こんにちは、ライターのギャラクシーです。趣味は「植物を育てること」です。
もともとは育てるのに必要な知識を得ようと思って、HowToものの書籍を読んでいたんですが、最近では植物の本であればエッセイとか図鑑とかでも気になってしまいます。
というわけで、今回は僕が実際に買った中から、Kindleで読めるおすすめの植物本を紹介しますね! 植物本ってなぜかKindle化されてるものが少ないので、ぜひ参考にしてください。
※あと植物の本って最初の10ページくらい種類がズラ~っとならんだ目次だったりするから、冒頭だけしか読めない「試し読み」が役立たなかったりするので
BRUTUS特別編集 合本・珍奇植物
とりあえず最初に買うべき本。昔ながらの園芸や、ファンシーなガーデニングではなく、インテリアになる「変わった・おしゃれな」植物だけを選んで紹介していて、今の植物好きにピタッとハマる。
珍奇植物 ビザールプランツと生きる
こちらもちょっと変わったおしゃれな植物を、400種類も紹介した本。この本、とにかく写真が良いので、グラビアアイドルの写真集のごとく、永遠に眺めてられる。著者は植物と園芸用品(かっこいい鉢が有名)な名店『TOKY』の藤原連太郎さん。
これでうまくいく! よく育つ多肉植物BOOK
多肉やサボテンや塊根植物の種類・育て方が簡単に紐解けて便利。著者は多肉の聖地・『鶴仙園』の三代目・靍岡 秀明さん。「このサボテン欲しいな~」という感じで、カタログ的にボ~ッと眺めたりもできる(し、育て方を見て『これは育てるの無理だな……』みたいな判断もできる)。
カクタスハンドブック 原種サボテンを楽しむ
サボテンだけに情報を割いた本って意外に少ない。そしてサボテンは似たような見た目のものが多かったり、そこらへんのホームセンターとか100均だと「サボテン」としか書かれてなかったりするので、役立ちます。これで種類を調べて、ネットとかで育て方を探すのがいいでしょう。
多肉植物&コーデックス GuideBook
こちらはいま流行りの塊根植物(コーデックス)と、多肉の紹介&育て方の本。編集協力に、塊根好きなら誰もが知るサイト『isla del pescado』の名前があって、信用できるかなーと思って買いました。役立ちます。あと自生地の写真が豊富なのも良いです。
エアプランツとその仲間たち ブロメリアハンドブック
エアプランツの種類と育て方を調べたい人はこちら。育て方に関しては記号アイコンで書かれてるんで、ちょっとわかりにくいかも。写真がきれいなんで、写真集としても楽しめる。
カラーリーフプランツ:葉の美しい熱帯・亜熱帯の観葉植物547品目の特徴と栽培法
熱帯植物の紹介と育て方。葉の写真がたくさん載ってるんですが、「ウソだろ?」っていう模様のものとかあって、楽しいです。書いてるのが農学博士など“ちゃんとした人”なので、学術的なことも学べます。
マジカルプランツ
食虫植物を中心に、多肉植物やエアプランツなど、不思議な植物を紹介した本。同じ作者の『官能植物』も写真が美エロで良いです(ただしKindle化されてません)
ドライフラワー図鑑
ドライフラワーの種類を美しい写真で紹介した本。生前(?)は瑞々しく華麗だった花々が、ドライになった途端美しくもグロテスクな見た目になったりして、見てるだけで楽しい。
自己流園芸ベランダ派
いとうせいこうさんによる、ドラマにもなった名著『ボタニカル・ライフ-植物生活 (新潮文庫)』……は、なぜかKindle化されてないんですが、こっちもおもしろい。植物を育てることにまつわるちょっとした出来事や考え方のエッセイ。思わず「あるある」言ってしまう。
タニクちゃん
ひょんなことから実家の多肉植物店を手伝うことになったド素人の主人公が、植物の声を聞きながら、栽培に、恋にと悪戦苦闘するコメディタッチのマンガ。地味に学べることが多い。
Newton 植物-驚異の生態
砂漠で1トンもの水を蓄えるサボテンの話や、樹高100メートルの樹が水を吸い上げる仕組み(水分子の持つ性質を利用して葉で引き上げるそうです)など、植物の驚くべき生態をわかりやすく解説してくれます。20ページの本なので、サラッと読める。
仙人掌の作り方 培養秘訣
昭和15年、80年前に書かれたサボテンの育て方に関する本。サボテンが日本に根づいた歴史とか、昔の人はどうやって育ててたのかわかります。話の種にどうぞ(種に、というのは植物の話だからというわけではありません)。
https://nuwton.com/other/39929/
以上です!
育て方の役に立つのはもちろん、植物が好きなら、電車の中でも植物を見たいものですよね? グラビアアイドルの写真集を見るように、今回紹介した植物本を眺めてくださいませ。