こんにちはライターのオケモトです。
皆さん、映画館やディズニーランドに行ったときにだけお目にかかれる細長くて甘~い食べ物と言えば、何を思い浮かべますか?
そう、それは……
チュロスです。
サックサクほっくほくで、ふわっと鼻を抜けるシナモンシュガーの香り、最高!
僕はチュロスが大好きで、ディズニーランドに行った時は必ず食べますし、映画館の売店で売ってる時も必ず買います。
冬場はチュロスを持ちながら映画館に入ると、上着を脱ぐ時にチュロスがめちゃくちゃ邪魔になるのですが、それでも買います。
なぜならチュロスは美味しいから。
ですが、一方でこんな思いもあります。
チュロスが食べられる店、少なすぎ。
チュロスを売っている店、全然無い!
街中でチュロスを食べられる機会って思ったより少なくないですか?
スタバでも「チョコレートチュロ」なるチュロスが食べられるのですが、これは食感がなんか……。これはこれでまぁいいんだけど、僕が求めている「サクッ」のチュロスじゃあないんですよね……。
僕はディズニーランドや映画館に行った時だけでなく、もっと日常的にチュロスが食べたいのに……。
とはいえ少ないながらも、東京で美味しいチュロスを食べられるお店があるので、ちょっと紹介させてください。
東京八重洲「アンクラー」
まずやってきたのは東京駅からほど近い場所にある「アンクラー」。
本格的なスペイン料理が楽しめるスパニッシュ カフェ&バルです。
チュロスの発祥はスペインらしいのですが、ここでは本場スペインから取り寄せた専用マシンで作られたチュロスが食べられます。
お店に入らなくても、お土産としてテイクアウトできるのが嬉しい!
ブラウンシュガー、シナモン、きなこなどの味が選べますが、まずは何といってもプレーンにチョコソースを添えたものを選びたいところ。
スペインではチュロスをチョコソースやココアにつけて食べるのが、一般的な食べ方なんだとか。
買ったものがこちら。オシャレな箱に…
チュロスがぎっしり!!
これで350円はお得感があります。
チョコソースをちょいとつけまして……
食べてみると、サックサクで美味いっ!!
チョコとの相性もよく、お上品なサイズでスナック感覚で食べられます。
これをお土産に持って友人宅、親戚のうち、オフィス、結婚のご挨拶に行った日には、全てがうまくいくこと間違いなしです。
ちなみに、900円で「ホールチュロス」という切り分ける前のチュロスも買えます。
たくさん食べたい方はこちらをどうぞ。「幸せの渦」ですね。
池袋「チュロスター」
チュロスターは、池袋にあるチュロス専門店です。
定番のシナモンからオーガニック、紫いもなどの変わり種までさまざまな味のチュロスが楽しめるのが特徴。
そして全部210円!! 安すぎて心配になる!
注文すると、油がなみなみと入った窯でチュロスを揚げてくれます。
当然出てくるチュロスはできたてのあつあつ!
僕はシナモンシュガーを注文しました。寿司通が玉子でお店の味をはかるように、チュロス通はシナモンを頼むはず(いちばん普通の味だけど)。
あ~、この長さ、信頼できるチュロスだ。
しかもその場で揚げたてなので、美味いに決まってますね。
チュロスターは池袋のアニメイトの近くにあるので、推しのグッズを買いに来た帰りなどに寄ることも可能!
このように八重洲や池袋に行けば、素晴らしいチュロスの店はあるのですが、毎回毎回立ち寄るかというと微妙なところ。
だったら家で作るしかないよね!と思うのですが、全部いちから作るのも手間だなあ……と思っていたところ、近所の業務用スーパーで大変なものを見つけてしまいました。
業務用スーパーのチュロス
業務用スーパーの冷凍食品コーナーにあったこのチュロス……
は!?!?!!?
500g入って一袋97円!?!?!?
チュロスの値段って本当にどうなってるんでしょうか。
こんなに安いと、最早ほとんどタダでチュロスを食べているも同じです。
チュロスってタダだったんだな~。
ほぼタダなので、できるだけたくさん買っておこうと思ったんですが、「自宅の冷凍庫にこんなにチュロスが入るか?」という不安から、まずは3袋を持ち帰りました。
家の冷凍庫に格納。あと2袋はいけましたね。
チュロスのことを調べていたら、「家の冷凍庫の許容量は、自分では意外と把握できてない」ということもわかりました。
タダ同然で手に入れたこのチュロス、さっそく食べてみたいと思います。
袋から白い状態のチュロスの生地を出し、油で揚げていきます。ジュウ……
しばらく揚げていると、キツネ色に。作り方は基本これだけなので、IQ4.2の僕でも簡単です!
油からあげたチュロスを少し冷まして、シナモンシュガーをかければ完成です!!
「今日からチュロスまみれの生活が始まる」という期待に胸をふくらませて食べると…うん、もっちもちだ。
ん……??
あれ??????????????
もちもち? もちもちでいいのか?
味はまぁ美味いと言えば美味いのですが、この違和感は……もしかしてこれって……
細切れのドーナッツじゃない?
これ、ドーナッツでした。
チュロスとは微妙に質感が違うというか、食べれば食べるほどドーナッツなのです。
業務用スーパーのチュロスは、チュロスにあってチュロスにあらず。
そこで僕がたどり着いたのが、こちらです。
ティオぺぺズ チュロス
Amazonで買える「ティオぺぺズチュロス」
パッケージを見た感じだと、正解のチュロスと同じように見えます。
お値段は25本で2500円!
さっきのほぼタダだったチュロスと比べると、こちらは生活にのしかかる重みを感じます。
ちなみにコストコに行くと、もう少し安く買えるらしいです(そのぶん年会費がかかるけど…)。
注文してから2日で届きました。
でかい。ゲーム機本体の箱くらいある。
これも冷凍食品なので冷凍庫に入れると、先程のチュロスと合わせてチュロス一色となってしまいました。
もうレディボーゲンを入れる隙間もない。
冷凍庫の中にあるこの「謎の仕切り」を外す羽目になるので、こちらのチュロスのご購入を考えている方は注意してください。
こちらが中身。とんでもない量だな。
見るからに「ヤバそうな粉」も、一緒に入っていました。
「ティオペペ」というメキシコっぽい名前から、途端にヤバイ組織の気配が漂ってきます。
おそるおそる中身を確認すると……
あ、シナモンシュガーか。良かった~。
こちらのティオぺぺチュロスの調理方法も簡単で、オーブンで5~6分焼くだけです。
チュロスって、バカの人に優しい食べ物で助かる。
付属のシナモンシュガーをかけると完成!
見るからにチュロスですね。
肝心のお味は……
おおおおお!!!!! これこれこれ~!!
これぞ完全にチュロス!
サクっとした噛みごたえと中の空洞感が、生地のジューシーさを際立てます。
チュロスに必要なのは、噛んだ時の空洞感ということがわかりました。
いやこれはお店のものとも遜色ない味……
もしかしたら本場の味にも匹敵するかも!?
そう言えばオモコロのライターには、スペインに留学経験のある人物がいるんです。
その人にこのチュロスを食べてもらって、感想を聞こう!