おまけ

去る9月末。

エロ漫画選手権開催にあたり、オモコロ内で「最高のエロ漫画導入を考える会」を発足していました。

 

以下、本戦に勝ち上がれなかったボツ案を掲載します。

 

 

▼20代ライター▼

結婚を機に10年一人暮らしした家を引っ越すことになった私。

夫はぐうたらで、家事は一切しない。そのくせ亭主関白だ。荷造りも私に任せっきりだったし、今後の生活が心配…。

引っ越し業者が家に来た。その中には、なんと中学生のころ片思いしていたリョウくんが！ リョウくんも私に気づいて驚いたようだったが、仕事中なので軽く会釈しただけだった。

積み込み作業中に物置の存在を思い出した。私が整理しているとリョウくんも手伝いに来てくれた。作業しながらこっそり思い出話。

リョウくんが「懐かしいなこれ！」と叫ぶ。段ボールの中身は中学の卒アルだった。

きっかけを待っていたかのようにリョウくんは「あのとき好きだった」と思いを告げてきた。私もリョウくんへの気持ちを話した。あの頃の恋心が蘇ってくる。他のスタッフはまだ作業中。空っぽになった物置。2人で中に入り、扉を閉めた…。

 

 

 

▼30代イラストレーター▼

春からの大学生活に向けて昼間から部屋探し。通りかかった不動産屋に綺麗なお姉さんって感じのスタッフがいたから相談に乗ってもらうことに。

条件がぴったりの部屋があってその日のうちに内見へ。

バスタブに入って「大学で彼女ができていっしょに入ることになったら狭いかもっすねwww」なんて言ってたら「参考になるか分からないですけどわたし入ってみますね」と言われて…！？

 

 

 

▼30代ライター▼

主人公は30歳ほどのサラリーマン。

東京で社会人生活を謳歌しているが、気がかりなのは田舎に残してきた父親のこと。

父は根っからの仕事人間だ。母に先立たれ、今は定年を迎えて田舎でひとりぼっち。何もやることがなくなったらボケちゃうんじゃないか…？ と心配し電話をかけてみると…。

「トオル、父さんな、仕事辞めたらやりたいことが見つかったんだ。爆乳女子大生、やろうと思う」

もうボケちまったか！？ と急いで実家に帰ると…「ようトオル、急にどうしたんだ？」

そこには爆乳女子大生が！？

 

 

 

▼30代会社員▼

サウナ大好きライターのワイッピー。

とんでもなく評判がいいロウリュウサウナがあるので取材に来たところ…熱波師がまさかの女性！？

室内は性欲を増強させる蒸気が充満！ ちょっと！ 聞いてへんで！？

 

 

 

▼30代WEBディレクター▼

駅の自動改札で前の女性が料金不足でひっかかり、後ろにいた主人公がそれに気付かず女性の背後にぶつかって、うっかりチンポが入ってしまう。

 

 

 

▼20代会社員▼

セレブ妻たちの日課といえば「ちんぽ流しそうめん」である。

少年10人を部屋に入れ、ビンビンに勃起させた状態で、背の順に並ばせる。ちんぽの上に竹を置き、ちょうど斜めになった竹で流しそうめんをする。

 

 

 

▼マキヤ▼

日本に3ヶ月の短期留学に来ていたスウェーデンの女子大生、アイナ。

日本語にも不慣れで勉強に忙しく「日本っぽい思い出作れなかったナ」と学食で友人たちに少し寂しそうに話しつつ、来週には帰国……。

それを聞いた岸本渉は帰宅途中、商店街の福引で京都の温泉宿のペアチケットを手に入れる。意を決してアイナを誘うととても喜ばれ、帰国の少し前の土日に一緒に京都旅行へ。

寺や神社を巡り、慣れない様子だが大好きな和食を食べ、最高に楽しむ様子のアイナ。それを見て満足する渉。

 

夕方、宿に到着し、温泉をとても楽しみにしているアイナ。女将は渉に宿の説明をする。

「貸切風呂が4つ御座います。誰もいなければ特に予約も不要で使えますので、下駄を脱いで入り、鍵をかけてご利用ください。」

その宿では女性は赤い下駄、男性は黒い下駄を履く決まり。貸切風呂の近くを通ると、赤と黒の下駄が脱ぎ捨てられていた。

「そっか、日本の温泉宿は、一緒に入るんだっけ…」

少し頬を赤らめ、こちらを見つめるアイナ。

 

 

 

 

（おしまい）

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