機能的には申し分が無いのですがあまりにも剥き出しすぎる。

サイボーグの人体模型があったらこんな感じなのかな。

このままだと鼻を取り付けることも難しいので、布で覆ってぬいぐるみのように見せていきます。

 

クンクン…

 

嘘?

攻殻機動隊のバトーかも

犬耳を付けてみましたが、その程度の小細工でどうにかなるものではありませんでした。

下の車体の赤色がちょうどベロのように見えるところがポイントです。

 

詳しい人が見ればバレるので白状しますが、この超音波センサーはうまく作動してません。見た目の為だけに残しました。ご理解をいただけますと幸いです。

 

本当に大丈夫か…?

 

見た目があまりにも犬のキメラなので、せめて「かわいい犬のyoutube」をVRで見て脳を補完していきます。

 

……………

………

 

「あっ!かわいぬ(かわいい犬のこと)だ!」

 

「あの…触らせていただいてもよろしいでしょうか…?」

ハッハッハッ

「ありがとうございます…では失礼して…」

★ワンポイントアドバイス★

動物に触れる際はいきなり頭や顎に触れず、手を差し伸べて相手の反応を伺おう!

ズン!

 

ふ、触れた…!

触れたか?

確かに指はしっとりしているがこれは思ってたのと違

ズズズ…

待ってよ。

先述の通りセンサーはハリボテなので手のことは気にせずかなり積極的に進み続けます。

押しの強い好奇心旺盛な子です。

 

この表情からお分かりかと思いますが、かなり限界が近づいてきております。

私も木曜くらいの帰りの電車でこんな感じになっています。

 

レジ袋アシスタントとして側に置いてみたら意外と愛嬌があるような気がしてきました。

 

でも生犬(なまいぬ)ではないです。確実に。

素人が生命を簡単に模倣しようなどおこがましい試みだったのでしょうか。

 

おわりに

この装置を通して自分の求めている「犬」に触れることは叶いませんでしたが、鼻を作ったりロボを作ることで家族が0.4人くらい増えたようなやや賑やかな気持ちになりました。

皆様も寂しい時はやわらかくて暖かいものに触れたり作ってみると良いと思います。

それでは。