どうもマンスーンです。
最近観光地などで、自撮り棒をよく見かけますよね。
わざわざ人に撮ってもらわなくても、みんなで写真に入れるのでとても便利だと思います。
でも周りから見ると、棒を突き出してる姿がすごい滑稽に見えてしまう感じがするし、「あっ、あいつ自撮りしてる!」って思われてそうな気がしてしまって恥ずかしいので、自撮り棒に抵抗を持っている人も多いのではないでしょうか。
そこで僕は考えました。
自分の腕が伸びればいいんだと。
何を言っているのかわからないと思いますが、自撮り棒に感じる違和感ってあの棒が丸見えなところだと思うんです。
だから棒が全て自分の腕になれば、周りから見ても「あっ!あの人腕が長いんだな〜」って思われるだけで、自然に自撮りが出来るようになります。
たぶん。
腕を長くするために製作開始
まずはAmazonで腕を2本買いました。
ちゃんと考えないで頼んだら両方右手になってしまいましたが、気にしないことにします。
試行錯誤して腕を自撮り棒に取り付けました。
自撮り棒が恥ずかしいのになんで自撮り棒使ってるんだと思うかもしれませんが、棒の部分は後でちゃんと隠すから大丈夫です。
あとは手のひら部分にスマホが取り付けられるように加工しました。
次に服を用意します。
着やすさからして、前が開くものがいいと思います。
そしてその服と同色の布を筒状にしたものを洋服の袖に付けたら………
めちゃくちゃ袖が長い服が完成しました。
もうお気づきかと思いますが、そうなんです。この長い袖で腕を付けた自撮り棒を隠して自然に自撮りをします!
いざ観光スポット”浅草”へ
はい。
東京が誇る観光スポット「浅草」に、
やって来ましたーーー!!!!
袖の中の自撮り棒は一番短くしてるんですが、既に腕が若干長くなってます。
あとこれ何も考えずに両手分作ったんですが、一切手が使えなくなってすごい不便だし、自撮りするのに両手を長くする意味は無いって装着してみて初めて気が付きました。
世の中やってみないとわからないことだらけです。
とりあえず腕を長くして自撮りしてみましょう。
カシャッ!!(袖の中で隠し持ってる自撮り棒のボタンを押すと撮影可能)
自撮り棒が写真内に見えていないので、さりげない自然な自撮りをすることが出来ました。
きっとこれなら周りから見られても滑稽な姿に映らないはず!
そう!!これなら!!!!
ただ腕が長い人って思われるから!!
もう周りを気にしないでバンバン自撮りが出来る!!!!!
と思ったら外国人の集団に囲まれてめちゃくちゃ写真を撮られました。
自撮りしてるところを他撮りされるという、意味の分からない光景。
今頃、日本への旅を振り返って、腕の長い日本人の写真を見ながら「クールジャパン!クールジャパン!」とでも言っているのかもしれません。
ちなみに今回の自撮りは「Adobe Capture CC」というアプリを使ったのですが、このアプリを使うとスマホで撮った写真を簡単にベクターシェイプ化することができます。
ベクターシェイプが何かは分かりませんが、たぶんベクターなシェイプだと思います。
次は雷門にやってきました。
休日だけあってとにかく観光客でいっぱいです。
これだけ人がいる中で自撮り棒を使うのはかなり恥ずかしいですよね。
でも腕が長ければもう大丈夫。
周りの視線を気にする事なく自撮りすることができます!!
カシャッ!!
ここでも周りにいた外国人に「ワーオ!!!」みたいなリアクションされて自撮りしているところの写真をすごい撮られてしまいました。
ただ腕が長いだけなのに……。
なんで…。
スカイツリー前でも自撮りすることにします。
カシャッ!!
自撮り棒が写ってないのにスカイツリーをほぼ全部画面内に入れることが出来ました。
これも腕が長いから出来る技です。
腕が長いの最高〜!!!!
って記事を終わらせようと思ったのですが、ベクターシェイプが一体何なのかが気になってしょうがないので聞きに行くことにします。
アドビのイベントに潜入
というわけで『Adobe Live 2015 – Best of MAX』というアドビさんが主催するカンファレンスにやってきました。
名立たるクリエイターの方々が集う場所にただ腕が長いだけの無職が来ていいのか不安ですが、ここならベクターシェイプが何なのか知ってる人がいると思うので謎を解明したいと思います。
会場内には「Adobe Capture CC」を使ってベクターシェイプ化した画像をその場でTシャツにプリントしてくれるブースがあり、無料でオリジナルTシャツがもらえるとだけあってたくさんの人が集まっていました。
さっそく僕もスカイツリーで撮った写真をTシャツにしても……
えーと、その前にここでもう一度みなさんにお伝えしなければいけない事があります。
iPhone・Android向けアプリ「Adobe Capture CC」を使うとスマホで撮った写真を簡単にベクターシェイプ化することができるんです!!
更にベクターシェイプ化したものは「Photoshop CC」や、「Illustrator CC」などのアプリで素材として利用できるからめちゃくちゃ便利!!!!
で、いったいベクターシェイプって何なの? 誰か教えてくれーー!!!
アプリでべクターシェイプ化した画像をTwitterにアップすると、その場で白インクが使える超高性能なプリンターで特殊な紙に印刷してくれます。
さらに画像を印刷した紙をTシャツにくっつけてさらに上から熱加工+プレスします。
スタッフの方がすごい優しそうだったので「すいません、ベクターシェイプって何ですか?」って聞いたら、無言のままそんなのも知らないのに来てるんかい!っていうような顔でTシャツをプレスをしてくれました。
あっという間にオリジナルTシャツの完成!!!!
後ろにいるプレスしてくれたスタッフの方も笑顔になってくれてよかったです。
スカイツリーの前にいるすごい腕が長い人のTシャツはおそらく世界初だと思うのでこれからガンガン着ていこうと思います。
とりあえずわかったこととしては、「Adobe Capture CC」を使うとスマホで撮った写真を簡単にベクターシェイプ化出来るようです。
いい加減、ベクターシェイプ化ってマジで何なの?と思っていたら、アドビの親切な広報さんが教えてくれました。
「ベクターシェイプは、”ベクター(形)” と ”シェイプ(図形)”の2つの言葉を組み合わせたもので、簡単に言うと『解像度に依存しないデータ』という意味。その反対語が、”ピクセル”または”ビットマップ”です」
つまり”ベクターシェイプ”とは、「解像度に依存しない図形、または形」のことだったんですね。
じゃぁ、解像度って何?とますますが疑問がわいたのですが、記事が長くなるので今回はここで締めます。
ちなみに今なら「Adobe Capture CC」を使って撮影した写真を、ハッシュタグ「#AdobeLive」付きでTwitterに投稿することで、毎週抽選で5名の方にTシャツが当たる「キャプTつくろうキャンペーン」を実施していますよ。
↑こんな感じでTwitter投稿するだけで、世界で一枚だけのTシャツがあなたのものに。
これは絶対に金輪際ないチャンスだと思うので、皆さん是非応募してみてくださいね!!