まず初めに、予備知識を2つ。
こんにちは、のぎへっぺんです。
皆さんは自宅にインターネット回線を引いていますか?また、引いている人は最大何bpsの回線を引いているのか把握していますか?
把握している人は回線の速度テストをしてみてください。(数秒で結果が出ます)
恐らく、回線の速度テストをして最大値のbpsが出た人はいないと思います。
俺は最大1Gbpsの回線を引いているのですが、回線の速度テストを行うと290Mbpsという結果が表示されました。
ちなみに、接続している機器は計測に使ったパソコン1台で、なおかつ無線LANもオフにして有線接続1本に絞った状態での速度テストです。それですら290Mbps止まりなのです。
一体なぜ最大値を出す事が出来無いのか、それには複数の理由があるのですが、その1つに電波干渉というものがあります。
インターネット回線を不安定にしてしまう厄介な電波干渉。しかし、実は身近なアレを使うだけで簡単に防ぐ事が出来るのです。
では、その身近なアレとは一体何なのか。それは……
アルミ箔です。
アルミ箔の電波遮断能力は本当に優秀で、スマートフォンをアルミホイルで包むと圏外になる程です。という事は、きっとアルミ箔なら家電製品から発せられる電波も遮断してくれるのではないでしょうか。
さて、アルミ箔の電波遮断能力について軽く説明した訳ですが、それを踏まえると1つの疑問が生じました。
実際にやってみる
これから実際に部屋をアルミ箔で覆う訳ですが、恐らくとてつもなくダルい作業になると思います。
少しでも隙間があると隙間風のように電波が入り込んで来るので不安な箇所はアルミ箔を2重にする必要がありますし、作業中にアルミ箔が破れる度にいちいち隙間無く修復しなければなりません。
この検証を成功させるには覚悟が必要です。
果たして俺にそんな覚悟があるのか、今から自分を試そうと思います。
まずは検証を始める前に、大きな障害物はなるべく取り除きたいので、
ベッドを捨てました。
そして、大切な物がたくさん置かれているデスク回りも容赦無く検証しやすい形に変えていきます。
例えば、友人と撮った大切な記念写真も、
こう。
頑張ってバイトをして買った13万円のギターも、
こう。
1日に15個は食べる大好物のガムも、
こう。
ついでに、「部屋をアルミ箔で覆ったらやってみたい事」をまとめたメモをポケットに入れてモチベーションを高めました。
これだけ出来れば覚悟は充分だと言えるでしょう。それでは早速、部屋をアルミ箔で覆っていきます。
最初に、床にアルミホイルを貼り付けます。
そして、アルミホイルを何枚も重ねて床全体を覆い、隙間は両面テープとアルミテープを使い分けてしっかりと留めます。
そうすれば机の脚などにも柔軟に対応できるので、かなり便利です。
次に、サバイバルシートと呼ばれるどデカアルミ箔を用意しました。
アルミホイルと違って耐久力があるので、やり直しや修復が大変な壁や天井を覆うのに使います。
この調子で、モニターやキーボードやマウスなど(今回の検証に欠かせない物)を除き、部屋中の全てをアルミ箔で覆い続けました。