「あ、もう一押しあれば恋しそうだな〜」という人類を恋のキューピッドが見つけたとする。
弓なんかに頼るからいけない。もう、直接刺そう。
オラーーーー!!!!
死ねーーーー!!!!(キューピッドの言葉で「恋に落ちてください」の意)
どうしたことか、瞬間的に男の皮膚が鋼鉄のように硬くなり、キューピッドの矢は男に傷ひとつつけることができなかった。仕損じたのだ。
いったいなぜ男は助かったのか、気功を使ったとでもいうのだろうか。答えは記事の最後。とにかくこのようにキューピッドが人間を仕留め損ねた時、人間はこう思っている。『危ね〜! もうちょっとで恋するところだったぜ!!』
今回もやるぞ、一瞬恋しそうになった出来事の報告会。恋バナ未満の話を集めて紹介する記事!!
応募してくれた皆様ありがとうございました。本当にありがとう。毎回ドッサリきているので全部は紹介できないことをご了承ください。
毎度のことながら読む前に約束してほしいことが2つあるのでそれだけ守ってほしい。
・「ただし顔が良いやつに限る」等それに類することを思ったとしても言ってはいけない。そういう話はしてないし、身も蓋もないので。
・「これはキモいだろ」と思っても言ってはいけない。自分が恋しかけた話をネットの知らんやつにキモいと言われたら悲しいので。
約束できたら行きましょう。
言葉とか、行動とかが刺さりかけたやつ。
遅刻しそうになった時担任の先生に、「どっちが早く教室に着けるか勝負な!」って言われた時はぶっ刺さりかけました。
でもその先生は前に事故って車を壊していたことを思い出したのでセーフでした。高菜天日干し
大人の無邪気な言動って子供の頃に刺さりやすい気がする。ギリギリセーフだった理由もまだ自分で運転できない子供だからこそな感じがするな。(誰でも事故る時は事故るので)
高三の時、塾の自習室で一人で音楽を聴きながら勉強していた日のことです。
離れた席に別の高校の後輩女の子(話したことはあるかな、くらい)が座っていましたが、ぜーんぜんその女の子のことはなんとも思ってなく、別にその日も特に会話なんかしてないような状況でした。そんな時、たまたま先生が自分に「音楽何聞いてんの?」と聞いて来たので素直に「東京事変です」と答えるとその後輩女の子が「センス良い。」と僕に聞こえる声で独り言を言った瞬間人生で一番心臓の鼓動が高鳴ってマジで恋に落ちるかと思いました。
急に異性の音楽のセンスを褒めるのは法律で禁止して欲しい。
マーフィ
聴いてる音楽褒められるのって人生全肯定されるくらい嬉しいよね。
周囲から真面目さを評価された後で上司に、
「本当はいい性格してるのにね〜僕はかなり〇〇さん(私)の解像度高いと思うんだよな〜」
と言われた時。ばっちり目を合わせてのドヤ顔がぶっ刺さってしまった。
よく考えたら悪口だしあまり的確ではなかったので瞬間風速だけだったが、その後も性格悪いいじりされるたびに小さく頭を抱えている。
本当に高くなってきている
猫かぶってる状態が一人だけにバレてるシチュエーション好きなんだよな。
中学生のころ休み時間に同じ班の4人で腕相撲をすることになりました。ひょろひょろだった自分はソフトボール部の女子に両手を使った上で負けました。
自分が弱かったのもありますが、両手でやっても勝てない彼女がかっこよくてドキッとしました。
その後、成人式の日に久しぶりに会って話したときその子に、「〇〇くんはやっぱり可愛いな〜」
と言われ、数年越しの第二波が来ましたが踏みとどまりました。
女子の可愛いは信じるな。
女子にパワー負けした時のなんとも言えない気持ち! ヒョロヒョロ少年だった者だけが味わえるあの気持ち! 俺もヒョロヒョロ少年だったので女子にパワー負けした時の気持ちをもっと味わっておけばよかったと後悔している。
中学1年生の時のお話です。幼馴染繋がりで仲良くなった女の子になにかを壊されました。
その子はボーイッシュな雰囲気の細身な低身長女子で、それだけでもかなり癖に刺さるような子だったんですが
ある日会話をしていると、彼女の琴線に触れるようなことを言ってしまったのか、突然後ろから軽く首を絞められました(“後ろから首を絞める”で検索すると1番上に出てくる画像の感じです)。私は背が高いほうだったのでやりづらかったのか、少し後ろに引っ張られる感覚。そしてちょっと手加減しているんだろうなー…と分かるくらいの力加減。マジでやばかったです。
ちなみにその子はほかの友達の首も絞めていたり、事あるごとにローキックをかましてきたりする子だったため、恋には落ちませんでした。
鮫寿司
なんかポエミーな話が始まったのかと思ったらめちゃめちゃ暴力エピソードだった。たしかにこれは恋というより何かを壊された話だな……植え付けられたというべきか。
大学時代、寮生だった私は学校から敷地内にある寮への帰宅中でした。すると後ろからゼミが一緒の子が。彼も寮生だったのでなんとなく一緒に歩いて帰宅。
夕日が空を染めて雲まで真っ赤で、うわー赤いー綺麗な空だなーと思っていたら彼が「うわ、すげー!綺麗だな夕日!」と言うではありませんか。
それだけ、別に本当にそれだけだったのに。
空が夕日で綺麗で彼はそれをただ言っただけなのに危なく恋に落ちるところでした。当時付き合っていた彼氏が居なかったらヤバかったです。彼氏はそんなこと言うような人じゃなかったからなおさら惹かれたのかも。
彼のあだ名はキング
それだけとはいうけど、めちゃめちゃ素直で素朴な感性の素敵な人物だぜたぶん。
高校2年生の時、生徒会に所属していました。
夏休みの終わりごろ、生徒会室で同級生の女の子と2人でパンフと景品の仕分けをしていたとき、彼女に「○○くんの手おっきいね!」って急に言われました。
自分でも自覚してるくらい僕の手は大きいのですが、そのあと1分ぐらい手を触られたり大きさ比べをして遊んでました。あのときのキラキラした目とお日さまみたいな笑顔は今も覚えています。
僕が潔癖持ちじゃなかったら落ちてたと思います。
泣き
まあ、潔癖持ちなら仕方ないな……。
高校の時、グループワークの男子でNARUTOの話をしていたら隣の席の真面目な女の子が火遁豪火球の術の印を結び出した時おもしれー女…となり危なかった。
数ヶ月後、世代じゃないし絶対通じないだろうなと思いつつ「寒すぎてブルブルスターだね」と言ったところ、「カービィ64?」と返事された時も危うかった。
園田ゆこ
オタクってオタクネタが通じただけでちょっと落ちそうになるよね。(と書きながら逆襲さんの記事に投稿した自分の話を思い出した)
高校時代のある日、隣の席だったクラスの中心的な女子が、「最新のiPhoneを買ったから見て!」と自慢してきた。「へえ〜ええなぁ。」とほめていると、その子は自分の制服の胸ポケットを指差し「はよ返して。」とイタズラっぽく笑いました。
童貞だった僕は、動揺がばれてはいけないと、必死に真顔を作りながら、彼女の胸ポケットにiPhoneを入れました。
iPhoneがまだ軽くて小さい時代でよかったです。今の最新のiPhoneなら震えで、落としていたかも。
ろってせん
選びながら声出た。なんだこの良すぎる思い出。ずるいぞ。