すみません。夢かと思ってページ跨いだけど現実でした。

読み取れる性格は「幼児性を抱えたまま成長した大人」。

最近のカービィより簡単でしたね。

いや待って待って。焼いたらこの形の意味がわかるから。

 

 

うんチーズナンです。

おばか。
げんこつ。

 

 

思わずみさえになってしまうほど5歳児味に溢れたナン。ナンってかこれもうパンじゃん。一発目から枠を飛び出さないでください。

 

ひとまず形は置いておいて、特徴的なのは「チーズナン」ってことですよね……。隠すように包まれたチーズは「内向性」を表しているんじゃないでしょうか。

内向性?

人間の性格を5つの因子から考える「ビッグファイブ」という理論がありまして、「内向性」もそのうちの1つです。ひとりでいるのが好きだったり、金銭や社会的ステータスへの執着が薄かったり、他人に興味が無かったりする傾向です。

あれ、なんか合ってる気がする。

 

一方で内向性が強い方は、自分の興味関心のある分野を突き詰めることで高い能力を発揮します。螺旋を描くナンの形を「ドリル」と捉えた場合、そうした「好きなことに向かって掘り進む」イメージを体現しているようにも思えます。

マンスーンさんは実際に趣味の工作でテレビに出たりしてますよね。

でも、ドリルじゃなくてまきぐそだからなあ……。

 

 

今回参考にしたバウムテストでは、まきぐそみたいな「マンガチックな表現」「ユーモア、面白い人」の象徴らしいです。

ユーモアの象徴、面白い人。

ドリルでいいです。

 

 

あの、さっきから気になってるんですが……

 

この伸ばしてたのはなんだったんですか?

次、いきましょう。

 

 

ダ・ヴィンチ・恐山さんの性格分析

続いては小説家でもあるダ・ヴィンチ・恐山さん。

常に仮面をつけているので、本性どころか素顔すら誰も知りません。これはナンタリズムの真価が発揮されるか……?

 

私のナンはこちらです。

 

きもちわるっ。

バイオのボスの弱点?

 

ナンです。

 

 

このデザインにはちゃんと意味があって、私はナンのはしっこをたくさん食べたいんです。モチモチカリカリしておいしいので。

あー、そう聞いたら納得できる。ナンのはしっこは確かにおいしい。

 

 

タイラントのハツみたいなナンを焼いていく恐山さん。「はしっこをたくさん作る」というクレバーな設計思想に期待が高まりますが……

 

 

あれ? うまくひっくり返せない……?

 

 

 

 

バラバラになっちゃった……。

 

 

笹かまじゃん。

こんなはずじゃなかった。笹かまメンタルと思われるのは心外なので、焼く前の状態で診断してもらえますか?

わかりました。

 

 

バウムテストでは「枝分かれし広がっている木」はドジ」らしいです。

大正解。

馬鹿な。

 

 

あとは、外側に向かって広がるナンの形は「開放性」が高そうに見えます。開放性も「ビッグファイブ」のひとつでして、知識や経験に対して貪欲で、常に新しい何かを求めるような傾向です。

合ってるんじゃない? 恐山といえば知識人のイメージあるし。

一方で、枝の根元にはしっかりとした円形の土台があります。他者への強い興味関心を持ちながら、それでいて確固たる自分の芯を持っている、非常にバランスの取れたナンだと思います。

不思議と悪い気はしない……

 

 

原宿さんの性格分析

最後はオモコロ編集長の原宿さん。

「選手権」や「座談会」といった合作記事ではハチャメチャに悪ふざけする傾向がありますが、果たして今回はいかに……?

 

今回はナンの仕上げにこれを使います。

 

焼き海苔……?

 

 

映画「スクリーム」の殺人鬼です。この海苔ナン、どう読み解くんじゃい!?

海苔ナンって何?

味でふざけるのはだめですって。

 

 

悪ふざけに見える殺人鬼ナンですが、意外なことに3人の中で唯一まともなナンの形をしてるんですよ。

返す言葉も無い。

ですからバランサーとしての能力、つまり他人と足並みを合わせようとする協調性」の高さを感じさせます。

協調性? それももしかして……

お察しの通り「ビッグファイブ」です。性格心理学では親の顔より見る理論なので、とりあえず覚えて帰ってください。僕はこれだけで大学4年間を乗り切りました。

 

 

人間の性格を規定する5因子(ビッグファイブ)

・神経症傾向:不安や緊張を感じやすく、慎重に行動する傾向

・外向性(内向性):コミュニケーションに積極的(非積極的)で、刺激を外部(内部)に求める傾向

・開放性:好奇心が強く、新しい知識や経験を貪欲に求める傾向

・協調性:他人に共感し、思いやりを持って接する傾向

・誠実性:目的意識を持ち、コツコツまじめに努力できる傾向

これらの5因子の強弱で「性格」は説明できるとする理論

 

 

このリストにもあるように、協調性とはすなわち「他人を思いやる心」です原宿さんの悪ふざけは、ライターや記事の構成を思いやった結果、あえてオチ役に徹しているのかもしれませんね……。

どうなんですか原宿さん!?

ちょっとちょっと〜〜〜! 

あ、あ、あああああああああああああ!!!

こういうこと言われるのが一番恥ずかしい。

 

 

 

残る特徴は真っ黒な海苔ですが……。バウムテストではまさに「黒く塗りつぶされた地面」という項目がありますね。

地面が黒いとどうなるの?

あまりいい兆候ではなくて、どうやら「人間不信」の傾向が強いらしいです。最近、人が信じられなくなるような体験しました?

 

 

くじで外れてマンションの理事長になっちゃったから、「駐車場の工事で車を移動してもらわなきゃいけないけど、どういう頼み方なら苦情を出さずに協力をあおげるか……」みたいなことをひたすら考えてるな。

マンション理事、現代に残された人身御供(ひとみごくう)。

 

 

 

これで3人の分析結果が出揃いましたが……おおむね正解と言っていいんじゃないですか?

まあ、いいでしょう。

悔しいですが、認めざるを得ない。

お見事!

というわけで言わせてもらいます!!!

 

これが、ナンタリズムです。

 

 

やった〜〜〜〜〜〜〜〜!!!

 

 

やった〜〜〜〜〜〜〜〜!!!

 

 

やった〜〜〜〜〜〜〜〜!!!

 

 

やった〜〜〜〜〜〜〜〜!!!

 

 

なんて全然ウソで本当はな〜んにもわかりませんでした。なぜならナンで性格は読めないので。

ネットの海はこういう心理学デブリで溢れまくってるので気をつけてください。◯秒で分かる!みたいなやつは大体ガセです。

 

だけどたったひとつだけ、皆さんにお伝えできる真実があるとしたら……

 

海苔ナンうめっ。

本当だ。おいしい。

これレモンカレー付けるとめっちゃうまいですね。

最高〜〜〜〜〜〜。

 

 

 

最高にうまい無印良品カレーの食べ方 選手権

 

優勝

 

「シチリアレモンのクリーミーチキン」×海苔ナン