こんにちは。めいと と申します。またの名をフレンチトースト大好き君と言います。

じゅわじゅわで柔らかくて甘くて、固くなっちゃったパンを美味しく食べる為の調理法。アレンジも効いて、デザート枠でも惣菜枠でも活躍できる器用な子です。

 

でっかフレンチトースト

僕はカフェに入ってフレンチトーストがあると大体頼みます。パンケーキなんかの他のデザートと比べると値段もお手頃だし、店ごとにタイプが違うので、どんなアレンジのフレンチトーストが出てくるのか毎回ワクワクです。

 

フレンチトーストはそもそもの調理法が

といったシンプルなものなので、そんなもんパン以外でも美味しくなるだろ!!!

 

なので今回はパン以外のものをいっぱいフレンチトーストにします!善は急げ!!!!!やるぞ!!!!!!別に導入を書くのが面倒臭くなったとかではなく!!!!!!!!!!

 

まずは普通に食パンで作ってみましょう。

 

今回使用する卵液は牛乳砂糖を入れて混ぜただけ。バニラエッセンスや生クリームを入れても美味しいのですが、素材の味を生かしたいのでオーソドックスにいきます。

もうそのままミルクセーキにして飲んでもいい。

 

パンの耳は取ったら全体的にふわふわになりますが、今回はシンプルなやつを作りたいのでそのままで。

1日くらい漬け込んだらめちゃくちゃとろとろになるけど、片面10分ずつくらいでも全然問題なし。

 

バターをフライパンに落としてジュワジュワに焼きますわな。片面に焼き目を付けたら蓋をして蒸し焼きに。

ちなみに諸事情で全ての工程を夜中の1時~3時にやっています。ご近所から苦情が入るくらい良い匂いがする。

 

完成だ!

甘くて柔らかくて美味しい!自分の好みで甘さとか食感を簡単に調節できるのもフレンチトーストの良い所ですね。

 

今回はこの「卵液に漬け込んでバターで焼く」の工程を一貫して、食パン以外でフレンチトーストを作ります。食パン以外の時点で既に「トースト」ではないけど、いいじゃないの。年末も近いし。

 

あんぱん

まず普通のあんぱんです。もうこれ以上平凡なものってない。こしあんを包んでいること以外にあんぱんの説明っていらないもんな。

 

食パンより卵液が染み込まなそうなものは、向きや漬け込み時間を変えたりしながらやっていきます。

皮がしっかりしているので、中身に染み込むようにして漬けた後、バターでじゅわっと焼くと……

 

バズレシピかい

外はこんがりと焼き上がり、中身はあんこと合わさってトロトロになっています。夢の食べ物だ。もうパンじゃなくてケーキだよこんなの。

 

そりゃ美味いわな。

あんぱんをバターで焼いたものを不味いって言ってたらライターとしての信用を失う可能性がある。

ただ代償として一撃で胃もたれしそうです。ふわふわで優しい卵の甘さを先頭に、後からあんこの甘味がバターと共に“重さ”として流れ込んでくる。

眠たくなってきちゃった……

 

カレーパン

眠い目を擦りながら次はカレーパンを用意。カレーは何でも受け止めてくれるので、ガンガンに甘くしてみても美味しいんじゃないでしょうか。

 

皮が卵液を弾いて全然減らないので、こちらも側面を中心にしっかりと漬けこんで、カレーにフレンチを染み渡らせます。

 

ダンゼンあり

めちゃくちゃ美味しい!!!焼き直したことで外がサクサクになって、中のふわとろ感が凄い。段違いだ。

卵との相性がバツグンで、スクランブルエッグ乗せたカレーみたい。パン自体の旨味が跳ね上がってて、辛口のカレーパン使っても全然美味しいと思います。おすすめ!

 

カステラ

続いてはカステラ。卵のお菓子なので、そりゃ合うんじゃないかと思ってのチョイス。しかしカステラって元から相当に甘いし、これ以上甘くして味が変わるのかな。

 

漬け込んだら柔らかすぎて崩れちゃった。こりゃ期待できるぞ。
だいぶじゅんわりになっちゃってるので、焼く前に儚く崩れてしまいそう。急に繊細な処理を求められて不安だ。

 

なんとか崩れないように焼き上げたのがこちら。あんまり見た目が変わらないけど、外はもちろんカリカリになっています。上等なスイーツっぽい良い匂いがするけど味は果たして……

 

焼く意味しかないんかい。

100円ちょっとで買ったこのカステラが、喫茶店なら700円出せる味になっちゃった。外はカリカリなのに、中身はトロトロすぎて飲めちゃうね。スフレっぽい。

オモコロカフェが開店したらこのフレンチカステラを770円で売ります。どうですか?

 

厚揚げ

流石の厚揚げもフレンチになったことはないんじゃないでしょうか。フレンチトーストって遠目で見るとほとんど厚揚げだし、ばれへんばれへん。

「もっちりやわらか」、フレンチトーストに欲しい要素すぎる。

 

豆腐、あまりにも卵液が染み込む気配がないので、念のため冷蔵庫で半日ほど漬けました。後はちょっと砂糖を多めに足したり。淡泊な味わいの厚揚げは調理法で色々な顔を出すので、甘味が引き立つ良い味になることを期待します。

時間と手間をかけてしっかり焼いたものがこちら。

 

100点のビジュアルかい!

外側はカリカリで、中は豆腐のふんわりが残ったまま、バターの良い香りがします。元の2倍くらい砂糖を入れているがどうだ……?

 

意味ね~~~

豆腐すぎてニコニコしちゃうな。かろうじてバターの風味が香る豆腐で、中身があっさりしすぎてる。そんで増し増しで入れたはずの砂糖の甘さが全然ない。何?怖い。

後味にバター風味が残るので、豆腐なのに罪悪感を感じる業の深い食べ物になっちゃった。求められていない子を生み出しちゃったね……

 

焼き芋

年中焼き芋を売っている場所がドン・キホーテしか思いつかず。

芋スイーツにハズレはないと信じているので、焼き芋フレンチトーストも新たな芋スイーツとして流行り始めることでしょう。一旦スイートポテトの事は忘れてもらっても大丈夫ですか?

 

ナスみたい

厚揚げ同様、卵液が本体に染み込まなそうなものは日を置いてみます。元々しっかり柔らかく、半分に切ると崩れてしまいそうなので一本丸焼きです。焼いてみると……

 

美味しそうな黄金色!

焦げ目が完璧!色も匂いも美味しそうな要素しかない!あざーす!!!

 

外はカリカリで、中はホクホク。芋スイーツの一番良い所をちゃんと抑えています。味は当然……

 

消えてる

嘘だ。味が消えてる。ベースは焼き芋なんだけど、なんか純粋な芋の味が薄くなってる…?
バターで焼いたのにバターの風味も消え去ってるし、ただ味が差し引かれた焼き芋になった。なんで?

原理は分からないけど普通に食べた方が美味しいです。

 

ふ菓子

卵液が中まで染み込まないとあんまり美味しくならないかも、といった課題を踏まえてふ菓子をチョイス。これは染み込みまくりますよ。

このサイズしか売ってなかったので、大きめサイズのふ菓子が15本入っています。15本て。
成人男性が一人で全部食べたら卒倒しちゃうかも。

 

1本が長くて収まらなかったので、中まで染み込ませる思惑を込めて半分に。数分間漬けてると……

 

“生命”を持った?

赤くなっちゃった。調べてみるとふ菓子って黒糖使った黒いのしかない物だと思ってたけど、砂糖と着色料を使った赤いふ菓子もあるらしく、買ったやつがそうだったっぽい。

黒糖が溶けて、でっかいベーコン仕込んでるかと錯覚しちゃった。こいつを焼いてみると……

 

ベーコンじゃん。

カリカリのベーコンになっちゃった。麩が肉になったからお得ではある。卵液も中までしっかり染み渡ったので、甘さは引き立っているはずですが果たして……

 

木材だ

ちょっと柔らかめの樹を食べている感じがする。噛み切れないくらい固いし、何の味もしない。こんなのフレンチでもトーストでもないよ……

残ったふ菓子は全部そのまま食べました。甘くて美味しいや。

 

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