
ギャップが刺さった話。
職場に厄介なクレーマーが来た時の話です。上司の助けもあって、最終的には何とか帰って頂けたのですが、相手は怒鳴るわ暴れるわで、当時新人だった私はすっかり萎縮してしまいました。
その時、普段はくたびれたサラリーマンという感じの上司が、「大丈夫ですよ。あのクソジジイ、次来たら警察呼んでやりますんで」と薄ら笑いで言っていて痺れました。
その上司は父と同い年だったので流石に何もありませんでしたが、確実に性癖は歪んだと思います。
目にハイライト入ってないキャラ大好き
これのどこが素晴らしいって「大丈夫ですよ」から言葉がはじまってるところが最高。
中学生の頃。私が友達と二人で一つの椅子を使っていたところを、学年で一番頭が良くおしとやかな女子が通りがかり、「片ケツ、こぼれ落ちているよ。」と指摘してきた時はかなり危なかった。
井上手札抹殺
素敵だ。「片ケツ、こぼれ落ちているよ」という言い回しはたしかにめちゃめちゃ賢い人からじゃないと出てこない。こんなにバカみたいなのに。
職場に美少女がいて、部署は違うけどいつも一緒に仕事をするので日々楽しみでした。
ある日私が彼女の部署の上司ともめてその愚痴をこぼしたところ、微笑みながらクールに一言「あぁ、あいつゴミですよ」と返ってきました。
華奢な見た目と「ゴミ」という言葉の強さの対比、返答のスピード感など、一連の完成度が高すぎてあまりの興奮にイライラも吹き飛びました。
恋には至りませんでしたが、今でも時々思い出してはドキドキします。
こんな素敵な思い出ができたのだからゴミ上司よありがとうと思っています。自分が言われたいまである
良い。単純に嫌いなやつの悪口でスカッとみたいな話じゃないところがいいな。美少女の口から出る暴言の対象はなんでもグッとくると思う。名前にもあるとおり。
小学生の頃、私は勉強もスポーツもできてスクールカースト最上位でした
なので、勉強しかできない・運動しか得意じゃないという友達のことは心の中で見下しているクソガキでしたもちろん足も速かったので、運動会では毎年リレーの選手に選ばれていましたのですが、5年生の運動会、1位争いの最中にカーブで曲がり切れずまさかの転倒をしてしまいました
なんとか立ち上がりバトンを渡しましたが、大きく差をあけられ最下位確定です
負けた悔しさ、自分の不甲斐なさ、チームメンバーからの非難されるかもという恐怖でゴール後もずっと号泣していたところ、
隣にいた同じクラスのMくんが「大丈夫?気にすることないよ。けが大丈夫?」と優しく声をかけてくれました
Mくんは正直勉強はイマイチで、クソガキな私の”見下し対象”だったので
『私なら非難するのに、こんなに優しく声をかけてくれるなんて』
『人の価値って勉強とかだけじゃ決まらないんだ』
と一瞬で価値観が揺らぎ、見た目もまったく好みじゃないにも関わらず恋に落ちそうでした。彼がいつも鼻水を垂らしていたから生理的に無理で耐えました
なんとか恋に落ちず卒業式を迎えましたが、卒業文集に載っていたM君の作文がとてもポエミーで素敵で、
『実はすごい才能もあったんだ!』とまた恋におちかけましたもちろんまだ鼻水を垂らしていたのでセーフでした
私のことは忘れていてほしい
道徳の教科書みたいな良い話。まあどんなに良いやつでもずっと鼻水垂れてるのはな……嫌だな……。
中3の冬、当時私の前の席には、男女問わず、教師にも好かれるような癒し系の女の子が座っていました。
ある日の給食の時間、その子は私が少し席を外している間にわざわざ周りの人からスープの具のセロリを集め、私のスープの上にセロリの山を造営していました。
案外子供っぽいところと、いたずらのターゲットに私を選んだという事実にぐらっときました。
どうして恋に落ちなかったのか、自分でも不思議で仕方ありません。
セロリちゃん
「よし、みんなのセロリをあいつのスープにまとめて山積みにしよう」というのがどこから出てくるのか全然わからなくてたしかにちょっと何かくるものはある。いや、わからない。わからなさすぎて恋とかではないかも。

ほぼ落ちたが、なんか冷めた話。
小学生のとき、駄菓子屋帰りのクラスメイト男子と遭遇した際に、冗談で「ちょっとちょうだい笑」と言ったら、するめ(50円)の一番太い足の部分をちぎってくれたことが衝撃でした。
これ一本で20円くらいの価値があるのに!?!?とびっくりし恋するところでした。
別日に私が友人の家でクッキーを作って持ち帰っているところに彼と遭遇し「クッキーじゃんちょうだい!」と言われましたが、あげるには惜しかったので5ミリくらいの欠片をあげました。
惜しい時点で好きではないな……と思い恋には至りませんでした。
たけだ!
相手が理由で冷めたというより、自分の中の物差しがはっきりしてきて冷めたエピソードだ。「あ、良い気がしてたけど自分の中でこいつそこまででもない」とわかった瞬間だ。
大学のサークルで誕生日の人にプレゼントを贈るイベントがあるのですが、私(文学部哲学専攻コース)の誕生日に、哲学好き変人枠の先輩が「我々は誇り高きヘレネスとして〜」と言いながらプレゼントを下さった時には勝手に同類認定されてる〜!と思い恋に落ちかけました。
肝心のプレゼントは「奴隷のしつけ方」という古代ローマ奴隷制を題材とした本で、ヘレネス(古代ギリシア市民)じゃないじゃん、と思ってしまって冷めました。
平民
この前振りさえなければ本自体はめっちゃ面白そうなのに。でも前振りがあったから一瞬落ちかけたわけだしな……。
高校の時、年に5回喋る程度の同級生がいた。
3年の夏、図書室に涼みに行ったらその人が外を眺めてて、前置きもなく将来の夢を教えてくれたから、私も教えた。「絶対叶えような〜俺らなら余裕だろ」と言いながら立ち去る姿がグッときたけど、去り際グータッチで骨同士が当たって痛すぎたのでドキドキが消え去った。
その後卒業まで一度も話さなかったし卒業後も会ってないけど、私の夢は叶ったし、友人から聞いたところ彼の夢も叶ったようで何より。
永田町のエスカレーター長すぎる
最終的に良い思い出として記憶に残ってるっぽいのがなんだか良いな。爽やかな話。
中2の秋、音楽の授業では音楽会の練習だったのですが、私は合奏で彼は合唱のピアノ役でした。
うちのクラスはなんか知らないけどみんな移動教室が遅かったので、早めに移動する私と彼が音楽室で2人きりだった時に彼はピアノの練習をし始めて、それがあまりに上手すぎて好きになりかけました。
一週間後ぐらいに頭皮からちょっと受け付けない匂いがしたので全然余裕で耐えました。
無記名
どんなに他が良くても臭いだけはな。

親切心が刺さりかけたり、向けられた好意が刺さりかけたり。
中学1年か2年の頃の話です。
授業で使ったプリントはノートに貼って保管しなければならず、プリントが少し大きいときは余白をハサミで切り取って貼っていました。そこで切り取った余白部分の細長い紙を折ってジャバラ状のバネを作るのが癖だったのですが、それを見た隣の席の男子が「これあげるよ」と自分のプリントを切った余白部分を私にくれました。
その男子とは全然関わりがなかったため、まさかバネを作るところを見られているとも思わずびっくりしました。それと同時に、知らないうちに私のことを見てくれていたんだ、と感じて少しキュンとしました。
しかし別に手持ち無沙汰だったからバネを作っていただけだし、余白部分は普通にゴミなのでゴミを寄越してくる男子に恋はしませんでした。
侵入経路
どんなにくだらないものでも思春期の頃の異性からのプレゼントって心動くからな。まあ、ゴミだから動いてもこんなもんだけど。
中学生の頃生徒会役員をやっており、全校生徒の前に出て喋る機会が何度かあったのですが、ある日の全校集会の後に友達から「今日あきが前出て喋ってる時、山田が「この人の声って鈴の音みたいだよな」って言ってたよ」と報告を受けました。
山田というのは隣のクラスの男の子で、全然喋ったことのない少しヤンキー入り気味の野球部員でした。
友達は「本当だよ!こんな嘘ついてどうすんの!」とは言うものの、私はその話を到底信じられず、かと言って本人に「オイお前!私の声を鈴の音のようだと言ったというのは本当か!」と問い詰めるわけにもいかず、真偽不明ゆえ恋には落ちませんでした。
が、かなり刺さる評され方だな…と未だに忘れられません。
あき
他人が褒めてたよって話ニチャニチャしちゃうよな。あと山田は褒め方が古風でかっこいい。
職場に新卒の女の子が入ってきて、歳がいちばん近かった僕が教育係になった時の話です。
2ヶ月くらい経ち、その子が手書きで文書を作成してるところに出くわして見ていると、めちゃくちゃ字がキレイだったので
「めちゃ字キレイじゃん、憧れるわぁ」
と、半分口から漏れたくらいの声量で言ってしまっていました。
するとその子が手を止めて顔を上げ、僕の目を見ながら
「私も先輩の字、好きですよ」と。
心がぐちゃぐちゃになった僕はたじろぐしかできませんでした。
その後に「赤ちゃんみたいな字なので」と馬鹿にされました。それすらちょっとキュンとしてたのでやばかったんだと思います。
7年付き合ってる彼女いたからセーフ
二段階で素晴らしいな……どちらか片方でも強力なのに。スマブラでいうと一回打ち上げて叩き落とすみたいな威力があるエピソード。
高3のとき、席をくっつけて物理の授業を受けていたところ、後ろの男子2人がちょっかいを出し合っていたので隣の女子に「なんか後ろすごいイチャイチャしてるね」と言ったら「じゃあ私たちもイチャイチャする?」と言われた。
私は男子なのでびっくりしたが反射で「いやするわけないでしょ」と言ってしまった。あの時いいよと言ってたらどうなっていたんだろう。
メルカトルケトル
しろよ!!!!
私が小学校1年生のときの話です。
ある日、給食を食べるときに使う箸を忘れてしまってしょんぼりしていたら、牛乳当番の男の子が私の机に牛乳を置くと同時に「運が良かったね、今日スプーンだよ」と声をかけてくれました。(カレーやスープなどスプーンを使って食べる献立が出る日には、学校でスプーンをつけてもらえました)
その子のさりげない気遣いや、私を見てくれていた視野の広さに、心臓を撃ち抜かれました。ほかの子が好きだったので、恋にはなりませんでした。
匿名
べつにほっといても助かるけど、こういう声をかけてあげられるのがすごい良い。
高校生の頃なんかのプリントを回収係の生徒に提出しなきゃいけなかったのをすっかり忘れて最後の一人になっていたらしく、回収係の生徒が運動部の声デカい系男子だったため「出してないのあと一人ダレ~?」と大声で教室内に訊いてきました。
当時はシャイだし男子と全然話せないタイプだしでうわ~どうしよう……と思いながらプリントを持って席で悩んでいたところ、隣の席の男子(別に特別仲良くはない)が私の様子に気付いて「貸して」と小声で言ってきたのでプリントを渡したら「俺で~す」とおどけながら代わりに提出しにいってくれました。
回収係の男子に「お前かよ~!……あれ?でもお前出してなかった?」と言われても無言でヒラヒラと手を振り何食わぬ顔で戻ってきました。
今思い出してもスマートすぎるな……恋というより尊敬が勝つ。人間が出来すぎている。
当時は「助かった」としか思わなかったんですけど10年以上経っても未だに思い出すしめちゃくちゃ感謝してます。
A君あの時はありがとう
特別仲良くないやつにもこの親切さ、やって当然と思っているのかもしれない。カッコよすぎる。おどけながらというのがまた良い。
中学2年の時に隣の席の男子と絵しりとりをよくしていた。
絵しりとり以外で喋った記憶がほとんどないから、暇つぶしぐらいの関係値だった。
中3になってクラスが変わってからふと廊下ですれ違ったときに、「ねえ見て」ってわたしの下手くそな絵が描かれたプリントを見せられて、「気に入ったから取っといた」って言われた。
あれからミッキーを見ると変にドキドキする。
なつ先生
少なくとも向こうは好きだろこんなの!!!!
小学生の頃の話です。
昼休みに図書室で借りたハリーポッターと不死鳥の騎士団を呼んでいたところ、仲のいい男子から「これなんて読むの?」タイトルを指さしながら聞かれました。
「ふしちょうのきしだんだよ」、と答えると「よく読めました。すごいじゃん」といいながら頭をぽんぽんと撫でられました。
頭の中にLove so sweetが流れて恋が始まりそうでしたが、その頃の私は櫻井翔さんに夢中だったのでスルーしました。今考えるとちょっともったいなかったな……。
松
こういう小学生のエピソード、普段褒められる時にそうやって褒められてるんだろうなってのが見えてなんか良い。
中学校の修学旅行で訪れた水族館での出来事です。
行った先の水族館はそこまで大きなところではなかったので、小さい魚がたくさん入っている水槽が結構ありました。
少し集合体恐怖症の私は、小さい魚の入っている水槽を見るたびに若干びっくりしながら歩いていました。
すると同じ班の男子が私の様子に気づき、声をかけてくれました。事情を説明すると「俺が先に見て伝えてあげるよ」と言ってくれました。普段はそんなタイプじゃないのに、急に優しいことを言ったところにグッときましたが、それを言った頃には小さい魚がほぼ飾られていないスペースに来てしまい、その約束を発揮する場面が来なかったので、結局恋には落ちませんでした。
あとクラスLINE抜けたことを自慢してるのがダサかった
すごく良いやつなんだけど名前に書いてあるエピソードが相殺するのに十分すぎる。
ギャルの女友達と二人でサムギョプサルやさんに行き、酔っ払いながらしゃべっていたところ、私がふざけて「私が明日死んじゃったらどーする?」とすごくだるい質問をすると
いつもローテンションな女友達がちょっと無言になったあとふにゃふにゃの声で「ほんとにやだ…泣けてきた…」
と涙を流してくれた時。ギャルの涙というギャップと、酔っ払って涙もろくなってる所が可愛すぎて……‼️‼️
色黒のヤンキーと付き合ってるギャルだったのでなんとか耐えました。力士道
まず酒の席の与太話をめちゃめちゃ真剣に想像してくれるのが優しいな。

ナ月











