この記事は、本が読めないWEBライターが本を読むだけの記事です。
<この記事に出てくる人>
本が読めないWEBライター。インタビュー記事を書くときに取材音声をAIに文字起こししてもらったが、出力された大量の文字を読むことができず記事が書けなかった。
みくのしんが本を読む手伝いをする。みくのしんが初めて電子書籍を読むのでiPadを貸してあげた。
本が読めないなりにこれまで三度の読書に挑戦してきたみくのしん。
号泣しながら読了するときもあれば、発狂しながら挫折することもあり、今のところ2勝1敗です。
果たして、今回の読書は人生3冊目の読了となるのか。それとも、挫折して読書嫌いを加速させてしまうのでしょうか。
ちなみに、この記事は電子書籍を提供する「楽天Kobo」のPR記事。
いい機会なので、みくのしんには初めての電子書籍による読書に挑戦してもらおうと思います。
デジタルか〜。マンガなら読んだことあるけど小説はないなぁ
みくのしんは紙派ってこと?
派閥に入れるほど本読んでないけどね。でも……
正直、俺は紙の方がいい
PRなのに真っ向勝負するなぁ
ただでさえ本が苦手なのに、それがデジタルになったらワケ分からんと思う。読んでる自分がイメージできない
▼電子より紙の本を読んでる姿に憧れる。
本は読めないけど読めることには強く憧れるし、本を読むならまずは見た目から入りたいと思ってる。電車の中とか、ベランダの椅子に座ってコーヒー片手に読んだりとか。で、そういうときのイメージは自分の中ではまだ紙の本なんだよな。▼読み返すの難しくない?
読んでる途中で「あのシーンどこだっけ!?」ってなるじゃないですか。紙の本なら、指の感覚でそれが探せるんだけど、電子だとそれができない気がする。▼いつ終わるかわからなくて怖い。
紙の本(と言いながら、ここまで全て「マンガ」の話なんですけど)は残りページがこんなにあるなら今日は休もうとか、あとこれくらいで終わるならおしっこ我慢してでも読んじゃお!とかできる。けど、デジタルだと分からないんじゃないかな。▼絶対電話来たら嫌だろ。
ページめくってるのに、レスポンスが急に悪くなって「え?」っと思ったら画面が一気に黒のモヤみたいな背景に包まれて、その上に大きめ名前と加えてバイブレーション。たまらない緊張感。その後で読み返す娯楽が同じデバイスとか考えられない。ゾッとする。
最後の意見に関しては非常によく分かる
正直、スマホをいじるならYouTubeとか見たいと思っちゃうな。マンガを読んでてもそうなんだから本なんか読めないと思う
それも非常に分かる
普通は紙と電子のどっちが読みやすいものなの?
人によるかな。紙の本にこだわる人もいるし、電子書籍じゃなきゃ本が読めない人もいる。みくのしんにとってどうなのかは読んでみないと分からないかも
最悪、ギブアップして途中でニコニコ流星群を見始めても怒らない?
怒らないように頑張るよ
今回、みくのしんが読むのは宮沢賢治の「オツベルと象」
初めての電子書籍なので読みやすそうな短編童話を選びましたが、無事に最後まで読み切ることができるのでしょうか?
宮沢賢治って「雨ニモマケズ」の人だよね? 子どもの頃に暗記させられたからこれは分かる
そうそう。同じ作者の「注文の多い料理店」とも迷ったんだけどね〜
いや、こっちで良かったと思う。注文が多いのは忙しくて嫌だもんね
そういう話じゃない
▼編集部注
予め申し上げておきますが、この記事はとても長いです。
普通に「オツベルと象」を読むより長いです。何卒ご了承ください。
読書中の様子を
ダイジェストでお見せすると……
字が多いことにキレるみくのしん
なんか笑ってる
ブチギレてる
お絵かきをするみくのしん
頭抱えちゃった
泣いちゃった
寝た
起きた
暴れるみくのしん
暴れるみくのしん
こんな感じでした。赤ちゃんの一日を見てるみたいですね。
▼編集部注
次ページからみくのしんの読書が始まりますが、もう一度言います。とても長いです。
撮影時間は2時間(平均読了時間は30分)でした。何卒ご了承ください。
普通に「オツベルと象」を読みたい方は、楽天Koboでも無料で読めますので、そちらをどうぞ。
iPadをタテヨコに傾けて遊ぶみくのしん