オモコロ

 

 

「AV業界って最近マンネリだと思わない？」

 

 

「いや、別に思わないですけど…」

 

 

「そっか。じゃあ今日の特集はここで終わろう。お疲れ様でした」

 

 

「潔すぎるでしょ。もうちょっと粘ってよ！ まあ、特に思わないですけど『思います』。『思います』にするんで話を進めてください」

 

 

「そんなワガママな永田くんのために今日はとっておきの企画を用意したんだよ。名づけて『全く新しいAVのタイトルを考えよう』だ～～～！！！」

 

 

「はい」

 

 

「よし、じゃあここで記事終わろ。お疲れした」

 

 

「いや、すみませんって！ 確かにリアクションは悪かったですけど。あの、でもこれ、一度やってますよね？」

 

 

「？？？」

 

 

「いや記事タイトルにも『2』って書いてあるし。え？ もしかして誰かの特集が落ちた？ 落ちたからスグにできるこの企画でお茶を濁そうってやつ？」

 

 

「？？？」

 

 

「そんで、前やった中で評判が良かった『AVのタイトル決め』をもう1回やってやろうっていうこと？」

 

 

「？？？」

 

 

「ねえ」

 

 

「？？？」

 

 

 

 

 

 

 

■全く新しいAV作りのルール

 

 

1.プレイヤーはカードの山から2枚ランダムにカードを引き、台の上に置く

 

 

2.カードを開き、今まで見たこともないようなAVの設定を完成させる

 

 

3.いい感じのものができるとなんか嬉しいし笑えるので、LOVE&PEACE！

 

 

 

 

それでは全く新しいAV作り、スタートです！

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「常に性交引越しセンター」

 

 

 

 

「ほら、早速めっちゃ良いの出たじゃん」

 

 

「引越し先の床にいきなりシミが付きそうで嫌だよ」

 

 

「でも、引越し業者探してて、この引越しセンターが出てきたら頼んでみたくない？」

 

 

「まあ、正直、1万円くらいなら高くても頼んじゃうと思う」

 

 

「ね？ そういう夢を叶えてくれるAVなんだよ。常性（つねせい）引越しセンターは」

 

 

「そう略すんだ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「媚薬浣腸痴漢ニューヨークに行く」

 

 

「行くな、そんな奴」

 

 

「まさにクールジャパン代表。日本の文化をもっと広めてくれ～！」

 

 

「やめろ！ そんな文化ないから！ そもそも『媚薬浣腸痴漢』って何？」

 

 

「電車の中でいきなり媚薬浣腸を打ち込んでくる奴のことじゃないの？」

 

 

「そいつを『痴漢』として扱うのはあまりに雑だろ。もっと重い罪だよ、絶対」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「家計のためにAV出演 喝！」

 

 

「『家計のためにAV出るなんて喝ですよ、喝！ 楽な方に流れるな！』って張本さんが」

 

 

「いや、正論なんだけど、それを言ったらAVが始まらないです」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「SEXのハードルが異常に低いハコフグ」

 

 

「そりゃそうでしょ」

 

 

「野生だからね。SEXのハードルが異常に低くないと子孫を残せないから」

 

 

「逆にSEXのハードルが異常に高いハコフグを見てみたい」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「レズビアンに囚えられた白菜」

 

 

「一体どうなってしまうんだ…？ 白菜の運命やいかに…」

 

 

「鍋だろうよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「バース・掛布・岡田 早漏トレーニング」

 

 

「阪神の伝説の打者3人が…」

 

 

「バックスクリーンに3連発でドピュピュピュピュ～～！」

 

 

「あんまり実名であることないこと言うと怒られますよ」

 

 

「それを見てた張本さんが『喝だ～！早漏、喝！』って」

 

 

「また出てきた」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「じゅるじゅる奏でる自家製酵母」

 

 

「来たわ、これ。自家製酵母に焦点を当てたAVが今までにあった？」

 

 

「まあ、ないでしょうね」

 

 

「自家製酵母って言葉も何かエロくない？ これですよ、これ。こうやって普段絶対に繋がらないところを繋げるのが、この企画の醍醐味だから」

 

 

「確かに味わい深いなぁ。あと、なんか知らないけど、このAV絶対に熟女モノだな、っていう確信だけはある」

 

 

「全国の熟女AVメーカーのみなさん、次回のタイトルにどうですか？！」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ウチらやりすぎハメられ隊 餓死」

 

 

「やりすぎ」

 

 

「飯も食わずにずーっとやってたんだろうね。来る日も来る日も。『サキ、あんた逃げる気？ ウチらやりすぎハメられ隊だよ！ 根性見せよ！』みたいに声かけあって」

 

 

「そんな日本史に残るやばい事件みたいなAV見たくない。もっと和やかでピースフルなAVが見たいです、僕」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「泣かないでクンニ厨」

 

 

 

 

「これも哀愁があって良いな～」

 

 

「なんだか応援したくなるタイトルですね。なんで泣いてるのか知らないけど」

 

 

 「そりゃあ、めちゃめちゃなクサマンに当たったからでしょ」

 

 

「そっか…。でも矜持を保つために嫌でも舐めなきゃいけないんだ…。頑張れー！ クンニ厨ー！！」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「タオル1枚で帰る！」

 

 

「え？ 男湯に入ったりしないの？ 帰るの？」

 

 

「『私こんなこと聞いてません！！ 帰ります！！』って」 

 

 

「潔いんだけど、それじゃAVにならないんだって」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「世界一ザーメンを大量に発射するおじいちゃーん！」

 

 

「呼ぶな呼ぶな。遠くから呼びかけるな、そんなジジイ」

 

 

「めちゃめちゃでっかい金玉を震わせながら『なんじゃあ～？』って遠くからこっちに向かってくるところからスタート」

 

 

「僕だったらそのシーンでひと通り笑った後、すぐTSUTAYAに返却しにいきます」

 

 

 

 

 

 

＞＞　まだまだ続く！ 誰も見たことがないAVを探し出します！　＜＜