マスクに3はない。
僕は悩んでいた。
なぜマスクに3がないのか。それは考えるまでもなく分かる。実質マスクは1で完結しており、マスク2は完全に駄作だったからだ。
しかし現実というのは非情なもので、僕は『ナガタのマスク3』を書くことになってしまった。いや、勝手に書いているだけなのだが、どこからか不思議と湧き出す使命感に燃えているのは確かだ。
なぜ『ナガタのマスク3』を書くのか。
その理由は簡単だ。
永田のマスクの謎を解きたい。それだけしかない。
もうこうなったら本人に直接聞くしか方法は残されていないのかもしれない。
いや、最初からそうすればよかったのだ。
そう決意した僕は永田のもとへ向かった。
なに?
なに?
なに?
なに?
なに?
なに?
なに?
なに?
なに?
なに?
なに?
なに?
なに?
なに?
なに?
なに?
なに?
なに?
なに?
永田のマスク
つづく