
とにかくなんかが大変刺さりかけた話。
異性の幼馴染の話です。家が隣同士で小中学校も同じだったので毎日一緒に登校していました。
同じ漫画好きということもあって自室の窓から漫画やDVDの貸し借りをしたりしていたのですが、今思い返すとどう考えても青春すぎるし、自分の思い出なのに当時の自分が羨ましくて仕方ないです。
中3の夏に彼に恋人ができ、私だけ一人で登校せざるを得なくなったのに爆裂にムカついたので恋には至りませんでした。
私はいまだに独身
憧れのシチュエーションすぎてムカついてきたけど全然ここからこうなるパターンもあるんだ……。
小学3、4年生の頃、仲が良かった男子、K君がいました。
よくその子に私が着けているかわいいデザインのピンをつけてK子ちゃん呼びし女の子扱いする、というちょっかいをかけていました。別に好きとかではなく、ただ楽しいからやっていました。4年生の春頃に私が遠くに引っ越すことになり、クラスのみんながお別れ会を開いてくれました。
放課後、教室から出て帰ろうとした時、K君が泣いているのが見えました。
腕で顔を覆い、立ったまま泣いていました。その時は何故か特に何も感じず、そのまま帰ってしまいました。夕焼けの逆光に照らされたその光景がやけに頭に残り、今でも鮮明に思い出せます。私との別れが寂しくて泣いていたのかは分かりませんが、あの時K君に話しかけていたらなにか変わったのではないかとふと思います。
おかげでなにかに目覚めました
良い話から投稿者名で一気にフェチの話になったな……。
高校生の頃、男女混同のグループ活動で机を給食みたいな形でくっつけて作業してたとき、机の下でローファーのつま先が向かいに座っていたクラスのお調子者の異性のつま先に触れた。
どちらの身じろぎで触れたのかきっかけがわからないけど、確かに触れているなという感覚はしっかりあって、なぜかどちらも足を引っ込めたりせずにつま先だけずっと接していた。
つま先が触れてるなと思いながら作業を続けてしばらくたち、ふと顔を上げると頬杖をついたままチラと目線だけ上げた彼と目があった。
あ、と思った瞬間、彼はそのまま目線を手元のノートに落として、声を出さずに悪戯っぽく笑った。
何かがつま先から駆け上がってきたような感覚があったけど、普通に他に好きな子がいたので好きにはならなかった。
ユートピア
最高だ。例文にしたいくらい良い。特に最後の一文が良いな。
私が高校生だった頃の話です。
当時、電車代節約のために学校まで1時間ほどかけて自転車で通っていました。
下校中に喉が渇き、アイスでも買って帰ろうと思いコンビニに寄ると、そこで同じクラスの男子がアルバイトでレジをしていました。
学校付近のコンビニではなく、自分の家に近いコンビニにまさかクラスメイトがいると思わず少しドギマギしながら商品を受け取り、アイスを食べながら帰りました。
食べ終わったアイスの棒に「当たり」と書いてあり、何か運命的なものを感じてかなりぐらつきながら帰ったのを今でも思い出します。
無記名
これも最高。運命的なものは感じるけど、まあよく考えたらべつにそこまでではない温度感も完璧だ。ここで終わりなのがいい。
僕は男なのですが、高校生の頃に仲がよかった男友達がおもむろに制服の黒いベルトを外したと思ったら僕の首に巻いて(犬のリードのように持ちながら)「こりゃいいペットですな」と言い放ちました。
コイツヤバとは思いつつそこまではいつものおふざけだったのですが、その様子を遠くから見ていた女子が写真を撮っていたらしく、後日その男友達のスマホのホーム画面がその時の写真になっていて何かが歪みそうで危なかったです。
寿司ステーキ
「もうちょっとで危うく恋するところだった」って「性癖歪みかけた」とかなり近い言葉なのかもしれない。
学童に入っていた小学3年生の冬のエピソードです。
私は1人で黙々と少女漫画(確か聖ドラゴンガール)を読んでいました。
その後に電気設備点検の説明ため学童のスタッフが全員配電室へ行ってしまい、部屋には恐らく年上の男子と2人きりに。それには少し戸惑いましたが何も声を掛けられる事は無く、ずっと黙って漫画を読んでいました。しかし次の瞬間部屋の電気がぷつっと切れ、暖房その他諸々の電気が切れました。急な出来事に驚きましたが電気は切れたまま。
部屋はどんどん寒くなっていき、冷え性で寒さが苦手な私は部屋の中央にあるこたつに退避。その男子も同じこたつに退避しました。
面と向かうのが恥ずかしかったので仰向けに寝たらあちらもそうします。そのまま2分ほど経過、何を魔が差したのか私は彼の足にちょっかいを出し始めてしまいました。
そうしたら彼は私の足がまだ冷たい事を察し足で私の足をぎゅっと温めてくれたのです。その瞬間私は今まで感じたことの無い感情に襲われました。顔も名前も知らない人にときめいたのは確かです。
私はこの時間がずっと続いてととにかく願いましたがその少し後に電気が付き、スタッフが帰って来ました。電気が消えたのは試験的な物だったそうです。
彼は足をぱっと離しこたつから出て読書に耽り始めました。親の迎えが来た時に少しだけ彼の顔を見ました。眼鏡をかけた美少年でした。
その後彼と会うことはもうありませんでした。その年に卒業してしまったのか転校してしまったのかはもう分かりません。
リーフ
この時読んでいた漫画のタイトルまではっきり覚えているのが出来事のこびりつき感を表していて良い。
小学校の頃、牛乳瓶のラベルを綺麗に剥がせる事を自慢していた男子から、私の剥がしたラベルを見て「お前も上手いやん!俺が王ならお前は女王な」と言われグッと来てしまいました
ただそのラベルは誰でも綺麗に剥がせるように出来ていて、私の他にもラベルの神やらラベルの釈迦が居たのでなんとか冷静になることが出来ました。
うにまる
二人の世界ではないけど、まあ対である特別感はあるな……。どの称号が一番上だったのか気になる。
中学の頃の女友達のバイト先のバーに遊びに行ったときにお客さんは僕以外おらず、マスターとも仲が良かったのでサービスで賄いを出してくれた。
友達は僕の横に座り、普通に賄いを食べていたけど、僕はいい感じにおなかがすいてたので賄いをがっついていたら、その友達が「やっぱり男の子だね…」と言ってきて何とも言い難い感情になった。
わしゃわしゃ。
良いな〜こういう「今、男の子だと思われている」みたいな話に弱い。だからどうだというわけではない「男の子だと思われている」だけなんだけど。「男の子」って言い方がまたちょうどいい。
高2の頃、席が隣だった女子がさらっとした感じの人で、朝教室に来たら友達プラス自分の周りの席の人にもちゃんと挨拶をする人だった。
高1でも同じクラスという微妙な距離感であったが、オドオドと返すのも癪だったのでちゃんと返していたところ「『おはよう』を相手より早く言った方が勝ち」という競争を持ちかけられた。恒例といった様子でもなさげだったので、ライバルとして認められたようで少しこそばゆかった。
もう1年早くかつ他に好きな人がいなければこんなルートもあったのかなと思った。米津玄師スマブラ参戦
「登校して一番に意識し合う関係」と呼ぶしかない関係の甘酸っぱさで唾液出てきた。
高校生の頃
学校から帰るのに自転車を出してた時、職場実習で登校はしていなかった後輩(確か学校と家がわりと近かった)に話しかけられて、「なんでいんの?」って訊いたら「先輩の姿が見えたんで」って言われた時
偶然通りかかったんだと思うけど、かなり嬉しかったので今も時々思い出す
ばらまき
ただ居るだけで寄ってきてくれる存在嬉しすぎる。懐いてる犬や猫とかがやってくれるやつ。
好きなタイプがちょっとダメな人でいつも上手くいかない私が友達に、彼氏のことで悩み相談をしていました。
2人でひとつの布団に入って電気も消してお互い天井を見ている状況で、「私さ、もしかしたら女の子と付き合った方が上手くいくのかもって、ちょっと思ってたんだよね。」と言ったところ、「何それ、早く言ってよ。そしたら告白したのに。」と返されました。
両方女子だったしそれぞれ彼氏もいたし、「百合漫画だ笑」と笑い合ったのでもちろん冗談でしたが、シチュエーション的には何かあってもおかしくなかったです。
七変化船長
お互い恋人がいなくて「ちょっと一回試すか」とやっていい状況だったら全然恋してたんだろうな〜これは。
顔面がドタイプな人と1日に3回くらい考えてる事が完全一致してその度に恋が頬を掠めてる、危ない。
無記名
かなりおめでたくて好き。
中学校の頃、どこかで誰かが手に入れた官能小説が生徒の中で回し読みされていました。
私も例にもれず多感な時期で読みたいと切望していました。数日後、クラスのギャルの手元にわたっていたようで
ギャルから読めない漢字があると相談されそのまま一緒に官能小説を読みました。
文庫本を二人で読むことに加え官能小説なので私の頭はショートし、なぜか如何に効率よく読み進めるかばかり考えていました。その後そのギャルとは不仲になるようなことは無かったですがどうやら夜の世界へ羽ばたいてしまったらしく学校にもほとんど来ず接点が無くなってしまいました。
今でもあの時の胸の高鳴りと文庫本の片方づつを持って読んだ時のぴったりとくっついた右側の肩は忘れられません。
おふとりあそばせ
「なぜか如何に効率よく読み進めるかばかり考えていました」というのが良いな。エロさを感じてしまっていたらこの時間はもっと早く終わってしまっただろうし。
2ch(当時)のVIP板でボッチ同士ID交換しあおうぜ的な馴れ合いスレでたまたまLINE交換した友人が、風邪を引いて辛いし寂しいというので、LINEで会話をしていました(通話ではなくメッセージ)。
孤独感を癒やすために同じ音楽を同時に再生しようという流れになり、あのアーティストのこのアルバムは持ってる? とお互いの手持ちを探りながらジュディマリのベスト盤を再生することに。
歌いだしやサビの歌詞をお互い投げ合ったり、曲の思い出を語ったりしていると、何故か違う曲の話になり、
調べるとベスト盤にも種類があって微妙にズレが出ることがわかり、うまくいかないねーと笑いあい寂しさは紛らわせることができたようでした。それぞれ東京と京都に住んでいたのもあり、恋愛関係にはなることはありませんでしたが、恋人同士っぽいことしてんなーと思いました。
その人とは、今でも何故か正月だけLINEする謎の習慣があります。
今はYUKIが好き
馴れ合いスレで生まれる馴れ合いにもこんな良いものがあるんだ……。
小学生の頃、一緒にFPSをやる仲だった男子と「魚の名前でペアネームしよう」と言われ、私がフクロウナギで彼がワカサギになった時。
フクロウナギ
良すぎ。
皆から教えていただいた「あっぶねえ〜! もうちょっとで恋するところだったぜ!」みたいな話今回はここまで。
第7回もやりたいので応募フォームを貼り付けておきますね。ギリ恋しなかった出来事があったらここから教えてね。今回送ってくれた人もまた送れるぞ。注意書きはよく読んでね。
あと、試験的に「不本意ながら完全に恋した」場合の話も集めてみようと思うので、あればこちらから……記事にするかはわからないけど……
お知らせ!!!!
この記事シリーズ「もうちょっとで危うく恋するところだった話集」が『もうちょっとで危うく恋するところだった』として書籍化!!!!(書籍のタイトルは「話集」がつかないぞ!)
1/20発売!! もうすぐ!!
記事版から選りすぐりのエピソードに加えて、送っていただいたけど記事で紹介できなかった未公開エピソードもそこそこの数掲載させていただいている!!
書影も見せよ。

イラストは漫画家の紙魚丸先生!! 表紙だけでなく30点以上イラストを描きおろしていただいている。

こんなのとか。

こんなのとか。
さらにオモコロライターから3人ゲスト寄稿がある!!!!

ありがとう!! 彼らの恋しかけエピソードを見逃すな!!
買ってね!! 頼むから!!
前回の記事はこちら

ナ月




オモコロ編集部






