オモコロ杯 2022 春!!!!

 


 

昨年のオモコロ杯に引き続き、今年もオモコロをご覧の読者の皆様から、記事と漫画を募集する祭典が開催中です。

応募締め切りは2022年の5月8日(日)まで。最優秀者にはギフト券で10万円が贈呈されます!

自分で書いた記事や漫画をオモコロに載せてみたい!という方は、この機会にぜひご応募ください!

 

 

 

 

記事制作のお助けツールとして、オモコロから「アイコンジェネレーター」というサービスもリリースしておりますので、これを使えば座談会やインタビュー形式の記事なども楽ちん! 

 

 

 

 

「アイコンジェネレーターは、オモコロ杯だけの用途に限らず、個人の方であればブログや動画などに使っていただいて大丈夫なので、ぜひお気軽にご使用ください(著作権、肖像権には各自でご配慮ください」

 

 

そして、本日は!

オモコロ杯をさらに盛り上げるべく「中間発表」と題しまして、早い段階で作品を送っていただいた方からいくつかピックアップして、オモコロ編集部より所感をお送りできればと思っております。

あくまで現時点での中間発表なので、ここに取り上げられてないからダメ、取り上げられたから優勝の可能性が高いといった類のものではないことにご留意ください!

 

それでは、早速いってみましょう!

 

 

3Dスキャナーと3Dプリンターで水中マスクを作ってナマズを獲る

https://fabcross.jp/category/make/20220419_underwater_mask.html

作 : Yapfab

 

「自分の顔の3Dデータをとり、ヒモで固定しなくても顔にぴったりとフィットする水中メガネを作る」というアイディアから非常に面白かった記事でした!

水中撮影で潜るシーンまできっちりと第三者の視点で見せてくれたり、捕まえたナマズの味をレポートしてくれるなど、全体的に読み手を意識した配慮に溢れていて、たいへん素晴らしかったです。

もしオモコロ的な面白さを出すなら、最後にまとめられている「失敗部分」に記事内でフォーカスしたり(ガラスじゃないから曇りやすいなど)、せっかく作ったので顔の3Dデータで無駄な使い方を楽しんでみるなどすると、さらに記事が面白くなりそうと感じました!

 

 

【高所恐怖症】圧倒的恐怖を得るためにスカイダイビングに行ってみた

https://nonsensedances.com/?p=8161

作 : おこめ大統領

 

「スカイダイビングをする」という少しシンプル過ぎる企画ですが、漫画や図解との組み合わせ、「あげやああああ」の部分のフォントの配置など、丁寧な作り込みを感じられる記事で、大空を舞う爽快感が伝わってきました! もう少し書く要素を絞って、短くまとめても良さそうです。

「スカイダイビングの前後で短歌を読む」というひと工夫があるのも良いなと感じましたが、恐怖を克服するのか、スカイダイビングの前後で起こる変化を検証するのか、少し企画がブレている感じはしたので、できれば客観的に変化が分かる指標などを組み合わせると、記事としての魅力につながったと思います。

 

 

ランチパックベスト100

[blogcard url=”https://note.com/kuwahara09/n/n1449b60d6bfc”]

作 : クワハリ

量がえらすぎる!!!!

努力量に裏打ちされたデータベースとしての圧がある、まずはこの時点で素晴らしいです。

ただこうした総当たり系の記事はどうしても単調さが出てくるので、愚直に100位~1位まで羅列するよりは、「ベスト10やワースト10を優先して紹介する」「10個ごとに紹介する」など、構成上の工夫をするともっと読みやすさが出てくると思います。

途中で気づいた「ランチパックあるある」をまとめる、統計的なアプローチを加えてみるなど、「おいしいところだけ読みたい」という読者用の工夫もあると、さらに素晴らしい記事になりそうです!

 

 

カラス人間は苦労する。

[blogcard url=”https://note.com/kabutomushithree/n/nf6583d9415b6″]

作 : カブトムシ三太夫

 

こういう記事が世間に読まれることこそ、オモコロ杯の醍醐味だなと感じます。

実家感の爆裂しているトレーナーの質感、レースのカーテン、そして無駄に時間をかける変身シーン、全てがたまりません。適当にやっている記事のように見えて、カラスの造形へのこだわりが垣間見えるのも素晴らしい。ロクな構成も考えず、とりあえず衝動だけで大暴れしているこの感じ、これこそ人間が持つもっとも根源的なパワーです。

ただ、ねるねるねるねを食べただけで腹を壊すわけがないので、そこはもう少し何か展開があるといいですね。

 

 

足音だけで上の階の人が何をしているかわかるのか?【クイズ足音】

https://crazystudy.info/gyuggiggiggyuggyuggiggi

作 : 四辻

 

上階から響く音を聞いてから、何をしているか解答する。クイズの出題形式として非常に面白いですね!

難易度の上昇具合や調整、会話のやりとりなども絶妙で、元の企画から発展してできそうなことをきちんとやってくれる感じが心地よかったです。「カニ」「ウニ」「タコ」は、さすがにもう少し違和感なくできるかも。

わざわざ読者が音声を適宜再生しなければいけないという弱みがあるので、記事というよりはそもそも動画として作った方がいい企画かもしれないですが、大喜利力の高さを感じる記事で面白かったです。

 

 

実家を作る

[blogcard url=”https://note.com/gomi_gomi_gomi/n/nced39639b755″]

作 : 塵

 

最後に企画の根本をひっくり返す構成で、驚きがあって良かったです! 絵を急に燃やしちゃうのも笑いました。

「実家」という、人によって違うものの最大公約数をいかにとるかが企画のポイントになると思いますが、そこをもう少し徹底的にリアルに追求していると、オチも生きてきて、さらに素晴らしかったかなと思います。合間に挟まるファンタジックな小ボケを、「実家あるある」に振り切るぐらいで良かったかなと。

「顔の隠し方問題」というのがオモコロ杯には付きものですが、これからずっと記事を書いていく上で、自分にとってやりやすい隠し方を最初に考えられるといいですね。暖かいご家庭の支援が感じられるのも最高!

 

 

【実録】水責め5日間〜鍾乳洞・廃墟・そしてナウ●カ〜

[blogcard url=”https://note.com/safa_san/n/n7cd4a4ae9471″]

作 : safari

 

「天井から水がおもくそ漏れてきた時、家はどうなるか?」という貴重な知見が得られるルポ漫画でした。

ひどい目に遭った話のわりに、被害者感やストレスを全面に出さない演出のバランス感覚があり、安心して読むことができました。せっかくの体験なので、途中に分かりやすい形で現場の写真が挟まると、より臨場感が増して良いかなと思います。

あとは途中で「ばなな」とか「ジョジョパロディ」を入れると、一定の笑いは担保できますが、全体がそのラインから抜け出せなくなる感じもあるので、これだけ面白いルポが描けるならパロディに頼らなくても成立すると思います!

 

 

【バリ島物売りVSイエスマン】声かけてくる人全員にイエスしか言わなかったら秒で破産しました。

作 : バリ島旅行のみかた

 

「ここでしかできない」という地の利を活かしつつ、最終的に誰も損していないポジティブな企画で面白かったです。一瞬で企画意図から展開から分かって楽しめるのが良いですね。

Twitterで写真4枚にまとめて投稿しても反響がありそうと思いました。いつか本当に全財産で「イエス」と言ったら……。

 

 

忙しすぎるので連絡せずとも母を安心させる方法を考えた

忙しすぎるので連絡せずとも母を安心させる方法を考えた

作 : BOKu

 

ヴィジュアルの鮮烈さにハッとしました。内容は正直良く分からなかったんですが、何らかのスタイルが貫かれているということは分かり、この一言で説明できない感じが魅力であると同時に、もう少し一言で言い表せそうな企画に挑戦してみるのも面白そうと感じました。

 

 

ロリサキュバスちゃん漫画まとめ

作 : プロ市民

 

「オモコロではダメだろ」と、かなり心配しながら読み進めたのですが、しっかり読むと漫画の内容が意外に硬派で、ロリサキュバスちゃんを大切に扱っているのが伝わってくるので、最終的には好感を持っていました。本人の顔の形が変わったり、弱気になるとアフロになるのも最初は「何なんだよ」という気持ちになるのですが、どんどんクセになってきます。面白いです。

ただ、面白いなという気持ちと、関わり合いになりたくないという気持ちが両方あるので、もし何らかの商業的なラインに載せるとしたら「私は話の通じる人間です」という雰囲気があったほうがいい気がします。そういった意味で、「プロ市民」という名前は強い意志が無ければぜひ変えてください。

 

 

短編漫画「気まぐれな水」

[blogcard url=”https://note.com/fuutalow/n/ndf825a7ff907″]

作 : 勝見ふうたろー

 

「水が硬くなった世界」というイマジネーションが素晴らしいです。ちゃんとリアルな日常に即したネタを描いているので、ぶっ飛んだ設定でも飲み込みやすさがありました(水だけに)。最後の一枚のショッキングさで、考察がはかどりそうな感じも良いです。もっと読みたい!

 

 


 

 

というわけでオモコロ杯2022では、5月8日まで皆さんの作品を募集しております! 今まで送っていただいた方も、上書き再応募が可能!

ゴールデンウィークは、オモコロ杯で記事を書こう!

ご応募お待ちしております!

 

 

前回のオモコロ杯の結果発表はこちらから