明日あいてる?と誘われた場合
あまりにも日程調整が難航すると、痺れを切らした相手は「じゃあもう逆に明日は?」と勝負をキメにきます。
向こうも「急すぎる」と承知の上なので、これは比較的やんわりと断れるシチュエーションですが、反対に「下手な理由」を言ってしまうと台無しになってしまう危険性もあります。
どんなスポーツでも「基本が一番難しい」と言れますが、これは「やんわり断る」においても同じこと。
ここは「実家から母親が来てまして」で攻めましょう。
向こうも自分の印象は下げたくないので「お母さんなんかほっておいて飲みに行こうよ!」なんて口が裂けても言えません。
さらに、この言い訳は「家族を大切にしているいい子」というアピールも兼ねているので、自分のイメージアップにも効果的。
攻守ともに優れたやんわり断るテクニックと言えるでしょう。
今から来れない?と誘われた場合
さらに急なお誘いとして「今、飲んでるんだけど来てよ」という突発的なものもあります。
この場合は、一旦、保留にして翌日「すみません寝てました」で返しましょう。
「起きていたら絶対行ったのに!」という雰囲気を醸し出しておくのが重要です。
既読をつけないためにLINEのプッシュ通知は、つねにメッセージが一部表示される設定にしておきましょう。
「今なにしてる?」という目的がはっきりしない誘いの時も、用心と警戒を重ねて「今ちょうど寝るところでした」と返しておくのがベター。
突発的な飲みの誘いじゃなかったとしても、「なんか眠れなくてさ、LINEしちゃった」というウザいケースもあるので。
「じゃあ、いつなら空いてるの?」と聞かれた場合
日程調整が難航したり、連続して急な誘いを空振りしたりし続けていると、相手は「じゃあ、いつなら?」と来ます。
「その日はダメですが、〇日(〇曜日)なら空いてます」と代案が出てこない時点で、断られていることに気付けよ…とは思いますが、気付かないふりしてグイグイ押してくる人もいるので、そんな時はこう返しましょう。
「ちょっと今、まだ未確定な予定があるので」「先のスケジュールが見えないので」と前置きをした上で、「またこちらから誘わせていただきますね」が有効です。
もちろん実際に、また後日こちらから誘う必要はありません。
「こちらから誘う」という言葉には「私も行きたい気持ちはある」という意思表示も含まれているので、これを言われると相手はグイグイ押しづらくなります。
犬のしつけにおける「ステイ!(待て!)」ですね。
次に会った時に「ちょっとー!全然誘ってくれないじゃーん!」と言われても、「すみませんー!今、仕事がギチギチで!また落ち着いたら誘わせていただきますー!」とまた同じことを言えばいいのです。(以降、無限ループ)
どうしてもメシに行かないといけなくなった場合
ここまでやんわりとお誘いを断る方法を伝授してきましたが、いろんな関係性やしがらみを考えると「どうしても行かないといけない場面」も出てきます。
社会って、本当にクソッタレですよね。
でも、大丈夫です! やんわりネコは、最後まであなたの味方です!
なんとなく口説かれそうな雰囲気がある場合は、先手を打っておきましょう!
「もうすでに好きな人が他にいます」と相手に伝えておくのです。
すると、それは「がんばって口説いてきたとしても、無駄な労力になりますよ」という警告になります。
また、「恋愛相談させてください」は、転じて「私はあなたのことを信頼していますよ」という意味にもなるので、相手のプライドも守れます。
実際は、信頼しているわけがないんですけどね。
また、お持ち帰りすることで頭がいっぱいのスーパー馬鹿もなかにはいます。
そういうやつらは、当日すんなり口説けるように下ネタのジャブを打ってきます。
この場合は、すっとぼけましょう。
「こらこら!w」「ウケました(笑)」など、変に優しさを出して反応したら、相手をさらに勘違いさせてしまいます。
「(私はそんなつもりないですけど)どういう意味ですか?(なんでそんなこと言うんですか?)」という姿勢を崩さなければ、相手はそれ以上、踏み込んでくることはないでしょう。