重里のせいで人が来すぎたのでおしゃべりでは間がもたず、カルタをしたりしました。
カルタで負けた人の罰ゲームはお母さんに電話して、
「いつもありがとう」と伝えることとしました。
罰ゲームで言わされているということはお母さんに言ってはいけません。
負けたこの女性は、まるで自殺する直前のように、
「お母さんありがとう…お母さんいつもありがとう…産んでくれてありがとう…」
って言ってたけど、お母さんどう思ったんだろう。
告知に「オープニングパーティ」と適当に書いてしまったので、
自主的には開いたことのないパーティ をしなくてはならず、
パーティーについて夜なべをして考えた結果、
三角帽子とジェンガがあればパーティだろう。 という結論に至りました。
女の子にはシャボン玉をふいてもらって完全にパーティ。
多分、全員根は暗い人たち。
「じゃあとりあえず、みなさんいっせーのーで鴻池剛のフォローはずしましょうか」
苦笑につつまれるぼく。
あとは写真を撮ったり
しゃべったり
サインをしたりで順調にチヤホヤされるぼく。
人がただチヤホヤされてるだけのこんな記事良くないよな……うまくいきすぎた……
公園で個展やったら誰も来なかったよ~~んていうオチが理想だったのに。
右から二組目のクラブにいそうな女性。
こんな属性のちがう人も読んでくれてるんだなあ。
属性どころか種族がちがうイヌも来てくれました。
「個展は公園でするのが次世代のスタンダードだワン」
そもそも若い人は盲目的に可能性にお金をかけがちなんだワン
個展を開いたってお仕事をくれるおエライさんは来てくれないし
おしゃれなカフェにDM置いたってそれを見て足を運んでくれる人は希少だワン
本当に支払う金額に見合った対価が得られるか見定めることが大事だと思うワン
終了予定時刻の17時になったので撤収! 来てくれた人ありがとう!
歌舞伎町で1番かわいい娘をつけてもらってチヤホヤされました。
(おしまい)
【小山健の漫画】