おじさんやジジイ特有のルール無用のパワーコミュニケーション。

イルカ

高校の時、期末テストが終わって友達と遊びに行くことになり

二人で昼間のガラガラの電車に乗っておしゃべりをしていたら、連結部分が開いておじさんがこちらにやってきて
「君たちイルカ知ってる?」と聞かれた。

知ってます。と答えたら百均のファイルみたいなのを出してきて、
今までそのおじさんが集めた新聞のイルカの記事の切り抜きを見せられた。

かわいいでしょう、とかなんとか言ってイルカを褒めた後、おじさんは満足して次の車両に行っちゃった。

そこは知っているか?じゃないんだ

 イルカって海棲哺乳類の方? ギター弾く方? どちらにしてもめちゃめちゃいいな……。電車内ってシチュエーションの変さもいい。「君たちイルカ知ってる?」なんて都市伝説みたいな導入なのに本当にマジでイルカスクラップブックを見せたいだけの人なの良すぎる。コレクションしたら見せたいよな……。

 

おつり

大学生です。書店でレジのバイトをしているのですが、よくお年寄りに話しかけられます。

ある日、結構なお年のおじいさんが本を買いに来ました。
会計を済ませると、なぜかおつりが綺麗に出たことを過大に解釈してくれ(?)「大学生?こんなに理解力があるなんていい大学行ってるんだろうね。なんて大学なの?」と聞かれました。

大前提としておつりがぴったりになる要因は私ではなくおじいさんにあるし、そこまでいい大学というわけでもないし、見知らぬ人に大学名を言うのも怖いので咄嗟に口に人差し指を当て「それは秘密です」と言ってしまいました。

そしたらおじいさんは「私はね、ずいぶん前に〇〇大学を出たんだよ!三流だけどねハハハ」とだけ言って帰っていきました。その後うちの本屋には来ることはありませんでした。

キモおじいでもなければ自慢したいわけでもない…あれは何だったんだろう

私アルバイト

 最高。いい話でも悪い話でもない、ただ印象にだけはやたら残る変な会話だ! ポーズ付きの「それは秘密です」が無駄に芝居がかっていていい。

 

性病

長文失礼します。
1ヶ月前くらいの出来事です。

大学の友人の家でお泊まり会をした次の日の早朝、自分の家に帰るために友人宅近くの飲み屋街のバス停でぼんやりとバスを待っていました。
そこで知らない70代くらいのおじいさんに「お姉さん、さむいねえ」と声をかけられ、バス待ちの間最近のニュースのことや病院のことなどの色々なことを30分くらい話しました。

私自身、バス停でおじいさんおばあさんに声をかけられることが多く、なんでだろうと疑問に思っていたので、話す中で「なんで私に声かけてくれたん〜」と聞いたら、「なんだか目がトロンとしてて眠たいか体調悪いかのどっちかやなと思って」と言われ、こういうのって優しさゆえだったのね……!と驚きました。

ちなみに「優し〜やん」と返したら、「まあ優しいってわけちゃうけどな……」と答えていました。その返答も優しい。

この時話していたおじいさんは、見た感じも話してる感じも70代くらいの人かな?と思うほどしっかりしている人でしたが、実際は90代で病気の関係でもうすぐ視力がほとんどなくなるということでした。
もしかしたら彼がこの人生で初対面の人と顔を見ながら会話できるのは私が最後なのではと勝手にさみしく感じていました。

しかしその後、(場所柄私のことを夜のお仕事をしている人だと勘違いしていたのだと思いますが)「失礼かもしれんけど、性病には気をつけて!」と言われました。
その時は真面目な顔で「そやね〜大事やね〜うんうん」みたいな返事をしましたが、内心私のような弱っちい小娘が同情できるほど弱い人ではないか笑となんとなく少し安心しました。

その後「こんな話してすまん、失礼よな」と何度も謝られながら他の話をしたあと、乗りたいバスがきておじいさんとは解散しました。

別れ際にも「さっきは失礼なこと言って悪かったね」と言っていました。「いえいえ、お大事にね〜」と返事をして、一応住所が推測されないように自宅とは少し違う方向のバスに乗って帰りました。

きっと今でも彼はなんやかんや相手の顔を見ながら「はじめまして」と言うことができているんじゃないかと私は思っています。

異性交遊一切なし

 性病でめちゃめちゃになってしまった知人とかがいたのかもしれない(あるいは自分がそうだったとか)。失礼を承知で警告したくなるほどの何か性病エピソードが人生にあったのかもしれないぜ。優しい性病警告ジジイとして元気にやってるといいな。

 

30歳

小学生の頃、仲の良い友達の家に遊びに行った時のことです。

玄関に座っておしゃべりをしていたら、友達のお父さんらしき人がちょうど帰ってきました。

お父さんらしき人とは完全に初対面だったのですが、私の顔を見るなり「君が輝くのは30歳から。周りは歳をとっていっても、君はそこから伸びる。」と宣言してきました。

今考えると小学生にそれを言うのはめちゃくちゃ失礼だろと思うのですが、当時子供にしては老け顔なことを気にしていた自分にとっては衝撃の一言でした。
私はアザス…とだけ返し、お父さんらしき人はそのままリビングへ、その後話すことはありませんでした。

現在28歳、既に素敵な人生を歩んでるつもりではいますが、ここからさらに輝くのか…と密かに楽しみにしています。

日高屋の汁なしラーメンは通常1.5玉

 なんなんだよ、何が見えたんだ……。でもまあ、子供に未来への希望を持たせてはいるか……。

 

絵の具

確か小学校中学年くらいの時の話です。

両親が働きに出ていたため鍵っ子だったのですが、その日は家の鍵を無くしてしまい、先に帰っているはずの妹も遊びに行ってしまったのかチャイムを鳴らしても応答がなく、団地のエレベーターホールで途方に暮れていると、急に白い髭を蓄えた優しそうなお爺さんに「引っ越しちゃうからいらない絵の具をもらって欲しいんだけど、いる?」と聞かれました。

お絵描きが好きな子だったので嬉しい提案のはずだったのですが、当時私には既に4回ほど鍵を無くした前科があったので、頭の中は両親に怒られる!という気持ちでいっぱいで、なぜか「鍵を無くしてしまって、妹を探しているんです!妹を見ませんでしたか!?」とおじいさんに謎の逆質問をしてしまいました。

当然初めて会ったお爺さんが私の妹を知っているわけもなく、そのことに気づいて余計パニックになり「ごめんなさい!」と告げて走り去ってしまったのですが(同じ小学校の男の子が拾っていてくれて鍵は見つかった)、今でもたまに(絵の具、欲しかったな……)とあのお爺さんを思い出します。

ひらおか

 読んでるだけでいたたまれない気分になってくる話だ。タイミングさえ違ったらみんなハッピーであっただろうに。誰も悪くないのになんか全部うまくいかなかった時の後味の悪さだ。絵の具、誰かもらってくれてるといいな……。

 

近所の図書館でごくたまに古くて捨てる予定の本をリサイクルとして無料でもらえるイベントがあり、それに行った時のことです。

田舎なので、こんなに素晴らしいイベントだけど会場の図書館に来ていたのは5~6人でした。私以外は全員70歳越えてそうな老人ばかりです。

気になる本がありすぎて、私は片手で10冊以上を抱えながらもう片方の手で本を物色していました。

すると隣にいたおじいさんが私に何か言ってきました。私はそれを聞き取れず、本を取りすぎていることを指摘されたのかと思って、口癖なのもありつい「すみません」と謝りました。

おじいさんはまた口を開き、今度は「本を読むのはいいことだ、いっぱい読めよ」といった旨のことを言いました。私はとっさに「ありがとうございます」と答えました。

私は老人が苦手で、普段から無差別に嫌って避けています。だからこのおじいさんの突然の言葉にとても驚きました。けれど、本を取りすぎていることを気持ち悪がられているのではないかと思っていたらいいことだと褒められ、いっぱい読めよと励まされたことがとても嬉しく、帰り道はニヤけてしまいました。

老人のことが嫌いだという気持ちと、老人から感心な若者として褒められたのが嬉しいという気持ちがない混ぜになって、悔しいけれど照れくさい気分でした。

ヘルシーサラダ

 これを機に老人のことそんなに嫌いじゃなくなってくれたら嬉しい(生きてりゃ全員が老人になるから)

 

尺八

線路沿いの遊具が少ない公園で尺八を練習していたところ、知らないおじいさんに話しかけられました。
当時15か16なので、流石に珍しかったんだと思います。(この時に限らずよく声はかけられてました)

おじいさんはもう80年程、合気道?か何かをやっているらしく(詳しくは忘れました)長く続けるのが大事だよという話をしてくれました。

「仕事にするとか有名になるとか、生きがいにするとかじゃなくて、とにかく続ける事が大事」

みたいな事を言っていて、(生きがいもそこに入るんだ)と思いました。

あと『荒城の月』という曲を教えてもらいました、吹けたらカッコイイよ!と言っていたので、好きな曲なんだと思います。

2〜3年経ち、初心者だった当時に比べて大分上達したので聴いてもらいたい気持ちもあるのですが、
私が練習に行くタイミングがマチマチなのもありそれ以降会えていません、元気だといいけどなあ。

かるちぇら

 全ての老人が「続けることが大事」って言ってるし、多分本当に大事なんだろうな。老人になった時「続けててよかった〜」とか「続けときゃよかった」とか、今の比じゃないくらい思うんだろう。生きがいにする必要すらないというのはなんか含蓄があるな。

 

時代ですね〜

高校の帰りに学校近くのバス停で、隣のベンチに座っていたお爺さんに「バス来ねぇなぁ」と話しかけられました。

「あと2、3分で来ると思います〜」と答えると、「お姉ちゃんあの高校の子か!? 昔教頭やってた○○先生知ってるか!? 俺あの先生大好きなんだよ!!」と聞かれました。
曰く、その先生は中学のときの恩師で、学校裏でタバコを吸って怒られたときも、その先生にだけは叩かれなかったそうです。

「他の奴らはシンナーやって頭ダメになってっから、叩かれても平気でいるのよ。でも俺はタバコだけだからよ、耳がキーンってなって立ってられねぇのよ」という話に、困惑しながら「時代ですね〜」と返したのを覚えています。

その後バスに乗ってしばらく経ち、お爺さんが降りるとき、すれ違いざまに「お姉ちゃんありがとね!」と、にこやかに声を掛けてくれました。ちょっと怖いけどいい人だったな〜と思った数秒後、「テメェなんだその態度は!!!! 名前なんつうんだこの野郎!!!!」と、お爺さんの怒号が響きました。
どうやら運転手さんの覇気のない態度が気に入らなかったらしく、「ったくこの野郎……」とボヤきながら去っていきました。いい人だったんですけどね……。

親戚の元ヤンとは仲良し

 ジジイの暴力昔話、最高。今じゃありえない上におそらく本当にあったことだというあたりがかなり最高。返事の「時代ですね〜」の万能さも良いな。

 

 どうせ二度と会わない相手って最高〜!

オー

韓国の利川(陶芸の産地)で焼き物の店に入った時のことです。

素敵なうつわが並ぶ中、突然リアルめな男性器の形の陶器がゴロゴロと寝かせて置いてあり明らかに自立しない形だしなんなんだこれはと思って見ていたら
近くにいた韓国人のお姉さんが「チンチン!酒入れる!一気飲み!」と元気よく日本語で教えてくれました。

あまりの簡潔な説明に「オー!チンチン!」と最低な返答しかできなかったのですが、お姉さんと笑い合った時間は韓国旅行中で一番印象に残っています。

大吟醸ワールドカップ

「チンチン!酒入れる!一気飲み!」景気がいい日本語だ。声に出すと明るい気持ちになる。商品説明のために覚えてくれたのだろうか。

 

沖縄

11月に思い立って、沖縄へ一人旅をした時の話です。

平和祈念公園へ行こうとバスを待っていると、車に乗ったおじさんから「ネーネー(お姉さん)、どこ行くの?連れて行ってあげるよ!」と声をかけられました。

知らない土地で知らない男性に誘われるという、怪しさMAXの状況。私は「もうすぐバスが来るので大丈夫です」と断ったところ、おじさんは特にリアクションもなくそのまま走り去っていきました。

その後、公園の散策を終えてホテルに戻ろうとしたのですが、次のバスまで1時間以上もあります。目的地までの乗車時間も長かったので、「待つよりは……」と思い、2時間ほどかけて歩いて帰ることにしました。

すると歩き始めてすぐ、また「ネーネー、どこ行くの?」と聞き覚えのある声が。見ると、先ほどバス停で声をかけてくれたおじさんでした。

正直に行き先を伝えると、「そんな所まで歩くなんてアホだ。お礼はいらないから乗りなさい」とのこと。同じ日に2回も会うなんて運命かもしれないと思い、警戒しつつも乗せてもらうことにしました。

道中、おじさんは昔西宮に住んでいたことや息子さんの話など、いろいろな話をしてくれました(声質?方言?で半分くらいは聞き取れませんでした)。また、少し寄り道しつつハブ注意の看板や、台風が上陸する崖なども案内してくれ、無事に目的地まで送り届けてくれました。
本当にただの親切なおじさんでした。

ただ気になるのが、案内してくれた崖にあった「自殺防止」プレートが設置された経緯を説明されたことです。もしかしたらおじさんは、一人で歩く私が危なげに見えて、思いとどまらせようとしてくれたのかもしれません。
年季の入った車で運転も荒くドキドキしたけれど、おじさん、あの時はありがとう!

ひらがなにふりがな

 どう考えても警戒するのが正しくて警戒して当然なんだけど、成り行きでついていっちゃった場合のこういう出来事の話好きなんだよな。たまたま大丈夫なおじさんでありがとう。みんなは基本的には気をつけてね。

 

ナンパ

コンサートのために遠征したら、そのコンサートが直前で中止になったことがあります。

どうしようもないので現地で会った友人たちと夕食だけ食べて別れ、なんにせよ宿泊先に向かわないといけないよな…と虚無の心で駅を歩いていました。

駅の中で「お姉さん今暇?」みたいなナンパの常套句で声をかけられ、普段は聞こえないふりで無視するのですが、そのときはコンサートが見られず泊まるだけ泊まって帰る虚しさが大きすぎて、つい立ち止まってしまいました。

それから1時間ほど、コンサートが中止になった顛末から始まる愚痴をその場でひたすら聞いてもらい、多少すっきりしてひとりで宿泊先に戻りました。

そのときはコンサートの中止が重大すぎてなにも考えていませんでしたが、後から思うとよくそんな長時間付き合ってくれたな…と思います。いい人。

ナンパにはついていかなくてごめん

 そこまでいくともう下心を抜きにしても「一回どっかで座って話そう」ってなりそうなものだけど、本当に言い出すタイミングがなかったんだろうな……いい人だから頑張ってほしい。

 

名古屋

名古屋行のフェリーの大浴場で湯船につかっていると、隣のおじいさんから「お兄ちゃんどこ行くんや」と話しかけられ、コミュ障だった私は「名古屋です」というあまりにも気の利かない返事をすると、「それは知ってんねん」とツッコミを入れられそのまま会話が終了しました。

あのとき気の利いた答えが返せていれば、もっと長く話せたのかなと後悔してます。

ジンギスタン

 あ〜〜〜〜こういう経験がいっぱいある〜〜〜〜!! こういう経験の反省会を繰り返してコミュ力って成長して行く気がする。

 

 やっぱり基本的には知らん人って怖い。

ヨッ!😄🤚

中学の頃部活友達みんなで駅近くのカラオケに行こうと言う話になり、駅で数人と一緒に待ち合わせをしていたらどこからともなくやってきたおじさんに

ヨッ!😄🤚

と話しかけられみんなでビビっていたら顔がスッ…と一瞬で真顔になって去っていきました。皆で円になって話していた所に割って入ってきたのでめちゃくちゃ不気味でした。

こっち向いてて怖すぎた

 意図が全然わからなくて怖い……。

 

大学の帰り道、駅のホームで椅子に座って電車を待っていると知らないおばさんに「髪が綺麗だね」と話しかけられました。

ありがとうございますなどと適当に返して会話を切り上げようとしたのに「髪を触っても良いか」と聞かれ、咄嗟にOKしてしまいました。

ちょっと手触りを確認するだけかと思ったのですが、おばさんは手櫛を通すようにして私の頭を撫で、しかも撫で続けたまま「この辺に住んでいるのか、学生なのか」などと会話を続けてきました。
初めての体験すぎて混乱しどう逃げるべきか分からなかったので、なるべく素っ気なく、目を合わせないように、個人情報を渡さないように考えながら会話しました。

その後は電車が来たので適当に別れておばさんとは別の車両に急いで乗りました。
悪意を持った人ではなかったと思うのですが、見知らぬ他人に地肌を触られてる感覚がこんなに気持ち悪いのかとゾッとしたのをよく覚えています。

でっかい枝

 怖すぎる。いっそ撫で返したら嫌さが伝わるかもしれないけど、それで受け入れられたら駅で互いに撫であってる変な二人組になってしまうしな……。

 

湘南新宿ライン

東京の湘南新宿ラインで、恵比寿駅のホームに立っていて、小田原方面の電車を待っていました。
40代くらいの、きれいめなおばさんに話しかけられました。

最初はイヤホンをしていて、気づかなかったのですが、視界の端っこで話しかけている様子だったので、イヤホンを外して話を聞くと、「品川に行きたいんですけど、どうやったら行けますか?」と聞かれました。

恵比寿駅から品川駅なら山手線だな、と思って、「品川なら山手線ですね。違うホームに――」と言いかけた瞬間、

「ここは湘南新宿ライン!!湘南新宿ラインで行く方法を聞いてる!!!!」

と、突然怒鳴られました。周りにいた人も一斉にこっちを見てきて恥ずかしくなりながら、あまりの勢いに、もしかして湘南新宿ラインは色々な行き先があるので品川に行けるのかもしれない、と不安になって乗換案内を調べたのですが、やはり山手線しか出て来ず。「湘南新宿ラインでは行けないですね……」と伝えると、

「もういい!!!!お前は本当に使えない!!!!!」

と言い残して、どこかへ行ってしまいました。

そのこだわりがある限り品川に着くことはないはずですし、あの後品川に行けたのどうか、山手線に何か恨みがあるのか、色々ぐるぐると考えて、その日の仕事はめちゃくちゃ。その後怖くて湘南新宿ラインに乗れていません。

上野東京ライン

 イヤイヤ期みたいなブチギレ方ですごい。

 

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