突然ですが、みなさんはインテリアは好きですか? 

 

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「マジでめちゃめちゃ興味ねえけど?」

そんなみなさんの声が聞こえてくるようです。

 

 

では、質問を変えましょう。

女の子の部屋は好きですか?

 

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「と、と、と、突然なんですかっ?! ま、ま、ま、まあ、興味なくはないっちゃないですが、い、いきなりそんなこと聞かれても、ねえ…?」

そんなみなさんの声が聞こえてくるようです。

 

 

そう、男子たるもの、理想の女の子の部屋を妄想して生きているもの。

つまり今回の企画趣旨はこういうことです。

 

 

 

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ああああえ

 

なのではないでしょうか?

 

 

というわけで非常に大変そうな企画ですが、金にモノを言わせて実際にやってみようと思います。

 

そう、なぜなら…

 

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だからです。LOWYA最高!!

 

理想の女の子の部屋作り「基本ルール」

 

今回の企画のルールをご説明させて頂きます。

 

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この部屋を自分の理想の女の子の部屋にレイアウトします。

LOWYAさんが用意してくれたベッドを基本として、他は自由にレイアウト可能。(買ってきた家具など持ち込み自由)

 

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挑戦者はこの4人。それぞれ1人ずつ理想の女の子の部屋を順番に制作。

あんまり他の人が作った部屋をけなすのはやめよう。(好みは人それぞれでいいはず…)

 

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最後にLOWYAのプロの人がお手本として部屋を作ってくれるので、その際は多少オーバーに驚こう。大きな声で「どっひゃ~」って言おう。

お金ももらってるし、インテリアとか用意してくれたし、せめてそれくらいのことは精一杯やろう。やれる人間になろう。

 

 

以上、ご理解ください。

それでは、スタート!!!!

 

エントリーNo.1 山口

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最初の挑戦者は山口!

メンバーの中では唯一、インテリアにまあまあ興味がある人間です。

 

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棚を組み立てたり、設置したり、理想の女の子の部屋を作ること1時間。

一体どんな部屋に仕上がったのでしょうか?

 

「僕の理想の女の子、石川県から上京してきたばかりの新卒社会人・さやかの部屋です。ご覧ください」

 

 

 

 

 

 

 

「うわーー!! 女の子の部屋だ!」

「これ勝手に入っていいのかな?」

「なんかいけないことしてる気がしますね」

「どうぞお上がりください…」

 

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「YUKIが好きなんですね」

「はい、YUKIが好きなんです」

「より正確に言うと、山口さんはYUKIが好きな女の子が好きなんですね」

「はい、私はYUKIが好きな女の子が好きなんです」

 

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「このダンボールに詰まった食糧は…?」

「それはお母さんからの仕送りですね」

「そうか、上京したてなんだっけ?」

「はい。石川の実家から、県民のソウルフード『まつやのとり野菜みそ』がちょくちょく届きます」

「設定が無駄に細かい」

 

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「そうか、上京したてだから東京ウォーカーが本棚にあるんですね」

「いいところに気付きましたね」

「あと、新社会人だから、それっぽい自己啓発本も多いね」

「あなたもいいところに気付きました。節目でそういう本を買いがちな真面目で純朴な女の子なんです」

「なるほど、さやかの輪郭がどんどん見えてきたぞ」

 

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「ちょっと気になったんですけど、マンガとゲームの趣味が完全に男のそれじゃないですか?」

「いや、それは彼氏の趣味」

「え?! 彼氏いるんですか?!」

 

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彼氏がいると聞いて、なぜかちょっと落ち込む一同。

 

「いやいやいや、でも大丈夫。聞いて。彼氏は石川のままで遠距離恋愛中なの。引越しを手伝いに東京まで来てくれたけど、そのまま石川に帰ると見せかけて、大学時代から上京済みの友達と合コンしたりして、ややだらしない性格なんだよね。そしてその数ヶ月後、彼氏のLINEの誤爆がきっかけで遠距離恋愛に終止符が打たれることになるから」

「なるほど」

「安心しました」

「マンガが全巻揃ってなかったり、彼氏のだらしなさがこういうところで出ちゃってますね」

 

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「全体的な部分で言うと、ラックや棚など、ちょうどいいダサさにこだわりました」

「それはなぜ?」

「こんぐらいの垢抜けてない地味めな女の子をチヤホヤしたい、という欲求が僕にあるからです」

「キモっ」

「こういうこと言っちゃいけないルールだけど、率直に言ってキモい」

 

 

山口の欲求はキモかったですが、女の子の部屋感は充分に堪能できました。

この企画、ハッキリ言いますが、やってる側はめちゃめちゃ楽しいです。

 

エントリーNo.2 ARuFa

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さあ、続いてはARuFaの挑戦!

日頃から様々なセンスが終わってる人間として知られていますが、果たして…?

 

収集癖のある不思議な女性・柊このみさんの部屋を作りました」

「タイトルからしてもうヤバいな」

「ぜって~~ブス」

 

 

 

発表前から非難されているARuFa理想の女の子の部屋はこちら!!

 

 

 

 

「え?! あれ?! いい!!」

「いい…。なんかごちゃごちゃがジブリっぽい」

「物が多いけど落ち着く部屋だ」

「そうなんです…。いいんですよ…。柊このみさんは…」

 

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「この楽器は何?」

「わかんないです」

「わかんない楽器を置くな」

「ふらっと旅行に行って、よく見ずに色々買ってきちゃうみたいなんですよ」

 

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「アジアンテイストってわけでもなさそうだし、なんだか独特の感覚の人だね、このみさんは」

「そうなんです…。ちょっと天然っぽいところもあって、たまに変なことを真剣に言いだして周りが『?』となることも多いらしいです」

「ごめん、さっきからその伝聞調なのやめてもらっていい? なんかイラッとするから」

「ここはアパート?」

「知り合いの本屋の2階に居候してるらしいです」

「だから『らしい』やめろって」

「妄想が先走り過ぎ」

 

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「この机の感じ、文章を書くのが好きそう。ひょっとしてブログとかやってる?」

「え? なんで知ってるんですか?」

「『このみのオコノミ日記』やってる?」

「ダッサ~~」

「なんでブログタイトル知ってるんですか?」

「合ってるのかよ」

 

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「コーヒーが苦手だけど、最近頑張って飲もうとしてるらしいです」

「小うるせえな」

「好きな食べ物は『大福』とのことです」

「聞いてないって」

 

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「あと、『実は魔法が使えるんじゃないか?』という噂があるんですが、本人に尋ねると『あはは…』と目を逸らすみたいです」

「はあ?」

「こいつ何言ってんだ」

「もう黙れ」

 

 

ARuFaはまだ伝えたいことがあったようですが、ここで強制終了となりました。

「趣味は散歩」とかずっとブツブツ言ってました。怖いです。

 

エントリーNo.3 永田

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続いては永田の挑戦です。

リアリティにとにかくこだわりたいとのことで、意気込んでいました。

 

都内で頑張るOL3年目・ゆみの部屋を作りました」

 

 

 

 

 

 

「きっったね」

「散らかってるな~」

「これが理想…?」

「ようこそ…、本物の女の部屋へ…」

 

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「これは誰の写真?」

「『甥っ子』と『妹』と『梅の花』ですね。『あたし、桜よりも梅の方が好き』っていうタイプの女です、ゆみは」

「しゃらくせえ~」

 

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「これは何の金額ですか?」

「社員旅行の積立金をまだ払ってなかったみたいだね」

「ちなみに職種は何?」

「不動産の営業です」

「確かに忙しそう」

 

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「でも、頑張り屋さんなんですよ、ゆみは。色彩検定も取ろうとしてるし」

「色彩検定!」

「それにしても散らかり過ぎじゃない?」

「まあ、今の設定としては、ゆみが留守の間に勝手に入ったという状況ですからね」

「そんなことしちゃっていいんですか?!」

「本当はダメだけど特別だよ? 誰かが来るなら、ゆみだってちゃんと片付けるんだから」

 

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「あ、写真がある!」

「ということは、この中にゆみが?」

「さっきの妹の感じからすると、この人じゃないですか?」

「こらこら(笑)そんなに盛り上がって、ゆみが帰ってきちゃっても知らないですよ(笑)」

 

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「これは……」

「飲み残し…?」

「ふむ…」

 

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ぐびっぐびっぐびっぐびっ

※新品のカップで新品のコーヒーを飲んでいるだけです

「あーー!!」

「最低だーーーー!!」

 

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「あーあーあー、部屋着もこんなに脱ぎ散らかしちゃって…」

「おい、まさか…」

 

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※新品のブラトップを頭にかぶっているだけです

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こんにちは、オモコロ編集長の原宿です。

 

「最悪のタイミングで自己紹介するな」

「カス」

 

 

企画の趣旨が変わってきてしまったので、ここで終了です。

女の子の部屋にはこういう魔力があるから怖い。

 

エントリーNo.4 原宿

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ラストの挑戦者は原宿!

先ほどは最悪の失態を見せただけに、ここで挽回して欲しいものです。

 

「僕の理想の女性、バレエダンサー・小木嶺 千里(おぎみね ちさと)さんの部屋を作りました」

 

 

 

 

 

 

 

 

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「おい」

「そういうのやめようって言ったじゃないですか」

「たっぷりふざけたなぁ、おめえ」

「彼女は物を持たない主義・ミニマリストなんです」

 

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「ミニマリストがこんな大量のクリームパンを部屋に置くかよ」

「麻袋いっぱいに詰まったクリームパン初めて見た」

「どういうつもりなんですか?」

 

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「全て、マンガ『夜回り先生』を読むためのカロリーです」

「そんなにカロリー消費しないだろ」

「こんなところでどうやって暮らすんだ」

 

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「普通にこう」

「不自由過ぎる」

「独居房のがマシ」

「文句ばっか言ってないで、永田くんも実際にやってみてよ」

「え~~」

 

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「………」

 

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「どう?」

「あれ…? 不思議と悪くない…」

「そんなことってあります?」

「おい! 目を覚ませ!!」

「なんだか『夜回り先生』に集中できる気がするし、この状況で読むマンガは『夜回り先生』しかない気がする」

「こいつはもうダメだ」

 

 

みんなの頭がおかしくなりそうなので、終了です。

今後、原宿はこの企画に出入り禁止とします。

 

プロによるお手本を見せてもらおう

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色々とひどいものをお見せしてしまったので、最後はプロによるお手本を見せてもらおうと思います。

 

「まあ、プロって言ってもねぇ…」

「我々の作品の方がいいと思いますけど…」

「こういうのって気持ちが大事だから…」

「どうせ巨大なボットン便所が出来上がってるだけ」

 

 

ナチュラル系が好きな女の子・美咲さんの初めての1人暮らしを想像して作ってみました」

 

 

 

 

 

 

「すごっ…」

「やっばぁ~~~~~!!」

「カタログかよ」

「ここが天竺」

 

 

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「部屋全体が平面的な印象にならないように、枕やラグなどの素材感にこだわって、立体的な印象を持たせるように気をつけました」

「こだわりの次元が、俺たちと比べてレベル高過ぎてて笑っちゃう」

「『素材感』なんて生まれてこのかた口にしたことない」

「今まで僕らが見せてきた部屋が恥ずかしいですね…」

「あんなもんただのゴミ溜めだった」

「お前のはマジでそうだよ」

 

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「いや~~、本当にすごいな…」

「でもどうせアレでしょ…? お高いんでしょ…? 8兆円でしょ…? セールで7兆円…?」

「いえいえ、ベッドから何から全部含めて10万円いかないですよ」

「え?! 10万円かからずに美咲さんの部屋に住めるんですか?!」

「い、一体どこで売ってるんですか?! 教えてください!!!」

LOWYAです」

 

 

 

 

 

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(おしまい)

 

 

 

 

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