臭いなと思ったら、畳が燃えてました。
―怖いな。これから診断テストをやるわけだけど、せいぞは自分で自分の強みをどう思ってる?
うーーーん……記憶力は結構いい方だと思ってます。
―なるほど。確かに「瞑想」の記事では、よく細かいことを覚えていると思ったな。
あとは「芸術肌」とか……。内向的、かつ鋭い発想を持つとか。
―そういうの、普通自分で言う?
それは子供の頃から思ってるんで…。
―無職とは思えない強気の姿勢だな。じゃあ弱みというか、自分の好きじゃないところはある?
無い、ですね。
―無いんだ。
あ、ありました。
―なに?
「飲食店のバイト」が弱いというか、向いてないです。
―何かそういうことじゃない気もするけど、人と接するのが苦手ってこと?
いや、シフトが休みづらいのが嫌なんですよ。
―確かに。でも、この診断テストで適職とかも分かるかもしれないね。
僕としては「今、ここにない仕事」がやりたいと思ってます。
―え?どういうこと?
例えばYouTuberとかの仕事って、10年前は想像もできなかったじゃないですか?なのでやるなら、まだ名前のついてない、存在してないような仕事がやりたいと思っているんですよね。
―無職なのに、志がめちゃくちゃ高いな。まあ早速テストをやってみようか。
↑ストレングス・ファインダーを受けるには、上の書籍を新品で買ってアクセスコードを入手するか、本を買わなくとも「ストレングス・ファインダー 受け方」とかで検索すれば、コードだけ購入する方法も出てきます。やってみたい方はお調べください。
テストは必ず邪魔の入らない、集中できる環境で受けてください。1時間くらいの、手の空いている自由時間でやることをオススメします。
なぜならこのテスト、177問もあるからです。
↓テストの形式はこのような感じ。
このような5つのチェックボックスで答える質問がたくさん出て、「自分に最も当てはまる位置」だと思われる●を選択していくというテストです。
1問につき20秒という制限時間もあって、最初は少し慌てます。
こうした質問に大量に答えることで、解答のパターンをあぶり出し、無意識にある自分の「心のクセ」のようなものを可視化することができる。
それが、ストレングス・ファインダーなのでしょう(多分)。
そうこうしている内にテスト終了。
40分ほど集中して自分の心に向き合った野田せいぞ。
―テスト、どうだった?
いやー、なんか「当てはまる!」とも言い切れない微妙な質問がわりと多くて……。でもその言い切れなさも、恐らく結果に加味されてるんでしょうね。
―これから野田せいぞの強みが5つ表示されるよ。
5つも強みが分かるなんて夢のようです。
―さっそく結果を見てみようか。オープン・ザ・ストレングス!!