■ゲーム実況は”冒頭”が命!
「冒頭がちょっと長いですね。この世のすべての事象の中で、実況動画の冒頭は一番重要です」
「命のきらめきよりも!?」
「重要です。そのゲームの実況第一回目は、冒頭で喋らなければならないことが多い(自己紹介、初見かプレイ済か、このジャンルについてのイメージなど)ので、冒頭部分だけでも“紙に喋る内容をメモ”しておき、コンパクトにまとめた方がいいですね」
「なるほど…。冒頭はできるだけすばやく、かつ情報もキチンと伝えると…」
「ただし『はやくやれ』コメは稼げるので、あえてガッツリ長めにとるのもひとつの手です」
さっそく「はやくいけよ」と言われました
「かなり難易度高そう…」
「冒頭が長くなってしまうのって、知ってもらうために詰め込み過ぎるというか、“喋ってて(当たり前ですが)無反応なのでなんかどこまでも詰め込んでしまう”んですね」
「たしかに、何も反応がないのに話し続けるという状態ははじめてだったかも…」
「なので、僕は最初のころテレビの前にぬいぐるみを置いて、それにむけて喋ってましたよ」
「怖っ」
「加藤さんもぬいぐるみと話しましょうよ」
「キモっ」
しばらくはこいつに話しかけて練習します
■ニコニコ動画では「コメント」をもらえるように工夫しよう
「あと一回目に限らず、冒頭は元気よく挨拶することが重要です。実況動画でコメントを稼げる箇所は主にこの3つ」
- 1.冒頭
- 2.ゲーム内容による部分(驚くシーン、感動の場面など)
- 3.プレイヤーに依る部分(派手なリアクション、うまいプレイなど)
「初見プレイの場合、確実にコメントがもらえるのは冒頭だけ!『うぽつ』『待ってた』『こんにちは~』とかですね」
「そうか、ニコニコ動画の場合は、いかにコメントが盛り上がっているかでも『楽しげな動画』は演出できるワケだ!」
「そうですね。コメントがつくタイミングは最初の一言(つまり挨拶)を発している最中。なので加藤さんの場合『どうも加藤です』のあとに一呼吸置いてコメントを打つ時間を作るとか、いつも決まった挨拶をするとか決めたほうがいいですね」
「よーし、じゃあ『ご機嫌うるわしゅう』って言おうかな」
「キャラがブレすぎるのはよくないですよ!」
■日本語を忘れるな!
「『え~』が多くなってますよね。ぼくもよく言ってしまいます。あと、途中で『わー』と『なに?』しか日本語知らない人みたいになってますね」
「怖いから…」
「気になったのは『え~』の語尾がかすれて『えええ゛え゛ぇ゛ぇ゛~』汚く聞こえる部分」
「直す方法ってあるんですか?」
「姿勢です」
「ゲームに対する? そういうところから直さないと声がきれいにならない…?」
「いや、背筋とかあごの位置とかです」
「それで声がかすれてるの!? 確かにぼく、姿勢悪いですからね…」
ぼくの悪すぎる姿勢
「声がよく出る姿勢というのがあるので、試行錯誤してみてください。実況を始める前に”口の体操”をするのもいいです。『あ・い・う・え・お』と、口を最大に開いて言ってみると口がよくまわるようになりますよ」
「やってみよう…!」
■ツッコミを意識する
「チェーンソーのくだり長~っ! ゲーム実況だとパート1はムービーとプラクティスが多くなるので、その時にしつこいことをやると、ゲームの内容をはやく観たい中学生とかに『はやくしろハゲ』って言われます」
「それはハゲているからではなくて…?」
「ハゲてねぇよ! ぼくはしつこいの好きですし、そういう時に『しつこいwww』みたいなツッコミコメントも期待できるので、時と場合によっては入れていくのもアリですね」
さっそく「くどい」と言われてます
「なるほど…パート1だからってことも考慮しないとですね」
「ツッコミを意識したほうがいいのはコメントだけではなくて、実況としてゲームにツッコむことも意識したほうがいいですね。結局のところ、実況は『長~いツッコミ』みたいなものなので。『みなさん傘をさしたほうがいいんじゃないですかね』は最高に実況っぽくてよかったです」
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今回言われたことを意識しながら、個人的にサイコブレイク実況を続けて行こうと思います!(2回目はとってしまったので、パート3から取り入れていきます!)
次回はPS4のSHARE機能ではなく、AVケーブル用のソフトウェア方式ビデオキャプチャを購入してゲーム実況に挑戦。どんどん面倒くさくなってきますよ!