他人の内輪ネタって目の前で披露されても全然意味がわからないし面白くもないけど、あらためて文で説明させたやつを集めるとどういうわけかめちゃめちゃ面白い。そういう連載だぜ。

 

 前回はこちら。

 全部は紹介できないことをご了承ください。でも送られてきたのはしっかり全部読んでるからね。

 

変な先生や印象的なエピソードが内輪ネタになったタイプ
『エピソード型』

チョチョ

私が幼稚園生の頃、八つ上の陽気な姉がイタリアの女優 / 政治家のチッチョリーナさんの顔マネにはまっていた。
それがなぜか目をカッと見開き、口角を極限まで持ち上げるというもので、まだ幼い私にはひどく恐ろしく感じられて、思わず泣いてしまった。

それを面白がった姉は、私が階段を昇るときにその顔のまま日夜追いかけてくるようになり、私はそのたびに泣きながら「チョチョが来る!!!」と逃げ惑った(チッチョリーナを上手く発音できず、「チョチョ」と言っていた)。

今でも階段を昇るときに「チョチョが来る……」という恐怖を覚える。

ごまちゃん

 トラウマってこんなわけわかんない感じで生まれるんだな。

 

ピロピロ

子供の頃、母と同じ部屋で寝ていた。

ある夜、僕はいつも寝る時間になっても眠くならず、もっと起きてたいと母に言った。

しかし母はすごく眠たかったようで、「勘弁して、お母さんもう目がピロピロしてるから」と言った。

唐突に飛び出した「目がピロピロ」という意味のわからなすぎる言葉に、幼い僕はツボにハマり、涙が出るくらい笑った。

母も気に入ったようで、今だにとても眠い時には「目がピロピロしてきた」という。

母はその他にも、おならをした時に「失礼ぶっこきました」と言ったり、「やる気まんまん」という意味で「やる気まんちくりん」と言うなど、独特な言語感覚の持ち主だった。

ケぎらい

 ちょっとわかるかもしれない。眠たいと目がピロピロするの。

 

敵将

私と従兄弟だけの内輪ネタで、エレベーター内での出来事です。

その日は従兄弟と一緒に大型デパートに遊びに出かけていました。別の階に移動するためエレベーターに入ったのですが、中には誰もいなかったので、私は稼働中のエレベーターの扉のすぐ前に立つというよく分からないおふざけをしました。

「これで扉が開いた瞬間 人がいたらやばい」と、私は自分で突拍子もない行動をしておきながら自分にツッコミを入れる、さらによく分からないことをしました。

そこで、従兄弟が苦笑いか何らかのリアクションを取ってくれたのですが、普段とは何かが違うような気がしまたした。私のギャグが理解不能だったからではありません。実は私が気づかなかっただけで、従兄弟の後ろに私たち以外の乗客が一名いたのです。
従兄弟の背中で完全に見えなくなっていて、完全に気付きませんでした。

まずい、ただでさえよく分からないギャグ行動を取ってしまったのに、見知らぬ人から見たら完全におかしい人に見られてしまう。

焦った私は、 この状況を打破するために何とかしないと、と思って従兄弟にこう話しかけました。「…っていうFEの敵将いたよな」「っていうFEの敵将いたよね?確かHPが高かった」…そう問いかけられた従兄弟は、私の発言を1ミリも理解できてない様子で、もはや「お、おう…」的な応答でもなく「…?」という突然振られた話題についていけるはずもない当然の反応をしていました。

ここでFEの敵将という言葉について解説させていただくと、FEとはまずシミュレーションRPGゲーム「ファイアーエムブレム」の略称です。そして、敵将とは、ファイアーエムブレムは1マップごとにボスがおり、そのボスを倒すと次の面へ進んでいくというのがよくあるパターンなのですが、ボスのことを敵将といいます。

解説は以上ですが、これを聞いても私の発言意図は全く分からなかったと思います。私が考えたこの状況を打破する方法は、ゲームの話題をしているということにして、なんだ ゲームの話か と思わせる戦法です。

「扉が開いた瞬間 人がいたらやばい」なんて台詞を言うFEの敵将なんていないですし、他のゲームのボスにもそんなやつはいないでしょう。

ですが、私と従兄弟がプレイしたことのあるゲームでなおかつ私が代弁させようと思った存在がFEの敵将でした。

もしもキャラクター名を出して こんなこと言ってたよねこのキャラ と言うとまずキャラがそんなことを言うのはありえないとなるし敵将ならいっぱいいるし多少考える時間が生まれるからこれならいけるんじゃないか、と思っての発言でした。

結果、従兄弟はファイアーエムブレムをほぼ全作プレイ済みなものの言葉の意味を解説するまで全く分かってなかったみたいでした。

エレベーターを出た後に解説を行いましたが、お互いに私の発言があまりにも意味不明、そして先客がFEシリーズを知っていたとしたらさらに意味不明なことになるということでおかしさからめちゃくちゃ笑いました。今でも従兄弟と話す際にFEの敵将というワードを出すと当時のことを思い出してお互いに笑ってしまいます。

h173

 考え抜いての行動なのにメチャクチャなのがとても良い。

 

最先端

健全な青少年だった頃、友達と遊んでいたら家の近所にエロ本の自販機があったのを見つけました。

日中は子供の目につかないよう前面がマジックミラーみたいになっており夜だけライトがついて買えるようになっていた為「何これ最先端じゃん!」と友達と大盛り上がり。

それ以来私たちの間ではエロ本の事を「最先端」略して「サイセ」って呼ぶようになりました。

数年前に見に行ったら自販機自体が無くなっており、時代の流れを感じました。

わんだー

 あれそんな仕組みなんだ、最先端だな……。

 

急に

いとこの妹がまだ幼稚園の年中さん位だった頃の話。ある日、いとこ家族とお盆のお墓参りに行った。

帰り道、いとこの妹がおもむろにしゃがみこんで動かなくなってしまった。

「どうしたの?」と聞くと、「あたち急に太ったから歩けなくなっちゃったの」 と真剣な顔。

どうやら疲れたので抱っこして欲しかったようです。

その時の真剣な顔と、抱っこと素直に言えないおマセ感と舌足らず感が妙に私と私の母だけにウケ、だるくて動きたくない時は
「あたち急に太って動けなくなっちゃったのよ」「じゃあ仕方ないね」というテンプレが出来ました。

それは彼女が成長し、高校三年生になった今でも続いています。

わさこ

 幼稚園年中がどこからそういうユーモアを学んだのか気になる。

 

そこそこ厳しい軽音部の合宿で、みんな疲れてる中布団にくるまったある男が「気持ち良すぎる。これ膣だろ」と述べたため、布団、ひいては就寝を「膣」と呼ぶようになった。

あおよし

 膣をなんだと思ってるんだ。

 

成し遂げ

友達と合宿免許に行った際、教習所内に貼り出されてた教員一覧(写真と名前、簡単な趣味や好きな言葉が書いてある)で明らかに一人だけ異彩を放つ先生が……。

他の教員が証明写真のような画角で写る中、その先生だけは半身に構えカメラに向かって指鉄砲をするようなポーズを取っていたことと、好きな言葉が「成し遂げたぜ!」だったことのインパクトが強く、合宿中はとにかく友達と「路上成し遂げた?」「筆記成し遂げられる自信ないわ…」というように「成し遂げる」というフレーズが大流行しました(また、その先生のことを成し遂げというあだ名で読んでいました)。

教習所を卒業した後もたまに友達と「成し遂げ、元気かなぁ」という話題になります。

ペーパードライバー轟

 めちゃめちゃ成し遂げに運転教わってみたいな。

 

ファン

「まちがいさがし」の歌をきっかけにあまり好きじゃなかった菅田将暉がだんだん好きになりました。

友人にその話をしたら「ファンが1人増えて菅田将暉も喜んでるよ」と言われたのですがこの言い回しがツボに入り、もともと苦手だったものがだんだん好きになったときに「ファンが1人増えて〇〇も喜んでるよ」と返すのがお約束になりました。

芸能人など人物だけじゃなく、パクチーとかの食べ物、ジェットコースターとかの無機物にも使ってます。

椎名檸檬

 そいつは菅田将暉のなんなんだよ。

 

高校の頃、ほんの些細な事で先生に叱られた友達が、私たちにそのことを愚痴っていたとき、「これくらい許容してくれたっていいじゃんか!先生は人を愛したことがないのか!?と口走りました。

そのセリフの切実さと実際の状況のしょうもなさのギャップに私たちは大ウケし、以降、理不尽なことがあったり突然無茶振りされたりしたときには「人を愛したことがないのか!?」と大げさに嘆いて相手を責めるというノリが生まれました。

卒業した後もなんだかんだ続いてて、普通に笑ってしまいます。

ミミズク

 煽りとしてめちゃめちゃ優秀な言葉だな。

 

羽ばたけません

小学校の時の卒業式のプログラムで「卒業生のみなさん〜ありがとうございました〜」とみんなで言うような在校生から卒業生に向けての呼びかけみたいなものがありました。

その呼びかけの練習の際、「未来に向かって〜(←この部分はうろ覚え)羽ばたいてください〜」という呼びかけを代表の1人の子が言っていたのですが、あまりやる気のない感じの言い方でした。

すると「羽ばたいてください〜」とその子が言うやいなや呼びかけ指導担当の先生が

「は ば た け ま せ ん!!!!!!!!!!」

と怒号を飛ばしました。

卒業式の練習という笑ってはいけない雰囲気のせいもあってかなぜかドツボにハマってしまい、ほとんどの子が咳やあくびのふりをしてどうにか笑いを抑えていました。

それ以来〜できそう?大丈夫そう?などの意味で羽ばたけそう?と聞いてみたり、またそれが不可能な場合、は ば た け ま せ ん!!!!!と絶叫して爆笑していました。今考えるとTHE小学生だなあと思います。

羽ばたけませんでした

 OKだったら羽ばたけるって言ってたんだろうなその先生。

 

強い仲間意識や友情が生んだタイプの内輪ネタ
『ハイコンテクスト型』

ボリシェヴィキじゃんけん

高校生の頃、スキー合宿の部屋割で一緒だった友達5人と「ボリシェヴィキじゃんけん」が流行りました。

ボリシェヴィキはロシア語で「多数派」を意味する単語で、当時ちょうど世界史で習ったとこだったと思います。

じゃんけんの三すくみで勝ってようが自分の出した手が多数派に属していたなら勝利という社会的な遊びです。

今思うと何にそこまで夢中になったのか分かりませんが、当時は夜中まで「ボリシェヴィキじゃんけんじゃんけんぽん!!!!!」と言い続け、私の出した1つのチョキは4つのパーの前に屈しました。

つくね

 社会的だろうか……。

 

ディストピア姐さん

私のホームルーム教室は4階で、体育の授業の後はいつも友達とヘロヘロになりながら階段を登るのですが、ある日昼ごはん前なのに階段に私たち以外人が全く通らず、すごく静かだったので私がふざけて「あんた達……ここはディストピアよ……」と言ったところそれがめちゃくちゃウケて、それ以降階段が静かだと「あんた達ィ……」「「「ディストピア姐さん!?!?!?!?」」」のくだりを毎回やってます

姐さん

 なんだか頼もしいことだけはわかるぞ、ディストピア姐さん。

 

最高

自分が小学生の頃ちょっとしたことに対して「最悪やん」とよく言ってたため、友達と最悪って言うのやめようと話になり自分が真逆の意味の「最高」と言うようにしました。その後ちょっと嫌なことに対しても「最高やん」と言ったり、ふと「うわサイア…最高やん!」と言うようになりました。

最高さん

 逆境の時もニヤリと笑って「最高だぜ」と言える人間になりたい。

 

悪い

大学生の頃、サークル内の友人同士での会話(〇〇で嫌なことがあった、〇〇でイラッとした等ネガティブなもの)で、話を聞いていた中の1人が突然「それ誰が悪いん?」と聞き、聞かれた人は絶対に「いや俺が悪い」と認めなければいけないというノリがありました。

どんなに話者に非がない話題であっても、標的にされたら絶対に非を認めなければいけないので、日常の会話にかなりスリルが生まれました。

また、ネガティブな話が絶対に終わるという素晴らしい側面も持ち合わせていました。

ねぎみそ

 愚痴の内容が酷いほど自分に降りかかってくる罪も重くなる。

 

ビーフ

中学生の頃、当時やってたオージービーフのCM(両手の親指と人差し指で三角を作り「これください!」というやつ)が妙にはまってしまい、友達に鬼気迫る感じで「これください!!!!」と手を押し付けて、友達は「やめてください!!!!」と全力ダッシュする遊びがわたしと友達2人の間で流行ってました

BMG

 こういう感じのバカみたいな日常って自分の人生に二度と訪れないと思うと切なくなってくるな。

 

のどがかわいた

小学生の頃、放課後遊んでいたメンバー内で、国語の教科書に載っていた『のどがかわいた』という作品のセリフが流行った。

うろ覚えだが、主人公が蛇口の列に並び、自分の番で水を飲んでいると、後ろから「もう、いいだろ」と急かされる場面があった。

この「もう、いいだろ」がハマり、作品内よりもテンション高く「もういいだろ!?」と急かすのが流行った。

急かす意味が全くない時も使って「もういいだろ!?落ちてくれよ!!」とその辺の田んぼに突き落とし合っていた。

ネタにしていた教材と言えば山月記やエーミールよりも『のどがかわいた』を思い出す。

おれではない

 田んぼ全然関係なくてゲラゲラ笑ってしまった。

 

アガペー

高校生の頃倫理の授業でキリスト教について勉強していた時に、キリストの教えのアガペー(隣人愛)に出てくる「右の頬をぶたれたら左の頬も差し出せ」という名言がなぜか友達の間で流行り、昼休みになると廊下で友達を追いかけ回し追いつかれたら右の頬を思いっきりビンタし、ぶたれた方は「右の頬をぶたれたら左の頬も差しだーす…」と言って左の頬も思いっきりビンタし最後は「oh…リンジンアーイ」と言って攻守交代しまた追いかけ回す遊びを昼休みが終わるまで繰り返していました。何やっても笑えたいい時代でした。

おかず

 キリストもこんなつもりで言ったんじゃない。

 

ヤンス

小学校低学年の時、高学年の兄や兄と友人と登校していたのですが、その際パワポケが流行っていたということもあって、ひたすら「ヤンスヤンスヤンスヤンスヤンスヤンスヤンスヤンスヤンス」と数分言い続ける「ヤンスの亡霊」を毎日のようにやっていました。周りから見たらさぞ怖かっただろうと今になって思います。

矢部

 どんな流行り方したらこうなるんだよ。

 

フルーツバスケット

女子校時代、休み時間にフルーツバスケットをして遊んでいた時に誰かが下ネタのお題を言い始めたことから徐々にエスカレートし、下品なお題縛りのフルーツバスケットがめちゃくちゃ流行りました。

「鼻くそ食べたことある人!」「うんちにコーンがそのままの状態で配合されていたことがある人!」等、低レベルな下ネタでしたが、休み時間になるとみんなで椅子を持ち寄り、狂ったように遊んでいました。

私が言った「お風呂で体洗う時陰毛で泡立てる人!」は誰も動かず、悲しかったことを今でも覚えています。

イトウ

 そのお題そんなに自信あったの?

 

しみけん

うちの近くのお好み焼き屋さんでは店員さんがソースやマヨネーズを離れたところから飛ばしてかけてくれるパフォーマンスをしてくれます。

「狙ったところにかけてくれる」というところから、そのお店は我が家の中では「しみけんのところ」と呼ばれています。(AV男優のしみけんさんは狙ったところに出せることから)

さこ

 最悪大賞。

 

もはや完全に意味がわからない
『意味不明型』

海辺のパンダ

中学生の頃、同じ部活に所属していた友人と即興ワードで即興コントをするという謎のノリがあった。

そんな中でも時折、頭の片隅から湧き上がるのが「海辺のパンダ」という題名のコントである。

眼鏡を頭にかけているのにも関わらず「眼鏡はどこだ?」と探す鉄板的なシチュエーションをベースに、「海辺のパンダはどこ?海辺のパンダはどこ?」と2人でウロウロと呟くだけのコントだ。

正直な所、本当にこの内容であっていたのか?と自分の記憶を疑いたくなる曖昧さとシュールさではありますが、ただこの意味不明なやり取りで笑い合った記憶だけは色濃く残っています。

フレッシュなボルシチ

 こういう本当に本人たちしか面白くないようなわけわかんないやつ最高。

 

トリプルアクセル

高校生の時にフィギュアスケートに馬鹿ハマりして、ことあるごとにクラスメイトにトリプルアクセルを披露していました。

能力もセンスもないので実際は0.5回転くらいしかしていない上に、スカートが捲れてパンツを見せつけているだけなのですが、クラスメイトは「ブラボ〜〜〜〜〜」「最高〜〜〜〜〜」と大盛り上がりしてくれました。

トリプルアクセルを続ける内にクラスメイト達は客席から花を投げる真似をしたり、プリントを繋ぎ合わせて「跳べ!◯◯!」という垂れ幕を作ってくれたりと盛り上がり方もレベルアップ。私はトリプルアクセルで一躍大スターとなりました。

ある時ついに、私のトリプルアクセルがただただパンツを見せつけるだけの露出ショーである事が先生の知るところとなり、バチボコに叱られた後に禁止となりました。

今思えば何故みんなあんなに盛り上がっていたのか…。 ちなみに女子校です。

トリプルアクセル

 先生も「トリプルアクセルと称してパンツを見せびらかすことを禁止する」なんて仕事想像もしてなかっただろうよ。

 

ぐしけん

小6のとき、理科の授業で使った針金をぐしゃぐしゃに丸めたものを「ぐしけん」と呼んでいて、挨拶がわりにぐしけんを相手に投げて当てることが爆発的に流行ったことがあった。

ぐしけん

 いろんな挨拶の文化があるなあ。

 

スライド抵抗器

高校生のころ、部活の先輩含む仲良しグループ数名で 『神妙な顔をして「ほら、スライド抵抗器だからさ……」とつまみを左右にスライドする動きをすることで、それまでの話に説得力を持たせる』 という謎のくだりが流行りました。

いまだにスライド抵抗器がなんなのかは知りません。

ちょうちょ

 頭良さそうにみせるワードとしてもそこまで強くないしな……スライド抵抗器……

 

E.T.

中学校1年生の時、友達と私で掃除時間や休み時間など、暇さえあればETみたいに指をくっつけ、くっつけた指を曲げてまるで指がなくなったみたいにして「キョモーーーーー!!!!!!!!!!」とか「キャーーーーーー!!!!!!!!」とかとにかく奇声をあげて、その後互いに指を引っ張って(フンッって言いながら)治してあげて2人で泣き真似をしながらめっちゃ喜ぶ、というクソみたいな一連の流れを50回くらいやってました。

当時の先生は優しくてあんまり怒らなかったんですが年末の大掃除の時「やるな」と怒られ、初めて自分たちがうるさいことに気づきました。しかもあと一人の仲が良かった子にも縁を切られました。もうしません

たらばがにと100人のたまご

 奇声を上げようと思ってもなかなか「キョモーーーーー!!!!!!!!!!」は出ないぜ。感心する。

 

しっこ

小学生の頃、「取り残された…しっこ…」というフレーズが近所の友達グループで爆発的に流行した

お泊まり会の夜、皆眠くなって静かになった部屋で、誰かが「取り残された…しっこ…」と呟くと全員が涙を流しながら爆笑する程に

友達が創作怪談のオチに使って、「山奥の病院で〜〜…。〜振り返るとそこには…取り残された…しっこ…」なんてパターンを生み出したが、初めて聞いた時は、笑いすぎてマジで過呼吸になった

いつの間にか流行りは終わってたけど、15年経った今、仕事終わりの電車でこれ書きながら少しニヤついてる

ふな

 世界一面白い言葉かもしれないな……。

 

SP

中学生の頃小便をしている奴の真後ろに立ちSP!!SP!!と叫んで排尿を止めるノリが流行った あまりにも流行りすぎて最終的に小便者1SP5ぐらいになった。

ポンコツ狐

 Syonben Police.

 

無重力

小中学校時代の同級生が、うんこ座りの状態の時やペットボトルを空中に投げ上げて滞空している間のことを「これは最新の科学によると無重力」と言い張っていました。(主張の意味はわかりませんが、おそらく地面に接していない状態のことを無重力と言っていたのだと思います。)

私と友人は、そんな彼をボロクソに馬鹿にしていたのですが、必死に主張する様があまりに可笑しく、いまでも二人の時にペットボトルを落とす、ものを投げる等すると「無重力やん」「重力がなくて助かった」と言い、小笑いをとっています。

※彼とは部活も同じでしたが、今は音信不通です。

や。

 うんこ座りと最新の科学を結びつけたこと一回もなかったな。

 

TOKIO

小学生の頃、当時流行っていた沢田研二さんの「TOKIO」のサビに合わせて百科事典を開き、そこに表示されてるイラストの内容でセーフかアウトを決めるという謎の遊びが1日だけ流行りました。

何人かで輪になって、「TOKIO〜♪」と歌いながら順番に百科事典を開いていくだけです。

判定の基準も非常にあいまいで、人体とかちょっと気持ち悪い系だとアウト、植物などだとセーフでした。セーフでもアウトでも別にペナルティなどもなく、ただひたすら順番に百科事典を開いていくだけの遊びでしたが、何故かものすごく楽しかったです。

その日は休み時間ごとに集まって夢中になってましたが、次の日には誰一人としてそのことに触れもしなかったのがちょっと怖かったのを覚えています

あやてん

 やりたくてもなんて言い出せばいいのかわからないしな……。

 

どんまい

自分の体験では無いのですが町内に住む男子中学生たちは「どんまい具沢山!」と声をかけあい気持ちを高めているようです。

無記名

 気持ちを。

 

 はい9回目はここまで。人と人の出会いはあらゆる偶然が積み重なった奇跡なんだぜ(だから出会いは大事にしようぜ)みたいな言葉があるが、内輪ネタはどれもそういった奇跡の副産物なんだろうな。本当に奇跡みたいなわけわかんなさだもんな。

 皆さんも何か思い出したらぜひこのフォームから教えて欲しい。たくさん集まったらまた紹介するかもしれないぞ。