―翌朝―
もう朝か…
なんだ?あれ?なんかおかしいぞ?
右手?が?
チンコ?!?!?!
うわあああああああああああ!!!!!!!!
警察?救急車??いやダメだ
親?もっとダメだろ!!
とにかく誰かに相談をっ!!!!!
うわあああ!!手がチンコだからスマホがダメだっ!!
冷静になれっ…
プルルルルルル
頼む、出てくれよ・・・
「ん?もしもし?」
「もしもし高杉!?大変だ、手がおかしくなっちまった」
「え?なに?」
「とにかくそっちに行くから!待ってて!!絶対だぞ!!」
ハァ…ハァ…
ハァ…ハァ…ハァ…
ハァ…ハァ…ハァ…ハァ…ハァ…ハァ…
ハァ…高杉っ……急に…ハァ…呼びつけて…ハァ…ごめんな…ハァ…ハァ…ハァ…
「え?え?なに?これ?撮影??ホンモノ??」
「驚かしてゴメン!でも俺だってビックリしてるんだよ!!」
「っていうか誰ですか?」
「???」
「だ、だから誰なんですか!!??」
「高杉、俺だよ。」
「お前なんか知らないよ!!だから誰なんだよ!!」
「俺だよ」
「魔神猛(ましんたける)だよ」
「誰?」
「魔神猛(ましんたける)だよ」
「いや、本当に誰?」
「魔神猛(ましんたける)だよ?本当に知らない?」
「うん」
「そっか」